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330 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/20 08:36:27
「もしもし」
『あ……えっと』
「……もしもし?」
『あ、佑子さん、は?』
「は?」
『佑子さんは……ってか、キミ息子さん?』
「そう、ですけど」
 何だこいつ。
「あ!」
「あ、母さん」
「ちょっと待ってあっちゃん。電話、代わる」
「なんか変な電話だよ?」
「いいから。あ、じゃあ2階ので取るね。いいって言ったら、置いて」
 母さん? しばらくして。
「あっちゃん、いいよー」
「あいあい」
 がちゃん。……なんだろ?まあいいか、さみいさみい。
「失敗失敗、あはは」
 しばらくして、エプロンを外しながら母さんが降りてきた。
「……ねえあっちゃん。母さんちょっと出かけてくるからね」
「えー。おかゆあっためてくれるって言ってたじゃん」
「洗濯で忙しかったの。あっためるくらいできるっしょー?」
「つーか、どこ行くの」
「んー……買い物。なんか美味しいもの買ってくるから、ね?」
「あい」
「っていうか、あっちゃんもちゃんと寝てなさいよー。まさかサボりじゃないでしょうね?」
「ちがうってば。……んじゃ、おとなしくおかゆ食って寝ますわ」
 母さんはそれ聞いて、奥に引っ込んでガチャガチャと。その間におかゆあっためて。さすが母さん、うめー。
「んじゃ、行ってくるから。ガスちゃんと止めたー?」
「止めたー。おみやげよろしくー」
 食卓からちょっと振り向いて。あ?
 へえ。母さんの髪、あんなに長かったんだ。いつも結んでるからわかんなかった。
331 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/20 13:23:17
名作の予感・・・・
332 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/20 21:56:28
「さて……おおうっ」
 部屋に戻ろうとして立ち上がったら寒気。今年のカゼはたちが悪ィ。
「えっと。たしか……父ちゃんらの部屋に」
 薬箱は「危ないから」と夫婦の寝室に置いてある。そんなに子供じゃないんだけどねー。
 がちゃり。ここも寒っ!早く薬飲んで寝るぞ。薬箱は……。
「あ。いいモン見っけ」
 前に母さんが寒い時によく着てたちゃんちゃんこ。「ババくせえ」っていったら着なくなったけど。
「なんか重いな……でもあったけー」
 ますます病人なビジュアルになる俺。あとは薬。
「ないなー……もしかしてタンスの中かよ」
 部屋の一番でっかい衣装ダンスを開ける。んで、ソッコーで見つける。
「あったー。あー頭痛ェ……かぜ薬はどこだぁ?」
 あ。
 がちゃん。
 やっちまったー。薬箱落としちまったー。頭ふらついてるとロクな事ないね。
「片づけんと……おろ?」
 薬箱の下に、小さな本。「Diary」って書いてある。これくらいなら俺の学年でも読める。

 見るでしょ?見るよね。よって、見る。

336 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/21 20:41:54
12月28日
おたがいに「ゆう」だって。待てよ?相手は偽名って可能性もあるのかー。 じゃあ、本名名乗ったわたしの致命的ミス(笑)!?
1月1日
今年もパパとあっちゃんが健康でありますように……とかいいつつ、初詣に出かける前のTELにはびびった!
番号伝えたけどこんな時間にかけてくるなよっ!おばさん怒っちゃうぞ!あせっちゃうぞ!
でも「おめでとー。俺が初めて?でしょでしょ?」の言葉には、うーむ……アリだな。
1月5日
会えないって。なんどもいわせるな
1月10日
ヘンなことに使ってるらしい。写真を。写真でもきれい!とかいわれると困る。まー声は自信があるんだけどね。
1月20日
彼女でもできたかっ!?おばさんをヤキモキさせやがって!もー知らん!電話来ても無視!
1月22日
携帯買おうかな。でもあっちゃんにダメっていってるからムリか。
1月23日
そういう言葉は彼女にいうもんだ。ダンナも子供もいる女にいっちゃいけないよー!焦る焦る。
2月5日
愛してる と キスしたい って どっちが効く?今のわたし には
2月10日
会ってきます。説教してきます。
2月11日
・・・・・・・・・げ。生徒手帳に「悠」。あっちゃんと同じ歳。こりゃー、ちゃんと教育しちゃらなあかん!
2月12日
された。急に来た。それもファミレスで。 ドキドキしてはいけない。妻として母として。 でも なにもいえなかった どうしてだろー
2月15日
4日TELなし やばいやばいやばいやばいやばい!
2月16日
プリクラ内でされる。明日も、とかいわれる。きっと出かけてしまうわたし。 だれが とめる?


340 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/22 00:37:37
 ちょっと待ってくれ。どーいう事?
 日曜日の朝、新聞の投稿欄見てゲタゲタ笑う母さんが。「冬ソナ拒否!見てハマッたらおばさんじゃん!」っていう母さんが。
 でも氷川きよしは好きで旅番組見てホロリする母さんが。「初恋の話聞かしちゃる」とか酔ってからむ母さんが。
 U.F.Oの振り付けを覚えるに至らなかったと後悔する母さんが。
 でも短大生の頃地元のスーパーのチラシに出た事がある母さんが。
 山口県出身、旧姓『浜』である飯田佑子35歳が……何したって?

 初詣に出かける直前、たしかに電話が鳴ったぞ。母さんが取ってすぐに「2005年初間違い電話だわ」だと。
 写真って何よ?ヘンなことってまさか。
 父さんや俺がいる母さんに、そいつは何ていったんだ?
 んでもって何会ってんだよ!無視するんじゃなかったのか?
 お、俺と同い年!?今度中3!?
 ……された、って何をさ?

 もうダメだ。ぜーんぶカゼひいた俺の妄想に違いない。あんな日記なんてなかったんだ。うん。
 時間たたねー。頭いてー。教育テレビ面白い番組やってねーかな?午後じゃダメか。

『んー……買い物。なんか美味しいもの買ってくるから、ね?』

 うわ。もしかして今も会ってんの!?
341 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/22 20:54:01
 普段母さんが何してるかとか考えた事なかった。たまたま今日俺がカゼで休んだから。
 でも電話かかってきて、なんか若い感じの男の声で。
 母さんはすぐに出かけてった。髪をきれいにして、着飾って。

 浮気かよー。あー、なんかムカムカする。マジで?
 去年の年末から、その悠とかいう俺と同い年の子と……ああう。
 違うな、全部母さんの妄想。最近家で一人でつまんないから、そういう妄想を日記に書いて、とか。
 ……つまんないから、浮気してんのか……?

 気がつけば頭痛は治まってた。窓の外、真っ暗。時計は……6時48分。
 下で物音がする。帰ってきた!

「おう。カゼどうだー?」
 父さんかよっ!
「どした?」
「いや、別に。カゼは、治った」
「そうか……牛乳飲むか?」
「いい。あ……母さんは?」
 頭痛くなくなったけど、胃がいてぇ。
「んー?まだみたいだな。買い物だろ?」
 5時間、家出てんだけど。買い物……買い物だったらいいなー。

「ただいまー!……あー、遅くなっちゃったねー」
 うわ、帰ってきたよ……どっから?

346 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/23 19:49:59
「遅かったな佑子。どこ行ってた」
 もっという事あんだろうが父さん!俺だったら……あれ?なんていえばいいんだぁ?
「んー、前から中野さんの奥さんとデパートに行く約束してたの。したらデパートで久々に春日の山辺さんと会っちゃって」
 デパートとスーパーの買い物袋をどかどか置きながらしゃべる。証拠隠滅のつもりだろうけど……あの電話は中野さんからじゃないから、明らかにウソじゃん。
「おお、山辺さんかぁ。元気にしとったか?」
「あ、うん」
 絶対に、山辺さんとかいう人には会ってない。遅くなったいいわけに決まってる!
「おー、わが息子はもう起きて大丈夫なのかー?」
 ニコニコしながらこっちに来る。髪、いつもみたいにまとめろよ。くそう。
「お」
 俺の髪をかき上げて、おでこをこつん。
「……熱、下がったみたいじゃん。明日、ガッコ行ける?」
 おっきな目が、俺の目を見てる。唇が動いてる。なんか……かいだ事がない匂いがする、ぞ。
「……行く」
 でも、心ん中にあるうじゃうじゃした物の1%も言葉になんない。フツーに「行く」っていっちまった俺。
「そっか。いい子だあっちゃん」
 離れた。日記を信じるなら、おとつい悠って奴にどこかのプリクラ内でキス以上のなんかをされた母親が、離れた。
「あ。ブロッサムのプリン買ってきたよー。あっちゃん好きだったっしょ?あとで食べよ」
 買い物袋から野菜やらなんやらを取り出しながら、なんか嬉しそうにしゃべる母さん。
 納得、いかねぇー。

「ねぇパパ」
「んー?」
 まだカゼを引きずってて、あんまりおいしく感じないメシをもそもそ食べてる時。
「携帯、買っていい?」
 ぶっ。
「あ、大丈夫だよ。あっちゃんも欲しがってたから一緒に買ったげる。家族割とか、そーいうのもあるし」
 うわー。
「安いのかぁ?」
 いやいや父さん、そこじゃないでしょ本題はぁ!
「ん。いろいろプランもあるみたいだし。なんとかなるよ?よかったねあっちゃん」
 もう既成事実ですか……で、いやに嬉しそうな母さん。その携帯で、誰と話すんスか?

353 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/24 18:45:20
 いやもう実際、布団に入っても寝られんし。
 目つぶれば父さんに了解もらって携帯買う事になった母さんの嬉しそうな顔が浮かぶし。
 でもって見た事もない、俺と同い年だっていう「悠」って奴が母さんと一緒にいる光景も。
 顔はぼやんとしてるんだけど、携帯で話したりファミレスで笑い合ったり腕組んで歩いたり……うわあ。

 朝ー……寝たか寝なかったかわかんない時あんじゃん?それ。で……寝なかった時に思いついた事いっこ。

「おはよー、早いな。どう?カゼいい?」
「ん」
 いつもどおり過ぎて、逆に警戒してしまう母さんの表情。気のせいだったら最高なんだけどなぁ。
「ちょい待ってて。もーすぐゴハンできるから」
「ん……服、探してくる」
 よたよた歩く演技。んで、廊下に出たらダッシュ!めざすは……日記!読んで気持ち悪くなったのに懲りずに読む!

2月17日
ケータイを買うことに。今日とった写メ送れないやん! っていわれたからっス
……とられたねー見事に。ノリだったからとはいえ……パパ、あっちゃんゴメン!
ポラロイドカメラ持ってくるとは用意のいいやつめ 記念、ってのはマズイよねー

これはどう判断したらいいのか……ま、胃が痛くなったのは事実ー。
で、写メとポラロイドに何を撮られたっ!?俺と父さんにあやまらなきゃいけないような写真ですかいっ!?
そしてそれを記念だとおっしゃる。母さん、カンベンしてくださいよー。

「あっちゃーん。制服ならここ出してるよー」
 うわお。あわてて日記を直し居間へ。浮気の証拠がドンドン出てきてる母さんのいる居間へ。
 くそー。そのあたりまえの顔がめちゃめちゃ腹立つんだけどな。

360 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/25 21:27:34
 学校へ行ったけれども。
 現国の山ベンの授業より母さんの笑顔。英語のチョナンの授業より母さんの日記。志賀のエロ話より母さんのナゾの写真。
「……わりい、やっぱ保健室行ってくるわ」
 サボるつもりじゃなくて。ふだんはマジメな学生ですしー。マジで頭が痛くなったのですよ。
 それがカゼのぶり返しか母さんの浮気疑惑のせいなのかわからんけれども。

 保健医鎌ばぁに熱を測ってもらう。37度。高め。
「今日も帰れ。いまいち治ってないみたいだぞ?」
 ジャージに白衣などという、男子生徒を全く無視したファッションの鎌ばぁがいう。多分母さんと同じくらいの歳だろうが。
 んで、いう通りにする。フラフラしながら「浮気当確寸前」の母さんがいるわが家へ戻る。

 とかいってたら。母さんいないし。午前11時4分。微妙に疑惑を生む時間帯。買い物にゃまだ早いでしょー?
「ヤバイってば、母さんよぉ……」
 また頭が痛い。薬はさっき保健室でもらって飲んだからもう飲めぬ。
 なるべく考えないようにしようキャンペーン始まる。っていうか始める。
 いいじゃん!浮気上等!……まではいかんけど、見てもない相手やら写真とかで気分悪くなったりするの嫌。カゼひきだからなおさら。
 そうと決まればあったかくして寝るのみ!あったかいものあったかいもの……あ、あのちゃんちゃんこだ。もう母さん着ねえだろうし。
「……あったー」
 昨日と同じ、鏡台?の椅子にかけてあった。綿が重いけど着て、いざわが部屋ー。

 ベッドに潜り込んで気づいた。気づいちゃったんだよ、しょうがなく。
 ちゃんちゃんこのポケットに、何か入ってるって事をさー。

364 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/27 02:58:31
 ポケットに手をつっこんで、指先でさわる。だいたい1センチくらいの厚みがある、なんかの束。
 なんかっていうか、感触でポラロイド写真だってすぐわかったんだけど。
 つまりは……これが日記に書いてた「悠に撮られた写真」なわけで。記念にとっといた写真なわけで。

 見たら、胃が痛くなったり気分が悪くなったりするのはわかってんだけど……しばらく指先でつかんだまま迷う。
 まずは出してみよう。んで、そこでまた考えよう。うん、そうしよう。

 7枚ぐらい、か?いち、にい、さん、しい……7枚だな。
 俺と父さんにあやまらなきゃいけないような内容かもしれないんだぞ?見るか?見るのか俺?
 ……うりゃ!

 1枚目。暗いかんじ。どっかの室内で、母さんが写ってる。立って、マイク持ってなんか歌ってる。
 恥ずかしそうに手のひらを撮ってる奴に向けてんだけど、顔はうれしそうにしてて。カラオケボックス、だろーなー。
 2枚目。ほぼ同じようなアングルで。今度は手を出してない。マイク持って歌ってて。でも、カメラのほうを見て笑ってる。

 ここまでは、許容範囲?まあ、友だちとカラオケに行って撮った、みたいな感じ。多分かべの張り紙とか見たら、やっぱカラオケボックス。
 ほっとしたのも事実。まぁ微妙な感じもあるけれども。でも安心して次の写真を見ていいのかぁー?

367 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/27 21:28:48
「ふう……いまんとこ、セーフ」
 実際、運がよかっただけかもしれん。たまたまTHE証拠写真にならんかっただけという可能性も。
 でも、どっかで信じてる息子としての俺もいるんだよねー。
 家族の知らない若い男友だちとカラオケに行った「だけ」で、少し悩んでる母さんっての、ちょびっと信じたい気持ち。
 だから、3枚目も……見る!

 ありゃ拍子抜け。少なくともエロくはない写真。母さん(?)が両手で顔を隠してる写真。アップ。
 唇だけ見えてて、微笑んでる。あー、考えたことなかったけど歯ならびいいね母さん。
 でもさ……これってどういう意味がある写真よ?撮った奴の気持ちがサッパリわからん。
 なんか意味があるから撮ったんだろ?んでもって顔を隠しててでも嬉しそうな母さん。
 だから1、2枚目の時より不安になって。さすがに、ちょっと手が止まったよ?

 でも、4枚目も、見るんだよねー。

 んで、見なけりゃよかったって思うんだよねー。それ正解。
 はい。キスしてましたよ。アップ、かなり唇に近いほっぺたに。母さん少し顔を斜めにしてフツーに笑ってます。
 相手の顔も、初めて写ってて。なるほど、茶髪だけど俺と同じくらいの歳の奴だー。うわ、胃が痛ぇ。
 この4枚目で終わっとけば、まだ後戻りできたのかも……見ちゃった、けどね。

373 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/02/28 19:19:41
 俺よりガキっぽい顔して、見ようによっちゃ女にも見えるような「悠」っていう奴。
 母さんにほっぺたキスされながらも、余裕の表情。こいつにも同じぐらいの歳の母親がいるんだろうに。くそっ。
 何より腹立たしいのが、母さんのほうから顔を近づけてること。日記や今までの写真では恥ずかしがってて拒否してたはずなのに。
 悠って奴の口説き方がうまいのか母さんがくだけてきたのか。どっちともの理由なのか。うーわからん。

 だから、カラオケボックスでの時間がどう進んでるかを知るために、5枚目を。

「げ」
 日記見つけたときより、ショックだったかも。これはもう冗談じゃ済まされないです。
 唇と唇のキス。うわー。
 母さんは目を閉じて完全に世界に入ってる。悠って奴はこのシーンがちゃんとカメラに入るか確認するように薄めでこっち見てる。
 で。で。唇と唇は完全にくっついてなくて、少しすきまがあって。そのすきまには……唇と同じような色のものが。舌、でしょ?

 俺も目を閉じて布団の中でため息ついた。気がつけばえらくのどが渇いてる。これはいかんよー!
 もう「仲がいい」じゃ済まされない写真。ついこないだの冬休みにはじめて自分でエロ雑誌買えた俺にだってわかる、エロいキス。

 なんだよ、これ?なんで母さんはこんな奴と……ディープキスしてんだ?
 エロ漫画的な考え方だったら、こんなキスのあとはもう、アレでしょ?違うの?
 まだ間違いだったらいいのにって思ってるけど、残りの2枚の写真はこのエロキス写真より進んでるってことでしょー?

 どうしたらいいんだ。俺。母さんの顔、見れなくなるぞ。


385 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/02 00:55:33
 ふとんの中の俺。頭痛・発熱・発汗・震え・乾燥・ケンタイ感……。
 これはもう絶対カゼのせいじゃなくって、完全に母さんの「浮気」のせい。
 俺と同じくらいの若い奴と、舌と舌でするディープキスして喜んでる母さんのせいだ。どうしよ?6枚目7枚目。

 一度、束を重ね直したよ。んで、目を閉じて……そうするとさっきの5枚目のエロキスシーンが動き出す。
 ちゅっちゅ、ちゅっちゅ、と若い男「悠」と舌を絡めながら唇を吸いあって。
 写真だから音も動きもないはずなんだけど、妄想の中の母さんはうれしそうに顔を振ってディープキス。んふんふ唸りながらキス。
 息子としては……非常にヤバイ妄想だなーと反省。ムカムカ成長中。だからそのムカムカをふり払うために勇気を出して6枚目。

 ……最初は何がどうなってるのかわかんなかったよ。5枚目にあった「悠」って奴の顔もなくなってて。
 ってことは、このピンボケ気味の人物は母さん確定。唇赤いし。かなり近い距離でカメラ撮ってんなー、と。
 人の顔を、斜め上45度くらいから撮ってるポラロイド写真。母さんらしき女、目をあけてカメラを見てる。口に、なんかくわえてる。
 心臓停止寸前っ。ああああああああ、ディープキスで終わんなかったよ母さん!

 俺も最低で。この状況、母さんの浮気エロ確定のこの状況で……立っちゃったよ、くそっ!

391 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/03 02:25:41
 エロ本歴1年未満の俺にとって……このポラロイド写真の生々しさは普通じゃない。
 そりゃ俺が今まで買った3冊のエロマンガにだって、こういう……いいたくねえなー。
 ……フェラチオ?のシーンはあったよもちろん。けど、けど、実物の女が実物の男の……あうう。
 ……ち○ぽをナメてる写真、ってのは。うげー、吐きそう。
 もっとちっちゃい、小学生の頃道ばたに落ちてたオッサン向けエロ写真雑誌でもち○ぽにはモザイクかかってたぞ?
 ピンボケだからって……いやピンボケだからこそ、この母さんのフェラチオポラは痛い。痛いー。

 7枚目。おおうっ。今度はピンボケすらなくなってる。
 6枚目より少し斜め横から撮られた写真は、たぶん悠って奴のち○ぽの先っぽくわえて目、閉じてる。
 はっきりと母さん、はっきりとち○ぽ、はっきりと……フェラチオ?いや正直これがフェラチオって正式にいうかどうかもわからん俺ー。
 増す頭痛、でもボッキは激しくなる。どっかのカラオケボックス内で写した、ポラロイド写真。
 母さんが「悠」とエロいことしてる、浮気してる確かな証拠写真。

 よりによって俺は……5枚目6枚目7枚目をふとんに並べて、オナった。めちゃめちゃ激しく……カゼひきな、俺。

396 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/03 20:58:01
 こすってる時は「くそっくそっ!」と思いながら。
 母さんにナメさせた「悠」に怒ってるのか、その「悠」に乗せられてナメてる母さんに怒ってるのか。
 どーでもいいけど、とにかく腹立てながらおもいっきりオナった。
「あ」
 で、出した。ティッシュなんか用意してなくてめちゃめちゃシーツ汚れた。汚えっ!
 勉強机の上のティッシュのそのそ持ってきて、ち○ぽとシーツふいてると……急にさ、情けなくなっちゃって。
 泣きそうになりながらためいきつきながら、自分が出したのあとしまつ。ふうー。
 さっきのとは違うトーンで「くそっくそっ」とかつぶやいた。

 え?あ?
 下で、音がする……時間は2時43分。父さんのわけないじゃんっ!
 ヤバい!これはかなりヤバい!俺の靴があるのを見て気づいて2階に上がってきたら!
 あわてて写真をまとめちゃんちゃんこに突っ込み、脱ぐ。それをふとんに隠して、俺もふとんかぶって様子見。
 ……上がってくるな上がってくるな上がってくるなぁ!

 時間たたねー!さっき写真見てオナるだけで2時間以上もかかったのに、今は5分もたってねぇ!
 お……ちょうど真下。水の音。よし、母さんはフロだ!音立てずに寝室へダッシュ決行!


413 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/04 18:40:34
 足音忍ばせて階段下りる。フロ場は階段のすぐ目の前だから超緊張。
 音鳴るなよー……ホラー映画だったら絶対鳴ってるシーンだなこりゃ。
 よし、降下完了。2m先の寝室へ。うーし、ちゃんとちゃんちゃんこを椅子にかけて、っと。
 こんな形だったよな?まちがってないよな?あんまり考えてるとキリなくなるんでこれで妥協ー。

 部屋出ようとして、もっかいだけ振り返る。あのちゃんちゃんこの中に、母さんの浮気写真。
 俺がオナった母さんの浮気フェラ写真……あ、よく考えたら俺、母さんでオナったんだよな?……反省。
 今度は衣装ダンスを見る。明日の朝、日記には今日のことがどう書かれてるんだろ?

 階段まで戻る。母さんシャワー続行中。こんな時間にシャワーか……われながらヤなこと考える。
 11時からいなかった母さん。もっと前からかも知んない。で、2時半すぎ帰宅で俺の靴にも気づかず速攻シャワー……か。
 体洗わなきゃ、いけないんだろーか?そんなに動いた、とか?……いや、たまたま。たまたま。
 痛い頭をちょっと振って、部屋に戻ろうとする。で、ちょっとだけ見えた脱衣カゴ。濃い茶色の、下着。うん、下着。
 あんなの干してるの見たことねぇ!でも、オナニーで反省してる俺はすごすごと自室に戻って、寝る。100%フテ寝。

「……あっちゃん?」
 ノックの音と共に。なかなか寝かせてくれないね。ちくしょー。

423 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/05 21:31:03
 どう返事していいかわからん。でも、返事しなきゃおかしいんで、とりあえず」
「うー」
 うなってみた。
「帰って、たんだ……カゼ?」
「うー」
「……そ」
 ドアの向こうで、母さんはどんな顔してるんだろ?たぶんシャワー浴び終わって、やっと俺の靴を見つけてあわてて。
 少しはあわててくれないと、この俺の胃痛や頭痛がワリに合わない。

 日記どおりならここんとこ、毎日「悠」って奴と会ってる。で、昨日は……カラオケボックスで、フェラチオした。多分。
 今日も、怪しい時間に外出してて、帰ってくるなりシャワー浴びた。息子の靴にも気づかずに。

 ドアの外、無言。俺からなんかいったほうがいい?「母さん、どこいってたの」とか。うわー、聞けねぇ!

「……クレープ、あるよ?駅前イケダの」
「……食べる」
 食欲に負けたわけじゃない。このままふとんに入っててもイライラしてくるばっかだし。自分の精液のニオイもキツイしー。

 のそのそ起きて、階段へ。母さんは俺の顔を見て、ちょっとだけ笑った。そのまま振り返って階段を下りていく。
 俺もその後を3段くらい離れて下りる。母さんが、うしろに手を回して濡れた髪をいつもどおりの髪型にゴムでまとめてる。
 あーそうですか。あの髪型はお客さま用ですか。悠専用ですか。

「ね、あっくん」
「ん?」
 クレープ。やっすいジャムとクリームの味しかしないけど、小学校の頃から俺の好物で母さんそれを覚えてていまだに買ってくる。
 それをむしゃむしゃ無言で食べてたから、いまいち母さんの声に生返事だった。でも。
「……あっくんぐらいの男の子ってさ」
 クレープ吹きそうになるのを、ガマンした俺エライね。
「……な、に?」
「……ん、なんでも、ない」
 そういって、母さん笑う。俺には全く意味が読めない、つまりは今まで見たことのない母さんの微笑み。

431 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/06 08:17:17
 クレープ食って、そのままボケーっと「いつもの母さん」に戻った母さんが家事をはじめるのをぼんやり見てた。エプロン着用。
 皿洗ったり、リビングをホコリとりタオルでふいて回ったりする、母さん。
 でも、ついさっきまでは。髪をといて、濃い目の色の下着を着けて、午前中から外出して、帰ってきてシャワー浴びてた。

 俺とか父さんが知らない、母さんがいるんだ。んで……それを知ってる悠って奴が、どこかにいる。

「母さん、さ」
 何かいうか?俺。いえるかー?
「んー?どしたー?」
 俺の声に気づいて、ちょこちょこ小走りでやってくる。
「……あ、えっと」
 俺の顔をのぞき込んで、きょとんとしてる。その顔は俺が小さい頃から知ってる母さんの顔のはずなんだけど。ううむ。
「俺、寝る。効く薬出して」
「そっか。よし、あっちゃん寝ろ。そのかわり、夕ごはんおいしいの作ったげるぞ」
 また昨日みたいにおでこをこつん、と。くそう……目マトモに見られねぇー。だから目線を落とす。
 唇、くちびる……この唇で、昨日「悠」のを。ヒャー!カンベンしてー!

 帰ってきた父さんと3人で、夕メシ。キムチ鍋。
「もう治るよ。明日からちゃんといく」
「ん。がんばれあっちゃんわが息子!」
 おお笑ってる母さん。ああ、いくよー。っていうか、家はちゃんと出る。学校には、いかんけどね。
 明日は、つける。母さんが出かけるのを、つける。悠と会う母さんを……追っかけまわす!



家を出る。でも学校には行かない。何が何でも今日こそは母さんを追っかけてやる。
追っかけて追っかけてそれからそれから・・・何するんだろう?
ええい、そんなことは無視無視とにかく今は母さんを追いかける、以上。

にしても遅いなあ母さん。
「あっ」
母さんが出てきた。
「うそだろ・・・」
もしこのときいつもの格好ならああなんだよ買い物行くだけかよと思ったかもしれない。
でも違った。髪を下ろして気合を入れて化粧して、服もいつものとは全然違ってた。
「やっぱり母さんあいつと会いに行くのかよ」
いつもと全然違う母さんを見て写真を思い出した。
「うわやべ」
写真を思い出したせいでち○ぽが立ってきた。
落ち着け俺落ち着け俺落ち着け俺。よーし落ち着いた。

母さんが歩き出した。これからなにをしに行くのか考えるとドキドキする。
だから追っかける。絶対に追っかけてやる。そして、母さんが何をやってるのか、確かめる!
444 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/07 15:20:31
そうだ、歩き出したから確かめた。
「母さん、、、、なにを」
「あっくんじゃないの、コロッケ買ったからお家で食べようね」
「うん」なんだかドキドキしてきた、コロッケだぞ、コロッケ、コロッケ、コロッケ
悠なんて奴は食べたこと無いんだろうな、親子の近さ、俺は勝利を得た、
学校休んだだけのことはあった。
「あっくん、おいしい?」
「ウン美味しい、とっても美味しい」
「今度は悠君と三人で食べようね」
「うん、、、」
てな事で終わりとなるんだ、
俺の才能、凄いだろ、やっかむ連中はベッカムさ、
ではもう二度と現れないよ、みんな、バイバイ、、、泣)、、、さびしいな、、、
449 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 05/03/07 18:30:07
あれ母さん、そこはスポーツ用品店じゃないか。
なんか買うのかな?

えっ?金属バット?何に使うんだ?
まあいいや、尾行を続けようっと。

やばい、なんか路地を入っていくぞ。
ホテルじゃないのか?まさか悠って奴の自宅だったりして・・

「あっく〜ん」

背後から母さんの声。えっ!ばれた?

450 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/07 19:51:39
もう、金属バットはいいよ。
451 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/07 21:06:38
「お。今日は元気そうだねー」
「正直ね、今日も休むと思ってた。明日から休みじゃん?だから」
「でもエライね。さすがあっちゃん」
 頭をくしゃくしゃされた。

 ちゃんと学生服着て。顔も洗って。んで、着替えの入ったバッグも用意して。
 学校サボるの、はじめてかもなー?こういうの、父さんも母さんもキライだし。だから俺も、フツーにマジメっ子。
 でもゴメン。特に父さんゴメン。でも、これは家族にとって重要。だって、母さんの事だもん。

 実はさっき、もう日記見た。なんて書いてあったと思う?

2月18日


「体」って一文字だけ書いてて、あとはボールペンでぐちゃぐちゃぐちゃー、と。
 なにか続きを書こうとして、結局消したようで。詳しく書いてないから、よけい胃が、胃がー!
 ちゃんちゃんこも探ろうと思ったけど、今はパス。なんか今日追っかけるのが怖くなりそうで。

「いってきまーす」
「いってらっしゃーい」
 母さんが玄関で笑って送ってくれる。で、予想では何時間かあとにどっかに出かける。それを追っかける。
 ……予想?俺は、母さんが浮気するのを望んでんのか?違う、やっぱり、どこにも出かけないでいてくれる事を望んでるはず。
 あーもういいや、考えんのよそう。表通りに出て、2軒あるコンビニで交互に時間をつぶそう。で、母さんが出てくるのを。

459 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/08 08:42:43
「よしっ、最初はこっちのコンビニだ」
「次はこっちだ、さあ、次だ」
考えるのをよしたから頭が馬鹿になっちゃった、
こっちあっちこっちあっちこっちあっち、
あれ、俺って何でコンビニ行ったり来たりしてるのかな
あ、店長みたいなのが両方とも出てきた、ヤバイよ、やばいいいいい、
「えーい」俺は走り出した、2軒のコンビニの店長が追ってきたああああああ!
なんで、なんで、なんで、、、
そして、ズーと走り続けたとさ、ハッピー、では、さようなら

470 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/08 23:48:06
 コンビニに長く居座るってのは、居心地悪いもんだね。ツレのさとちんなんかは何時間いても気になんないらしいけど。俺にゃあわんー。
 あ、あのキャラのフィギュアが出てる。一個買っとこ。多分コンプするまで集められないだろーけど。

 両方のコンビニで買っちゃったんですけど。そりゃ1時間40分もいりゃなんか買っとかないと悪いもんね……はあぁ、9時半ちょい、かぁ。
 昨日は11時にはいなかった。つーか……アレってどれくらい時間かかるもんなの?全然わからんよ俺には。
 その……どっかで会って、トークで盛り上げて、気分燃えて、んでホテルかなんか行って、うーっと……いろいろエロい事して。
 いや、最初っからやる気だったらもっと早くすむわけだ。母さんはどっちだー?
 あ。

 母さんが、通りに出てきた。もしかして、もしかして、さっき考えたようなエロい事するために出てきた?

 只今9時49分。俺にはまだエロい事もなんもわからんけども、それを確かめるために俺はコンビニを出た。
 移動手段は?とりあえずバス停まではだいぶ先。俺は、母さんの30m後ろを歩く。
 また今日も髪をといて。灰色に茶色がかったコート着て、黒く長いブーツはいて。完全にヨソ行き。誰かに……「悠」に会いにいくカッコ。

478 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/13 20:26:30
 タクシーなんかつかまえられたらヤだな。金あんまりないもん。
 あ。でもよく考えたら、バスでもヤバイじゃん。気づかれないためには同じバスじゃまずいし。
 うえー、どうしよ?俺やっぱあわててるわ。母親の浮気発覚って事実に。チャリぐらい乗ってでてりゃよかった。

 立ち止まった。うおう!急にこっち向くなよ!
 セーフ?セーフ?セーフ?……気づいて、ないよな?ふー、急に隠れても大丈夫なんだな。ドラマみてえ……時計、見てるな。

 あ!手上げた!やっぱタクシーかよ!?中学生に会いに行くのにタクシーなんか使うなよ、くそっ!
 乗っちゃった。頼む!3000円以内の距離で!タクシー!

 840円。街に出ただけ。近っ!こりゃ、市役所とか銀行ってオチもありうるよなー。
 前を歩く、母さん。予想どおり市役所通りへ……うん、それでいいんだ。そのまま終わってくれ。それでこそ俺の母さんだ。

 え。母さん、そこ入りますか?
 街中にある、ファミレス。そういや確か日記にもファミレスって書いてたねー。
 ウチで朝飯食ってたらはいる必要のないファミレス。ってことは……誰かさんとの待ち合わせ、ですか?
 ちょっと店の外から様子をうかがう。母さんは窓際に座って、ぼんやりメニューとか見てる。ときどき時計も見てる。
 ここからじゃ、いまいちよくわからない。メニュー見てるスキに、店入るしかないか。

「いらっしゃいませー!何名様ですかー?」
 声デカイよ店員さん!一人だって見りゃわかるでしょーが!
「ひ、ひとりです」
 ボソボソいって、お好きな席っていわれたから母さんの席と離れた席に座る。こっち、見られてないよな?
 あー。そんなになんで時計気にするんだよ母さん。10時半ぐらいが待ち合わせの時間ですかもしかして。

 口紅、直してる。なんか……見たくねーなーこういうシーン。父さんじゃない誰かを待つために、口紅直す母親だよ?

494 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/16 22:00:25
 紅茶っぽいのとチョコケーキみたいなのを頼んで、ぼんやり窓の外を見てる母さん。
 俺は……イタリアンピザ380円。飲みものドリンクバー140円。で、コーラ。
 あんまりムダづかいできないけど、せめて母さんがどういうふうになんのか見届けるまで粘んないと。

 入り口のドアが開く「ピロピローン」って音がするたびに、俺はビクッ!ってなる。今度は、カップルかー。悠じゃない。
 っていうか、こういう平日にいちゃついてるカップルってどーいう立場よ?学校は?仕事は?

 母さんも、もう少しでカップルになる、のか……?

 またピロピローンって鳴った。横目で、入り口を見てみる。うえ。コンバースのジャージ上下。髪茶髪。でも背ちっちゃくて女みたいな顔したヤツ。
 俺がポラロイド写真で見た「悠」。なんかスキップみたいな足取りで店の奥にかけてく。うわ、そっちに行くな、そっちに行くなっ!

「ゆーこさん」
 声が聞こえる。母さんが座ってる席の前に立って、体を曲げて。母さんの顔をのぞきこんでる。母さん、そこで、笑いますかー?

 げ。
 まるであたりまえみたいに、そのまま。
 キス、しやがった。

508 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/18 21:44:41
 見た目は、たんに触れただけのキスだよ?たしかに……でも、目の前でついに、ついに母さんが。
 くそっ、まだ笑ってるよ母さん!向かいに座る悠の顔を目で追っかけて、ずっと笑ってる。どーいうつもりだぁ!

 悠は母さんを見ながら、ほおづえついてなんか熱心に話してる。母さんは、ティースプーンで紅茶っぽいのをくるくるかき回して。
 悠が6つぐらいしゃべって、母さんはひとこと返す感じ?
 あ。なんか母さんは笑って手のひらをひらひら、と。なんかを否定する動きだな。うーむ、会話の内容が気になるじゃん!

 うし。ドリンクバー2杯目だ。ここよりはちょっとは近いし。だけど、気をつけないとな……。
 なに飲も?って、そんなことで悩んでる場合じゃねぇー!2杯目コーラ決定。氷がすくねえぞ店員!

「…………じゃないよね?佑子さんやさしー!」
 声大きいよてめえ!驚くじゃねえかっ!ますます腹立ってくる悠の高い声。
「バーカ。…………はしないよー?めちゃめちゃいい子だもん」
「こないだの電話の子でしょ?いいよね息子さん、うらやまし……でも、逆に言えば俺って特別ってことでしょ?でしょ?」

 コーラ1杯ていどじゃここまで。すごすごと席に撤退する俺。くそ!俺のなに話してた!?よけい気になるじゃねえか!

 戻ってまた母さんのほうを見る。まだ笑ってるけど、ちょっと落ち着いた感じに。話の内容、かわったか……?

513 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 05/03/20 02:48:13
 もう、顔隠し用のコーラを口に持ってったまま、母さんの様子を徹底観察。

 悠がちょっとだけほおづえを少しだけ母さんのほうに近づける。熱心になんかしゃべってる。
 母さんは……まだちょっとだけ笑いを残してるけど、最初にくらべたらだいぶマジメな顔。
 も少しドリンクサーバーんとこでねばってりゃよかったかぁ?

 なんだなんだ。母さんもほおづえついたぞ?距離近いって。まさかそのまま……キスとかすんなよ、おい!
 あ。さすがにムリだね。ファミレスのテーブルってそんなに狭かあない。何当たり前の事で慌ててんだ俺。
 悠のほうが、伸びするみたいに椅子に反った。茶髪が気に食わねー。学校じゃどうしてんだコイツ。あ、毎日サボってんのか。

 お?母さん、急に首を振り出した。なんだなんだ?……今度は、マジメな顔して悠のほうを見てなにか言ってる。
 明らかに口の動きは「ダメ」だって繰り返してる。悠のほうは……相変わらず反ったままで腕を頭の後ろに組んで、なんか返事してる。

 険悪?いいぞ!そのままケンカして別れちまえ!もう二度と母さんに近づくなよおい!
 よしっ!悠が席を立ったぞ!怒ってんな、おい。立ってなんか……「いいよ、そーいうわけでしょ?」って聞こえた。

 うわ。母さんその顔ナシだぁ!なんつーカワイソウ系の表情っていうか……。

「分かったから、ちょっと聞いて!おねがい、ゆうくん……」
 立って後ろ向いてる悠に、必死に声をかける母さん。でも俺からは見えるんだよ。悠がさ、怒った顔で一瞬笑ったのを。

535 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/03/26(土) 00:06:54
「んー」
 顔をすぐ直して、悠が席に振り返る。母さん、は……まだオロオロ顔。
 なんだ?なんでオロオロしてんだ?自分の息子ぐらいの男に、何をオロオロすることがあんだよ?
「話だけ、聞いてよ……ね?」
 ちょっとだけ笑って、母さんが。余裕見せようとして失敗してる顔。ヤベ、のど渇いてきた。コーラコーラ。
 まわりの客も、母さんと悠のちょっと大きめな声になんだなんだと見てる。だから俺も見てられる、けど……。
「じゃあ、歩きながら聞くよ。いい?」
「……うん」
 何度か小さくうなずいて、母さんがバッグをまさぐり始めた。このファミレスを出るみたいだな。
 先に悠が立って、母さんはまだバッグをさぐって立ち上がる。あ、結局悠の奴なんも注文してねえな。とんでもない客だ!
 俺の席から数メートル横を、二人が。悠はジャージに手つっこんで。母さんは……あ、財布出した。俺も準備しなきゃ。
 払ってるね。700円くらいか。悠待つためだけに払った金。ううー、何考えても後ろ向きだな俺ー。

 カランカラン。出てったね。さあ俺も……。

 ゆっくりめに歩く母さんを、先に歩く悠がなんかしゃべりつつ振り返りながら歩く。いっつもの街だけど胃が痛い風景。
 あー。このまま歩くと飲み屋街だぜ?飲み屋街の先は……考えないように、うー、しないとなぁ。

551 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/03/27(日) 23:21:36
 20mくらい先を歩く母さんと悠を見てると、思い出すね。思い出すってほど昔でもないけど。
 俺ら家族って、基本的に仲いい。年末に正月の買い物したり、初売りにいそいそ出かけたり。俺と父さん、母さんで。
 俺と、父さんと、母さんと。母さんは、今みたいなコート着て。たまにしか見れない「きれいな母さん」、なわけ。
 今年も行った。ガキっぽい感想だけど、俺はまだそういう「家族」っぽいイベントみたいなのが好きで。なんかうれしくて。

 でもその時母さんはもう、悠から電話もらって、多分家族で買い物してる時も何度か悠のこと思い出して。で、今に至ってて。
 プリクラ撮ったり。キスされたり。カラオケ行ったり。キス、エロいキスしたり。フェラチオ、したり。
 もしかして、それ以上のことしてたり、とか。

 はっ。
 自分の横にはスポーツショップ。二人は、街で一番でかい交差点に着いてる。ファミレスからずいぶん歩いてた。妄想って恐ろしいねー。
 右、銀行。左、警察署。前、飲み屋街。悠と母さんは、歩道橋を上り始める。あ、悠が手を出した。後ろの母さんに。
 握るなーっ……あ、あっさり握ったよ。もう、キスも見ちゃったし、これくらいは許すか……って許してどうするよ俺。
 年齢差20歳超、親子ぐらい離れてるカップルの、なんかぎこちない2ショット。ぎこちなく見えるのは、母さんがまだ戸惑ってるから。
 でも当然。その母さんの息子な俺はもっともっと戸惑ってて。歩道橋をまっすぐ前に進んだ二人を見て、また胃痛が。痛ーっ。

558 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/03/30(水) 23:00:08
 悠は母さんの手を握ってぐいぐいひっぱってく。飲み屋街の方向。俺があんまり通ったことのない方向。
 小さい頃母さんの用事で、抜けてもう少し先にある保険会社にはよく行ったから、ぼんやりとは覚えてんだ。
 真ん中にでっかい公園があって、よくよっぱらいとか黒い服の兄ちゃんとか見かけた、そんな場所。
 そういう場所だから、少し怖かった記憶がある。
 ……で、そのもうちょっと奥には。そういう、ホテルとかがある。多分、何軒かまとまってある。
「同級生の○○が彼女とあそこで」みたいなウワサ話で出るホテルが、何軒か。あるんだよー!

 なにが痛いってさー。戸惑ってはいるけど、悠の手を振りほどいたりしないでそっち方面に向かってる母さん。
 歩道橋降りても、その状態。悠と母さんの立場……っていうか、力関係どーなってるわけ?
 胃が痛い。あ、角、曲がった。飲み屋街侵入。ん?なんか母さんが悠に言ったみたいだ。

「大丈夫だってば」

 けっこう大きな声で、悠。なにがよ?おい悠!母さんはなんって言って、おまえはなにが「大丈夫」って言ったんだよ!?
 立ち止まって、母さん黙って。悠はずっと、ちょっとうつむいた母さんを見てる。胃痛激化ー。

 また、曲がった。うわー、うわー。見えちゃったよ、まだそこそこ距離あるけど、ホテルがぁ。
 最後まで、ついてっていいのか、俺……?最後ってのは、その、入っちゃうところをさ。どうよ?

595 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/03(日) 22:59:41
 こういう一人で歩くのは……怖ぇー。まだ午前中だけど、明るいけど、こういう……盛り場?
 んおっ。きょろきょろしてて気がついたら、母さんと悠からずいぶん離れてたっ。
 ますますホテルに近づいてるなぁ。やっぱ、その……入るの?入っちゃうの?
 っていうか、悠のあのジャージなカッコで、入れるわけホテルに。あー、母さんがいるから入れちゃうんだ。

「あはははっ、かわいー子いんぜ?」
 うわっ!誰ですかアンタら!うわ、化粧のにおいがっ!
「いんねー。なになに?キミ中学生?ダメじゃんこんなとこ来ちゃー!」
 多分高校生くらいの制服着たお姉さん二人が、俺を取り囲んで。怖いってば怖いってば!
「サボってないで学校いきな?私らみたいになっちゃうぜー?」
「あははっ、それひでー!」
「んじゃね。ガッコいけよー」
 なんか大げさに手振って嵐のように追い越してく。あービビった。なんでこんなとこに……。
 あ。そういやも少しいった場所に私立の高校があるな。すげえ場所にあるなあの学校。
 あの姉さんたち、ここにいるのに違和感ねー。なんか、歩き慣れてるっつーか。
 早足で、どんどんこの飲み屋街を歩いてく二人。あ……もう母さんと悠に追いついた。その場所は。
 その場所は、ホテルの入り口前。悠と母さんが立ち止まってんのを、姉さん二人が……あ、笑ってる。

 逃げるように母さんが。母さんが、悠の手を引いて。入った。うわ、入った。

 あんなちゃらちゃら女子高生に笑われて、そんな笑われることしながら、ホテルに、入ったー。

621 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/08(金) 21:39:10
 冷めた、っていうか。胃とかはもう今までにないくらいめちゃめちゃ痛くなってたんだけど。
 自分の目の前で母さんが、悠とそういう……ええいっ、ラブホテルに入ってったわけで。
 なんかこう、いいわけできないとこまで来ちゃった、っていう気持ち?俺がいいわけするわけじゃないけどー。
 だから、母さんと悠が入ってったホテルの入り口と、あの姉さんたちが笑いながら歩いてくのをしばらくぼんやり見てて。
 んで、引っ返した。なんとなくハラ減ったから、マック寄って。今度はバスで帰宅。
 もういいじゃん、って。母さん、浮気してるよ、うん。オッケーオッケー。ビバ浮気!

 ……違う。そんなテンションいらねぇ。で、気づく。冷めたつもりだったのに、なぜか自分の家の玄関の前にたどり着いた時。
 下半身がモヤモヤ。胃もモヤモヤ。なんかしようとしてるぜ俺。
 ポラ写真、見よう。あのちゃんちゃんこ漁って。あのカラオケボックスでのフェラ写真以上の衝撃シーンが写ってるかもしれない、写真。
 家ん中入って夫婦の寝室に直行ー。ちゃんちゃんこ発見!で……手、入れてみる。1、2、3……うげ、明らかに7枚より多いじゃん!
 ってことは……。

654 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/19(火) 00:40:33
 ちゃんちゃんこから、掴んで出したはいいけれど……。
 おわっ。表向いてたから慌てて裏にする。うえー、チキンだな俺!でも、まあ、ねぇ?
 とりあえず枚数数えてみる。えーと……13枚。13枚、か。
 7枚の、「カラオケボックスフェラポラ」から6枚増えてるわけね。さて、どうしたもんか。
 単なる笑顔写真とかスナップ写真はもうありえんよなー。ラブホに入っちゃう仲なわけだし。
 今ごろ、悠と母さんは……ハイやめ!でもそれを妄想するのとこの写真見るのどっちが胃が痛いのよ?
 考えても答えが出ないこと考えてもしかたないね。うりゃ!必殺裏返し!
 ……いきなり例のフェラチオ写真。かなり衝撃。そーいや、これで昨日オナった。いえーい!
 でもやっぱ、エロい。正直、ちんちん立ってくるね。誰かの(多分悠の)を舐めてる、目閉じた母さん。
 ちょっと浮ついた感じになった俺。勢いで、次をめくる。あ、マイク持って歌ってる写真。
 だいぶシャッフルされてるね。これは逆に怖いぞー?次にほら、突然超弩級エロポラが来るかも。
 でも浮ついた気持ち維持で次ゴー!……や、もちろん胃は相変わらずどんどん痛くなってるんだけどね。

662 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/20(水) 20:05:43
 今日3枚目。
 お。これもセーフだ。昨日は1枚目だった「手で顔を隠しながら歌う」母さん。
 でも、しょっぱなにもろフェラが出たもんだから、ちんちんはまだ立ったまま。俺ってばー。
 痛い、かな?きつめのジーパン着替えたまんまだから、中でち○ぽが窮屈になってる……脱ぐか。よし脱ごう。
 ……はぁ。母親の浮気フェラ写真でボッキしてる俺。どーよ?でも、ち○ぽやんわり握りながら4枚目。
 あー、昨日意味が分からんかった顔隠してる母さんの写真だ。ちっ。
 あれ?俺もしかしてエロい写真出て来るの期待してる?いーや違う。断じて違うぞ!そりゃ5枚目。
 フェラ写真。ちょっとピンボケ。これも昨日見た奴だな。ちょっとぴくんっ、って来た握ってるモノ。
 次をめくる。おっと、これは見たことない写真だっ!
 ベッド。大き目のベッド。シーツの上に、母さんがいる。ああんっ、多分ラブホだぁ。
 ベッドがある足元に小さな冷蔵庫がある。で、母さんの向こう側にスイッチみたいなのがたくさん並んでる。
 もしかしたらビジネスホテルかもしれんけど、ラブホ、でしょう?俺入ったことないから知らないけど。
 で、母さんはそのベッドの上に足を伸ばして座って、ペットボトルのお茶飲んでる。
 まーエロ写真ではないけれども……カラオケボックスから1歩進んだ感じの、ポラロイド写真。
663 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/20(水) 20:21:49
 今日着てるスーツじゃないけど、たまに見るよそいきの服着て母さんはベッドに座ってる。
 視線はそのままぼんやり前向いてて。テレビかなんか見てるのかも。あ、靴は脱いでるな。
 あんまり母さんのストッキングって見てないよな俺。太くはない。細くもない。ストッキングって……エロい。
 うわー、俺どんどん母さんをエロい目で見だしてる!浮気調べるだけじゃすまなくなってる!
 あ、いまさらか?もう昨日母さんのフェラ写真でヌイたわけだし。今もそんなこと思う前からオナってるし。次。
 またフェラチオ写真。ピンボケ気味。昨日見た奴だなこれも。このぼんやり間が昨日もえらくエロく感じたよなー。

 ありゃ?
 昨日見たフェラチオポラって……2枚じゃなかったっけか?うん、そうだたしかにそうだ。
 この写真。ピンボケ、ちょっと暗め、しゃぶってるものは見えない。だから、昨日見た写真。じゃあ、さっきのは……?
 あわてて2枚戻す。あ……違うぞこれ!明るい。全然カラオケボックスより明るい。あえていうならお茶飲んでる部屋の明るさ。
 んじゃこれは、新しい写真なわけで……うわ、うわ、うわ、うわっ!
 母さん、はだかだっ!昨日の写真とアングルいっしょだけど、肩の部分がちょっと見えてる!はだかだぁっ!

673 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/21(木) 20:31:39
 は、はだかでフェラチオっ?どーいうことですか母さん!
 さっきは全然気づかず流したけど、これは……えー、マジ?ぼんやり肩しか見えないけど、はだか。
 脱いでしゃぶっちゃってるよー。シャレになんないよー。つまりは……これが今までで一番エロい写真。
 さっきお茶飲んでた写真とやっぱり明るさが近い。ってことは、お茶飲んで、こういうエロいことを……。
 吐き気。んでまた頭痛。でもでも……はい、ち○ぽさらに膨張。
 いいのか?母親の裸フェラポラでオナニー続けて後悔しないのか?滝尾中2年2組飯田敦司よっ!?
 
 とりあえず、続けます。そりゃもう、写真めくるのとそれしかすることないもん。っていうかできねぇ。
 親指と人差し指に力こめて、カリの部分グリップ!ええい、今度の8枚目どーんと来い!

 8枚目、ディープキス。9枚目、ほっぺにキス。撮影場所、多分カラオケボックス。
 昨日見た写真が続いたねー。ちょっと気合入れてた右手から力抜く。
 で、一息つく。一息つきながら、あのはだかフェラ写真だけ横に出す。エロ、い。
 あー、気づいた。もう、昨日見た写真全部でちゃったね。
 つまり……左手に残ってる残りの4枚、全部新撮。多分、昨日撮られた写真。
 ラブホに入って靴脱いでペットボトルのお茶飲んで、しばらくして裸でフェラ……母さんってばぁ!

682 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/24(日) 20:22:24 ID:wL8Uuhzw
 心臓バクバク。で、今回はカゼ治ってるから頭痛より吐き気がキツいかなー?
 うう……やっぱりついさっき、母さんがラブホに入ってくのを直接見たせいだろーな。
 やっぱり今も、リアルタイムでそーいうことしてんのかな。はだかになって、悠のを。げげげ。

 フェラチオってさ、ホントにエロマンガみたいに「ちゅぱちゅぱじゅぶじゅぶ」とか音すんの?
 んでもって、ち○ぽから出るセーエキを「んぐんぐっ」飲んだりすんの?あんなドロドロで臭いのを。
 それとも全部、ドーテイ野郎な俺の妄想?ホントはあんなにエロくないの?フツーの行為?
 ……んなわきゃないよね。たぶん気持ちいいんだよね。ああ、してみてぇ。

 母さんのフェラも、気持ちいいんだろーなー。

 うおっ!親子にあるまじき発言!っていうか思考!ヤバいぜ俺!母さんゴメンっ!
 よーし、ちょっとテンション上がってきたぞー。ちんちんも相変わらず絶好調だし。次だ、次!

 11枚目。
 5、6秒。最初、さっぱり分からんかった、写真。8割が、陰がかった肌色。少しの黒。あと分からん色。
 なんの写真か分かった時、吐き気MAX。ポラ置いて、1階のトイレに走って、吐いた。

 たぶん、生ま○こ。

691 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/27(水) 22:09:22 ID:4acEoVgW
 げえっ、げえっ、げえっ……。
 自分の中では「見てはいけないもの」度MAXだった、今の写真。説明はする。うん。する。
 ポラロイド写真。右上のはしに、ほんのちょっとだけ明るい部屋の天井が写ってる。
 で……他は、肉。逆光になってっから肌色じゃないけど、少し暗い、陰の肌色。
 でさ。それは、お尻なわけですよ?少し斜め下から撮った、尻。女の、尻ー。
 そこまではまあ、パッと見で分かる範囲。かなしきドーテーくんの俺でも、分かる。

 問題は、ここからなんだよ。
 そのお尻は、うっ……げえっ、げえっ、げえっ……ああっ!ダブルチーズバーガーがぁ!
 失礼。
 そのお尻は、少し浮いてるんだと思う。お尻の下にわずかなスキマ。向こうがちょっとだけ見える。
 んで、誰の尻にも必ずある割れ目が、そのお尻にもあるわけだ。それを上から、こう行くと……。
 まず、えーと……穴。見れば「穴」っぽくないけど、みんな言ってるから穴。お尻の穴。
 その下が……うー……また吐き気……たぶん最後だ。げ、げえっ、げえっ!

 部屋に、戻ろう。吐くもんもなくなったし、ちゃんと写真を見よう。
692 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/04/27(水) 22:10:08 ID:4acEoVgW
 ベッドの上に散らかってるポラ写真。手に持ってた残りの3枚とケツアップ写真は少し離れたとこ。
 ベッドに戻って、座って。裏返しになってたから、ひっくり返して。ああ、やっぱりお尻だ。
 で、その下にはね……ああうっ……け、毛ですよ。うん、毛ー。
 しょーじき、見たことないんですよ、こういうの。だからまず、ここがキツかった!
 そりゃ俺にも生えてるけど……ああうっ、ま、まあ、毛の話はいいや、もう。
 そのまだ下。また、見たことないものがー。お尻下げてたらもしかしたら見えなかったかも。

 毛ももちろんある。その下、茶色い肉。だって、そう言うしかないって俺には。
 プクッとふくらんでる肉があって、微妙に開いてて……うわー、うわー、うわー。

 マンガで見たのとはかなーり違う。一緒なのは、ビラビラっぽいのがあるって事だけ。

 かろうじてセーフな部分は、このお尻が誰のかわかんないって事だけ。
 まぁこの状況になって、これが急に別の女の人だって信じるのもかなりムズいんだけどー。

 つまりは。これは、母さんのお尻。で、ま○こ。10枚目。あー、やっぱりちんちん立ってるよ俺。
 気持ちわりー!って思ってても、やっぱ、うん……そこはかとなく、この写真はエロい。
 しばらく眺めて、手を離して11枚目。
 ありゃ!これはエロマンガでよく見たアングルだなぁ!……無理矢理テンション上げてもダメー。

 白いお尻。そのすぐ後ろに、他の誰かの腰。それを上から撮ってる。
 で、またスキマ……い、言わなきゃいけねえかなぁ?見えてんですよ、ち○ぽが。
 男も色が白め。でも尻のほうが白い。母さんと同じくらいの、肌の、色。頭、いてーっ!


711 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/01(日) 08:18:01 ID:ki4YCW81
 真上から見た尻、真上から見たち○ぽ……ちょうどまるーいお尻の谷、そこに入ってるち○ぽ。
 太さはまあ……びっくりするほどじゃない。今握ってるのと同じ、くらいか。
 毛の生えかたもいっしょぐらいで、もっさもさしてない。やっぱ、俺と同じくらいの歳、なのか。
 男のほうはいいんだ、うん。女のほう、たぶん母さんの、尻……。

「最近、下半身がヤバくなってきたんだよねー。学生時代バレーで鍛えた自慢のボディがぁん!」

 何言ってんだこのオバサン?とか思って聞き流してた。ってか、太ってるように思えなかったし。
 でも、今は分かるねー。このお尻のでっかさ。家で着てるゆったりとした服じゃ、気づかない。
 ぴったりとしたスーツじゃちょっと分かるかもしれんけど後ろから見たの今日初めてだし。いつも、隣。
 いや、やっぱりブタじゃない。でも肉づきが異様に、エロい。悠に入れられてるこの尻、エロいー。

 気がついたら、けっこう激しくこすってた。いつもより太く熱くなってる自分のを。痛いくらいに。
 まだ、ほんのちょこっとだけこの尻の主が母さんじゃないかもしれない可能性もある。顔写ってないし。
 けど……俺は完全にその気になってオナってる。このお尻の先の母さんの顔を思い浮かべて。

 次をめくる。めくるっていうか、横に尻写真2枚並べて、次を見る。
 今度は顔が写ってたね。でも、セ、セ、セックスの写真じゃなかった。ピンボケしてない、お風呂の写真。

721 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/02(月) 18:35:16 ID:8CVfrmSx
 なぜ風呂って分かったかっていうと、二人とも裸だったから……って、違う。
 二人の奥に風呂オケのへりみたいなのが見えてて、二人の間にちょっと張った水が見えたから。
 で……衝撃的なことに、今度の写真は横から撮ってる。悠もまぁ……アングル考えてやがんなー。
 つまりは母さんの顔が横からしっかりと写ってて。何してるかって言えば……舐めてる。
 たぶん風呂オケに腰掛けた悠を……悠のを両手で支えて、先っちょを舐めてる。ううー。
 濡れた髪が後ろに流れてて、異様に色っぽい。で、表情は目を閉じてうっとりモード。
 同じフェラチオでも、全然雰囲気が違う。少なくとも、カラオケボックスの奴とじゃ全然。
 そっか。手がなかったんだー。今までのは「ムリヤリ」って逃げ道もあったんだよ、俺の中で。
 でも、この写真の母さんは間違いなくソノ気で男のち○ぽをしゃぶってる。喜んで先、舐めてる。
 エロいーっ!エロいし、女って怖えーっ!あ、あ、あ、あっ……。

 発射。
 敷布団の上に飛び散る俺のヤバーい精液。キレイに3等分、尻ポラと風呂ポラに飛んだ。おもしれ。

 ティッシュ手にとって、なんか激しく情けない気持ちでシーツを拭く。最近飛ばしてばっかだな俺。
 ハァーっ……浮気してんなー母さん。それも、めちゃめちゃ喜んで。
 まったく。息子やダンナをほっといて、昼間っから浮気?それも息子と同い年の奴とだぜ?
 あらまあ……こんな方向からマ○コを写真に撮られちゃって。
 今度は後ろから……バックって言うんだっけ?あとエロマンガで「なんとか位」とも書いてたな。
 んでもって、どんな順番か分かんねーけど、風呂でうっとりフェラ。かーっ!
 
 あ。
 もう立っちゃった。ひえー、俺ってすごいね、若さって奴?
 違う。おま○こアップの10枚目、お尻にち○ぽの11枚目、うっとり風呂フェラの12枚目。
 それを拭いてるうちにまたコーフンしてきて。で、手から離してた最後の13枚目も見えちゃって。
722 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/02(月) 18:57:18 ID:8CVfrmSx
 決定打。
 おっぱいも写ってる。見にくいけどへそも、両手も両足も、髪も、もちろん顔も写ってる。
 要は全身。このポラロイド写真に写ってる裸の女の人は、間違いなく飯田佑子35歳。俺の母親。
 で、その飯田佑子はぁ……男のち○ぽにまたがって、髪振り乱してるんですよ?どーします俺?

 ち○ぽにはまださっきの精液が残ってる。だって、まだ拭いてねーもん。
 でも、俺はまたこすり始めたね。飯田佑子が、俺の母さんが誰かと激しくセックスしてる写真見ながら。
 べちょべちょで気持ち悪いけど、俺はまたオナる。母さんの写真、めちゃめちゃエロいから。

 ふー。こんなとこでも、いっつも飲んでるお茶がおいし♪
 ああん、まだちゃんと体洗ってないのにー!でも、ゆうくんのおっきくて素敵、舐めてあげるね。
 え、そんなとこ写真に撮るの!?ダメよダメ!ああっ、おま○こ写真に撮られてる!
 はいってくる!ゆうくんのちんちんが、私にはいってくるう!ああ、後ろから入れられてるう!
 ゆうくん、上に乗ってしたいの!佑子に、上で激しくセックスさせて!
 ああっ、おいしい!ゆうくんの精液、おいしいの!ああ、まだどくどく出てるう!

 エロマンガっぽい?でも俺にはこんな感じでしか妄想できんしー。
 写真の順番をでたらめにつなぎ合わせて、俺は「母さんと悠の浮気セックス」をネタ化。
 うわ、うわ、また出る!母さんの浮気セックス写真見ながら、俺、いくっ!

「おかえりー」
「あ。ただいま」
「カゼ、大丈夫だった?」
「あ、うん。平気。」
「そっか。よくなってよかったねあっちゃん」
 学校から帰ってきた(フリ)の俺。いつもとおんなじ感じで迎える母さん。
「じゃあさじゃあさ。明日、2人でけーたい買いにいかない?ね、いこ?」
 くそー……どんな顔してしゃべっていいか分かんねえよ!浮気してんのに平気な顔の母さんとっ!

726 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/03(火) 15:19:21 ID:5krZlLSM
「あ、えっと……俺、行かね」
 思いっきり不自然!単なるダダっ子じゃん俺!
「なんで?明日休みでしょー?前から携帯ほしいっていってたじゃん」
「行かねーったら行かねーの!あの……えっとそうだ、勉強だよ」
 たった今思いついた。上手くいくかどうかは自分でも分からんよー?
「休んでたから、その分ヨシスケたちに勉強教えてもらうことになった……そーいうこと」
「ふうん……」
 うわあ、明らかに怪しまれてるよ俺。ウソつくの苦手だかんなぁ。
「渡会さんちで、勉強……ふうん……」
 なんかニヤニヤしながら俺を見下ろす母さん。くそう、完全にバレてるじゃん。
 俺の知ってることこの場で全部いっちゃったら、この上位関係は変わるんだろーけど。俺チキンだし。
「ま、いいでしょ。そっかー、あっちゃんも母さんに隠しごとするようになったのかー。うふふ」
 なんか楽しそうに笑いながらキッチンのほうへ歩いてく母さん。負け犬な俺ー。
 だから、くやしまぎれに。
「……母さんは、隠しごとないんだろーね」
 2階に上がるまぎわ、いったった。聞こえたか聞こえなかったかはノータッチ。

 夕食。なんか母さんしゃべってたけど、テキトーにあいづち。
 途中電話がかかってきて、父さんから。遅くなるってことらしい。
「なんかさー、あっちゃん反抗期だよ?どーするパパ!」
 みたいなことを笑いながら話してた母さん。原因はアンタ!どーいう神経してんのかね?

 夜中ー。トイレに降りた俺。ありゃ?今に電気ついてるぞ。
「あ」
「あ」
 母さんが、テーブルにぐたっ、ってなってる。あ、ビール飲んだわけね珍しい。
「……父さんまだ帰ってねーの」
「うん……あ、あっちゃん」
「んあ」
「ちょっと、話聞いて。母さんの話」
 ???
727 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/05/04(水) 00:05:52 ID:ztJC1Ogz
巨大掲示板群2チャンネルの膨大な板の膨大なスレの中で
まず来るなりこのスレを確認している俺の期待を
728 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/04(水) 11:07:57 ID:vPJUf4sL
「こっちきて、ここ座って」
「なんでさ」
「いーから座る」
 おいおい、酔ってんなー。パジャマ姿でビールで晩酌?ガラにもないことを……。
「なんだよまったく……はい、座ったよ」
「うーし、今日は母さんの話を聞け。ちゃんとだぞちゃんと」
「内容次第だねー」
 ボケながら向かいの母さんを見る。フツー。いつもの母さん。酔ってるって所だけ違う。
「……あのさ、あっちゃん」
 ぐたっ、ってなった状態で顔だけ上げて俺を見て。あーあ、目がすわっちゃってるよ。
「あっちゃんぐらいの子ってさ……その……いろいろ変わってく時期なわけ?」
「はあ?」
「あっちゃんだってさ、今日みたいに母さんに反抗したりとかウソついたりとかするし」
「ウソって!……そりゃまあ、理由はいろいろあんの。時期かどーかは分かんないけど」
 いってすぐ気づいた。俺ウソついたって肯定してない?あとで弱みになったりしない?
「つい昨日まで子供だったじゃん。私のあと嬉しそうにちょこちょこついてきたり、私がいないと泣いたりさ」
 話が見えん。これは帰ってきた時の態度のついて、俺が怒られてる状態なわけ?
「親としては、ずっとそーいうつもりで子供見てるわけじゃん。なのに勝手に大きくなって……ズルいよそんなの」
 いって、横に置いてた缶ビールを飲む母さん。ずずーっ、って音。ほとんどカラじゃんよ。
729 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/04(水) 11:08:40 ID:vPJUf4sL
「……あのさ」
 いやさすがに。いわれっぱなしじゃカッコ悪いっしょ?でもまあ、フツーの意見を。
「それはしかたないでしょ?そんなの俺だけじゃないし、母さんも、今でもばあちゃんの思うそのままのイメージじゃないでしょ」
「……うん、いろんなとこオトナになったよー♪」
「……ばーか」
 う、ヤバい。今ちょっとドキッとしたぞ!
「でもさぁ……そーいう意味じゃなくてさ……何だろ……えっと……」
 また顔を下げてテーブルに。再びぐたっとなった母さん。先の動きが読めんなぁ。
「ちゃんより……子供っぽかったんだよ?その子は……」
 あ?何ていった?聞こえねー。
「何て?」
「……なのにさ……その……あー、どうしよ?ね、あっちゃん?母さんどーしたらいい?」
「だから分かんないって。何がどーしたのよ」
「……このままじゃ、パパとあっちゃんが……かわいそうだよ……全部私のせいなのに」

 うわ。うわ。うわ。うわ。気づいちゃった。母さんの話は、いつの間にか悠との話になってやがる!
「よ、酔ってんなら、もう寝るよ俺」
 あわてて立ち上がって、階段に逃げる俺。こんな状況でちゃんと話できる自信ないもん俺っ!
「……どーしよー……助けてよ、あっちゃん……」
 母さんの呪文みたいな声を振り払うように、俺は部屋に逃げた。カンベンしてーっ!
730 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/04(水) 21:23:47 ID:YYKMJrnK
次の日朝起きてみると母さんは書き置きを残して家からいなくなっていた。
残されたメモにはたった一言「ごめんね」ってと書かれているだけだった。

                                -終わり-

734 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/05(木) 04:22:37 ID:1ng86wnb
俺は悠と母さんの事を考えると寝れなかった。いても立ってもいれなかった。
「チキショー!!」俺はおもむろに全裸になり風呂場の洗面器をかぶり家を飛び出した!!
俺はを洗面器をかぶり全裸で住宅街駆け抜けた!!無我夢中で走っていると正直すぐ疲れた。
仕方なく近くの公園のベンチで休むことにしたよ。ベンチで休んでると5,6人の不良が公園でタムロしているのが見えた。
その内の一人が俺に気づく。目が合う。すると他のものヤツも俺の存在に気が付く。全員がこちらを見ている。
俺はなにを思ったのか、自然とこう切り出した。「ヤらないか?」
不良たちは一瞬の沈黙の後、走ってその場を逃げ出した。・・・勝った!夜空を見上げる。星がきれいだ・・・自然は大切に・・
そうこうしてる内に俺のエナジーは一変に冷めていったよ・・・うん。でも妙に晴ればれした気持ちだった。
・・・とその時!背後から物音が!!ガサッ!!何者!また追い払ってやる!今日の俺は絶好調だ!
俺はニヤリと笑って振り向く!
!?
警官!!
そこには二人のポリスの姿が!!
どうする敦司!!絶体絶命敦司!!

737 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/06(金) 21:52:19 ID:oMKtEuqy
「ああんっ、ダメよ……あっちゃんに、気づかれちゃう」
「あははっ、大丈夫だって。だからゆーこさん……しよ?」

 おいおいっ、何いってる悠!んでもって母さん、俺ここにいんだけど、見えないわけっ!?

「ゆーこさんだって、ホントはしたいんでしょ?ホテルじゃあんなにエロくしてたじゃん」
「あ、あれは悠君が……して、っていった、から……」
「ううん。カラオケの時のフェラはしてってお願いしたけど」

 くい、って母さんのあごを指先で上げる悠。こらっ、馴れ馴れしいにもホドがある!

「……それからはゆーこさんが進んでしてくれたよ?お風呂でのフェラも、セックスも……」
「いやっ……そんな事、そんなことっ」
「今だってさ、息子さんが気になるとかいって、ホントは……ほら、欲しいんでしょ?」
「ああんっ、悠、くんっ……しないで、そんな事、しない、でぇっ……!」

 うおっ!いつの間にか2人はハダカ!悠の手はあごから離れて母さんのヤバい場所に!

「ふふふっ……今日はどうして欲しいの?後ろから?それとも上に乗る?それとも……」
「ああ……っ!拒んでも、また、するのね……私と、セックス、するのね……っ!」

 のわあっ!……あ、あ、あ、あ、あ〜あ。
 朝。チュンチュン鳥が鳴いてるすがすがしい休日の朝。
 俺、生涯初の夢精。あんまり激しすぎてパンツ&パジャマを突破。またシーツ汚す。
 母さんと悠で出したの、これで何発目だぁ……?
738 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/06(金) 22:06:11 ID:oMKtEuqy
 土曜日。せっかくの休日の始まりはクサいパンツ&パジャマをコソコソ隠す事から始まる。
 わー、母さんもう起きてるわ。トントン音してるし。あ、10時半過ぎなわけね。俺寝すぎ。昨日出しすぎ?
 とりあえず洗濯機に投入。父さんの服もあるから、なるべく下のほうにー。

「あっちゃん?」
 おお、キッチンから呼ばれたぞ。
「あ、あーい。俺です」
 意味不明な返事だな。まあ、母さんのエロ夢で起きたわけだから、気まずくないわけもないわけでー。

 父さんは10時開店のパチンコに行ったご様子。
「ねー、ほんとに勉強?携帯買いに行こうよ、ね?」
 朝食の間じゅうずっとその話。俺の「行かねったら行かね」攻撃もなんのそのな母さん。
「……っていうか、どーしてそこまで携帯欲しいわけ?」
「それは……あっちゃんが前から、いってたし……」
「……勉強の準備してくる」
 はああ……しどろもどろになっちゃったよ。そりゃいえないよね。「悠くんとエロ写真交換のため」とか。

 ムリヤリ参考書詰め込んだカバンを持って降りてきた時にゃ、母さんもあきらめて家事してた。
 んでもって、やっぱり気になるっス。当然、日記と、ちゃんちゃんこ内ポラ写真。
 足音忍ばせて、寝室へ。
739 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/06(金) 22:18:59 ID:oMKtEuqy
 ドア閉めて、ちょっと動揺。昨日、ラブホ入ってくの生で見ちゃったしなー。
 日記にウキウキモードで「気持ちよかった、最高♪」とか書かれてたらどーするよ?
「ま○こにずっぽり悠のち○ぽ」とか「フェラしながらピース♪」とか「ぶっかけ佑子」とかポラに写ってたらどーよ?

 ま、でも。やっぱり読んじゃうんだろうし、見ちゃうんだろうけど。もう、正直止められんー。
 タンス開けて、薬箱どけて……あ、日記と写真同時だともっとエロいかね?胃が痛いかね?てな事でちゃんちゃんこも椅子から取って、と。

「あっちゃん、ちょっとー」
 げっ!げげげっ!近くで聞こえる母さんの声っ!最悪!
「あっちゃーん、いないのー?」
 いや、いますけど……ちょっとストップ、こっちに気づくなこっちに来るなぁ!
 片づけろ俺!しかし静かにだ俺!のわっ!タンスの戸の磁石の音があんがい大きいぜっ!あとちゃんちゃんこしわくちゃ!
「……あっちゃん?」
 おし、片づけたっ!でも状況あまり変化なしっ!でも、部屋でなきゃしょうがない!

「あっちゃ……きゃっ!」
 ドア開けたら、すぐ前に母さんの顔。対する俺は……どんな顔してるよ?
「あ、あっちゃん……なんで、母さんたちの、部屋に……」
「あ、えっと、お、俺……もう行くから」
 ムリヤリすり抜けようとする俺の耳に、イヤーな音。ずずずずずずっ。ちゃんちゃんこがずり落ちる音。

「……あっちゃん」
 その後のことは知らん。すぐ逃げるようにカバン持って靴はいて、家を飛び出した。

746 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/08(日) 09:28:53 ID:7wEYKDha
 うわー、さすがにムカムカする。あわてて走ったせいもあるけど、胃がねぇ……。
 あれはさすがに、バレたかなー?バレたわなー。
 よりによってあのちゃんちゃんこだし。エロポラ13枚入りちゃんちゃんこ。

 今のうちいいわけ考えとかないと。「カゼが治ってなくて」……今さらムリあり過ぎ。
「消しゴムがコロコロと転がって、よりによってこの部屋に!」……俺ってバカ?
「夫婦の部屋特有の微妙にいやらしい匂いに思わず誘われて」……いいわけにならん!って言うかある意味正解だし。
 ……混乱してる時はちゃんと思いつかないもんだね。とりあえず胃痛を抑えるために、コンビニに退避。
 
 すみません店長さん。入るなりトイレ使っちゃって。まあ、ジュースくらいは買いますか。
 あ、ジャンプ最近買ってねーなー。ふんふん……あ、エロ本コーナー。最近封つき責任者出て来い。
 へえ……今まで気づかなかったけど人妻扱ってるマンガとか多いのねー。
「熟れ熟れ奥さん」「人妻だい好き」「人妻のナマ下着」……へえ、ふうん……。

 すみません店長さん。もいっかいトイレ借ります。いろいろ思い出しちゃってもっかい吐きます。

 はあ……。吐いたのも事実だけど、ちょっと興奮したのはナイショだ。

「……はーん。って事は、ケータイ作戦はダメなんだね」
 うわ、デザートのほうの奴うるせえ。コンビニの中で大声でしゃべんなよ。
「しょうがないか、ふーん……じゃあ、もういいや。明日の予定、ナシにしよ?」
 軽い口調でしゃべりやがって。俺がこんなに重い問題に悩んでいるというのに!
「あー?何いってんのさ。俺明日までここにいないし……あはは、そんなのムリー」
 あー、マジうるせえ。男のクセに高けー声で……あ、れ?
「えー、ゆーこさんサカりすぎ!ダメダメ、昨日のファミレスとかナシだよー」
 ちょ、ちょっと待て。え?え?え?
「……しょーがないね、そんなにいうなら。そのかわり、サービスしてよ?」
 ウソ、だろ……なんで、あいつが、ここにっ?
「え?いいよ、どこにも来なくても。ははっ、ゆーこさんは、待ってればいいから。じゃね」

749 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2005/05/09(月) 21:47:50 ID:xzFk2+SS
ガムをクチャクチャ噛んでたら、普段俺のことキモイとか言って避けてる女が寄ってきて
「私にもガムちょうだい」って言ってきやがった。
かなりむかついたんで、女の首根っこ掴んで口移しで自分の噛んでるガムをやるフリをしてやった。
殴られるか、悲鳴をあげられるか、どうでもいいが二度と近寄るなと思った。
ところが、驚いたことにその女は目を閉じて唇を少し開いたんだ。
俺の方がビビッて、あわててちょっと離れた。
しばらくの間があった後、その女は、「マジでするのかと思った」と小声で言って、ガムを奪って走り去った。

それから何日か後、その女がキャンディーを食ってたので
今度は俺の方からひとつくれと言ってやった。
そしたら俺をからかうように、なめてたやつを唇にはさんで口をとがらせた。
俺はその女の唇ごとキャンディーをほおばってやったよ。

752 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/10(火) 21:11:32 ID:RJYlP7mL
 紺地に赤ラインの上下のジャージ。携帯たたみつつポケットに入れながらコンビニを出てく男。
 茶髪で。女みたいな顔して。背もそんなにおっきくない、悠。写真の中で母さんとエロい事してた、悠。
 なんであいつが、昨日の備考作戦の前線基地だったこのコンビニにっ!?
 
 『え?いいよ、どこにも来なくても。ははっ、ゆーこさんは、待ってればいいから。じゃね』

 ……って事は、うわあ、うわあっ!

 正直どーしていいか分からんまま、コンビニの外を歩いてく悠を眺めるだけの俺。
 うわー、どうする?どうしたらいい?飯田佑子35歳の実の息子な俺!
 おわあっ!その横断歩道を渡るな、そっちは……俺の家だぁ!
 追いかけて、止めたほうが……で、でもなんていって止めるよ?
「俺の母さんに手を出すな!」って1発殴って……ゴメン、俺それムリなキャラー。

 ああ……悠が道の向こうに消えたよ?俺の家に続く道に。あ、ヤバイ……足ガクガクしてきた。
 悠が、俺んちに、母さんに、会いに……ひょえー。何するつもりだよ二人は。
 あははは。マジ?もうそんな状態ですか35歳女と14歳男は。あはははー。

 コンビニを出た。向かう先は!……ゲーセン。ヘタレな俺の選択。帰っても、ヤバイとこ見ちゃうだけでしょ?
 はいはい。浮気でもなんでもすればいいじゃん。自分の家であはんあはんしたらいいですよ母さん。
 俺とか父さんが普通に暮らしてる家の中でさ、フェラチオとかせっくすとかしたらいいじゃん。はいOK−。

 ゲーセンについた。1000円両替、即いつもやる筐体に着座。あ、足が震えてるよ俺。
 のども渇くなー……あー、集中集中。あ、ミス。うわ、やべっ。ソッコーでGAMEOVER。

 気にならないわけ、ねーじゃん。帰る、べきか……?

759 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/12(木) 02:14:43 ID:9jdQT9DC
 うー。まずは落ち着こう。ゲーセンの表にある自動販売機でペプシ購入。
 買ってちょっと口つけて、すぐにもう一回格ゲの筐体へ。スタートボタン連打。
 あー指も震えちゃってるよ。こんなんじゃ……ええいクソっ、やっぱりすぐ敗退ー。
 コーラ持って席を立って、一口飲もうとする。あわわわわ、唇もひくひく。

 ゲーセン出て、一気に飲み干した。勢いつけて空カンをゴミ箱にシュート。
 帰る。こんなんじゃ、どーしよーもない。もっとムカムカするかも知れんけど、帰る。
 しかし……さっきのコンビニから30分近く時間かかってる。びみょーな時間。

 足取りは当然重いよなぁ、我ながら。しかし、たいした距離じゃないのですぐに家の近くに。
 悠がもし母さんを迎えに来ただけだったら、とりあえずはセーフかも。追っかける手段もねえし。
 とりあえずは、鍵がかかってるか確認しよう。んでもってかかってたら、中に人がいる気配があるかどうか。

 到着。いつもとなんの変わりもない、我が家ー。
 こそこそ近づいてって、玄関ドアに。なんで自分ちなのに、こんなにコソコソしなきゃなんねーのよ?
 くいっ、とノブ回し。んで少し引く……鍵、かかってる。中からかけた?外からかけた?佑子さん。
 はて……これから、どーするよ?いるかいないかだけど……このまま鍵あけて入るわけにはいかんし。
 うし、裏に回ろう。台所の窓からリビングまで見えるし。いきなり寝室は怖いし。

 狭い庭、ごそごそと。父さんが最近手入れしてないなー。パチンコ行ってるヒマないっつの。
 たまの休みパチンコ行ってるスキに、あんたの奥さんは14歳と浮気しちゃうんですよー?
 う。忘れてた胃痛がっ!そーなんだよ、父さんの奥さんでもあり、俺の母さんでもあるわけだ、飯田佑子は。

 台所の窓。かがんで顔を出して……。
「あっちゃ……息子はね、友だちのところに行ったみたい。でも……やっぱり、困るよこんなの」
 母さんの声。カチャカチャって音と、水を流す音が同時に。食器かなんか洗いながら、誰かとしゃべってる母さん。

767 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/13(金) 02:35:37 ID:FLhrbtF9
 俺が聞いてる普段の食器洗いの時より、カチャカチャ音も水の音も大きい。
 声もなんとなく、浮ついてるような……母さんかなりビビッてるようすです。
「家に来るなんて……マズいって。なんで……」
「なんでって……」
 うわ。続けて聞こえたあの声。父さんが帰ってるという可能性もあったんだけど、これでもう。
 いや、もうなかったかー?もうどっちにしろ今俺が聞いた声は悠の声。
 3日前電話で初めて聞いて、昨日ファミレスでも聞いて、んでさっきコンビニで聞いた声。
「佑子さんがさ、すぐ会いたいっていうからじゃん?」
 声がだんだん大きく。ってことは……台所の母さんに近づいてる?っていうか高え声で語尾上げてんじゃねぇ!
「……すぐとかいってないよ。ただ」
「ただ?」
「……携帯とか、明日の約束とかダメになっちゃったから、もいっかいちゃんと話そうって」
「ふーん」
 何だその返事はっ!明らかにあわてる母さんをナメてる口調じゃねえか!
「もいっかいちゃんと話して……もいっかいして欲しかったわけでしょ?」
 足音。ウチの台所フローリングだから、はだしで歩いたらペタペタ音がする。それが、水の音に混じった。
 悠が、台所にやってきたってこと。いつの間にか、食器のカチャカチャ音は止まってるしー。
「そういうんじゃないって!……ああもう、どうしてこうなっちゃったんだろ……」
 おお、ちょっと大きめの声。あきらかにイラついてる母さん。イラついてるっていうか……戸惑ってるっていうか。
「……去年、声かけてさ。それで……その……こんな感じになった以上、大人としてゆうくんにいわなきゃいけないって」
「うん。ありがと」
 その悠の声は、母さんの声の場所とほとんど同じに聞こえた。うわ、2人近っ!
「そんなこといってくれるの、佑子さんだけだよ……ありがと」
 で。
 水の音と、それから、ちょっと布がこすれる音。俺の予想……たぶん2人、キスしてる。

772 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/14(土) 23:26:00 ID:RfwDS/In
 その、水の音しか聞こえない時間は、10秒ぐらい続いて。15秒ぐらいか?
 んでおれが「おいおい、ちょっと長すぎるんでねーの!?」って思い始めた時に。

 チッ、っていう舌打ちみたいな小さな音が。水道の音とは明らかに違ったからよく聞こえて。
 何の音だ?……あ。もしかしてくちびる同士が離れた音かぁ?

「ダメ、だってば」
 母さんの弱々しいのってまぁ!さっきの強い言葉はどこ行ったわけー?

 お、また布のこすれる音。で、すぐに蛇口をひねる音、水の止まる音がして。
 しばらく無音。これまたかなり長く感じて。覗くわけにいかんから2人の状況が読めねえし。

「……したいよ」
 で、そんな俺のモヤモヤをカンタンに吹き飛ばす悠のヤローのストレートな言葉が。
「ダメ……ココじゃ、ダメだよ」
 弱々しい声&布のこすれる音。母さんと悠は、まだぴったり密着してるわけだねこりゃ。
「したいよ、佑子さん……どーしても、ここで、今したい」
「ゆうくん、分かって……ココじゃダメ。パパとか、あっちゃんとか……いろいろマズイの」
 うはあ。母さんの声少し乱れ気味に。で、俺の疑問もひとつ沸く。
「するなら、外で……ね?だから悠くん、おねがい……っ」
 で、その疑問に母さんはあっさりと。疑問?「外でならセックスしてもいいのか?」って事だよ。

「ダメ。逃がさないよ」
 布ずれの音、激しい!抵抗する母さんの姿を想像。で……。
「んっ……んうんっ!」
 母さんのこもった声。その場でスリッパ履いた足をパタパタさせてる音も聞こえる。
 んでもって、それがまた長いのよ!ムリヤリキスされて苦しいのか、ディープキス突入なのか分からないくらいに。

781 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/17(火) 02:59:19 ID:v/r4L9AG
 さっきの水の音の時より、明らかに長い!寒いのに外で聞いてる俺の身にもなってみろ!
 最初は聞こえてたスリッパパタパタ音も、だんだん弱くなってて。
 クソッ。悠のディープキス攻撃に母さん陥落寸前かぁ?見えないから想像なんだけれども。

「ん、ふっ」
 お?くちびるが離れたか?母さんのめちゃめちゃ小さな吐息、っていうか。
「佑子、さん」
「……やっぱり、ダメ」
「なんで?今だって、イイ感じに」
「だから、ダメなの。えっと……息子、あっちゃんに、その……」
「息子さん?」
 俺?
「バレちゃったかも、しれないの。なのに、家でこんな事してたら」
 うー……やっぱり疑われてたか。あのちゃんちゃんこずり落ち事件は決定的だったからなー。
「……あはは。イイじゃん。バレたって」
 なぬっ!?おい悠、てめえ母さんの悩み無視かよ!お前張本人だろうが!だろーがよ!
「今日で、これで最後だし。だから佑子さんだって俺としばらくしてくれたわけでしょ?」
 最後?はて……怒りと情報の少なさにさっぱり意味がわかんねえ。
「きっかけはともかくさ、佑子さんは俺を見つけて声かけてくれて、悩みちゃんと聞いてくれて、そしてしてくれた」
 悠がペラペラいい調子でしゃべってる。んで母さんは無言。何?2人の馴れ初めのはなし?
「佑子さんが真剣に悩み聞いてくれたから、俺好きになったんだ。佑子さんのこと」
「……」
「好きだってのはウソじゃないよ。絶対ホント。でもこれから会えないのもホントだし、佑子さんも家庭壊したくないんでしょ?」
 35歳人妻に向かって、好きだのなんだの囁く14歳のヤロー。んで最重要事項。これから会えない?
「明日の予定が今日になっただけ。だから……しよ?」
 そのすぐあとに、またこもった母さんの声、うめき声。で、今度は確実にディープキス。だってちゅっちゅ、って音してんだもの。

「……はぁ」
 舌絡め合い確定のちゅっちゅなディープキス音がやんで、母さんのため息。
「どうして、こうなっちゃったんだろ……」
 それさっき聞いたセリフだ!っていうか、悩んでるのは分かるけど聞いてる俺のためにもっと強く拒否してよ母さんって!
 なんかめちゃめちゃ深読みできるセリフじゃん!

787 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/18(水) 02:43:12 ID:X90FjXlP
「佑子さんって……」
「……ん?」
「迷ってる佑子さんって、かわい」
「……バカ。そんなんじゃない」
 母さんがまだ低いトーンで返事してるから救われてっけど、なんかこう2人の会話って……。
「じゃあ」
 悠の声。じゃあ、に続く言葉はいっぱいあるぞー?「やめよ」とか「外で」とか、それから「しよう」、とか……。
「しよ?」
 う、うわーっ!最悪の流れじゃんー!
「……」
 返事してないよな?母さん。っていうか、すぐ返事したりしないよな!?
「あはは。佑子さんいつも俺にしてくれてるから、今日は俺がしたげる」
「……」
 返事してないから、セーフ……じゃねえ!返事しないって事は、つまり、その。
「いいよ、こっち向いて。そのまま立っててくれればいいよ」
「……」
 母さん無言モード続行中。で、また新たに布のこすれる音が始まって、ゆっくり続く。
 悠の服と母さんの服がこすれてるんじゃなくて、キッチン……シンク?とこすれてるような。
 母さん、向こう、向いた?
「……うん、いいよ。じゃそのまま」
「……ん」
 今の小さなのは単なる吐息か?あるいはため息か?それとも……返事だったのかぁ?
 今度は、しばらく悠の声も聞こえなくなった。ちょっと位置関係を推理ー。
 母さんさっきまで洗い物してた。悠とキスして……それから、ゆっくり振り返って。あっち向いてるわけだ。
 悠は「じゃそのまま」って。悠は何してんだ?
 あ。「今日は俺がしたげる」ともいってたな。したげる、したげる……どーいうふうに?素人の俺には分からんっ!

 見る、か?

802 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/20(金) 20:21:37 ID:3Zp8hOUf
 見ようか、どうしようか……。
 気づかれるのも怖いけどこのまま声だけ聞いててますますムマムカするのもどーかと。

 そんな調子で悩んでたら、家ん中完全に無音。
 母さんの声も悠のあの高い声も、まったく。俺のイライラさらに増すー。
 よーし、見るぞ。バレたらその時だぁ。

 ……とかいいつつ、やっぱドキドキするよな。母さんのヤバイ姿、初めて見るかもしれんぜ?
 こっそり、こっそり。頭、あげてく。お。母さん……だよな?
 薄いピンク、タートルネックのセーター。濃い灰色のエプロン。
 俺がさっき飛び出した時とおんなじカッコ。おお、間違いなく飯田佑子35歳、俺の母親。顔は見えん。
 やっぱりリビングのほう向いてて、両手を後ろに回して台所のふちでつっぱってる。あれ、悠の姿は?
「ん……っ」
 お?完全に黙ってるわけじゃなくて、たまに小さくうなってる母さん。
 顔上げたから聞こえるようになったのか?あの小さな声。よく見ると体も小刻みに震えてる……?
「ん、く……っ」
 おわ、びっくりしたっ!なんかけっこう大きくなったぞ声が。っていうか、フンイキもなんか、その。
「……うふふ」
 悠の、声だ。やっぱり、すぐそばにいる!

 したげる、っていってたな。いつも俺にしてくれてる、ともいってた。
 ……舐め、てんのか。つまりは、母さんのを。うわー、うわー。
803 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/20(金) 20:42:02 ID:3Zp8hOUf
 あかん。俺今、悠にま○こナメられてる母さんを後ろから見てんの?
 こりゃまた……なんというか……どうしようもない状況っていうか。
 うわー、ここ離れてどっかで落ち着けたら最高なんだけどなー。
 でもムリだよ。こんなの見た後じゃどんなとこ行ったって気分転換なんかできねえって。

「んふっ……んんっ!」
 おお、見たこともない大きな動き!母さんの首がひねって、肩に顔を押しつけてる。
 うわ、顔見えたー。まゆ毛が、くにゃって曲がってて、デコにしわ。ガマンしてる顔。
 でも唇はへの字だったりちょっと開いたりしてる。開いた時に「あん」とか「んふ」って声がもれる。
 ナメられて感じてる母さんってことでいいわけ?キツイな、キツイなこれは!

「ん、ああ……悠、くん」
 今度は名前呼んだよ母さん!顔の表情とかポーズは変わらないけど、違うとこ一つ。指先が、ぐいっと力がさっきより入ってる。
 で。で。悲しいことに。情けないことに。俺のち○ぽ、完全勃起。

 しばらく、そんな状態が続いてた。首を左右に振って、気持ちよさをガマンしてる風の母さん。
 さすがにち○ぽは握らなかったけど、そんな母さんを見てめちゃめちゃコーフンしてる俺。
 10分、ぐらいそうしてたような。でまた気づく。母さんの体、ずるずるずり下がってて。
 ぺたんっ。って音。俺から見えるのは、母さんの後ろ頭だけー。そこに、悠の声。
「……よかった?」
 母さん、左のほうを向いて無言。俺からは表情は見えない。
「どう、したい?」
 まだ母さん無言。でも、母さんの頭はなんかちょっと前のめり。少し体揺れてるから、手でなんかしてるのかも。
「……あはは、いいよ佑子さん。もう大丈夫だから。してくれなくても、準備OK!」
 姿見えない悠が、例のあの高い声で。何をいってんだ?母さんが何しようとしたって?
「そんなに、したかった?俺の、舐めたかった?」
 あっさり回答発表。で、母さんは。
「……いわない」
 ビミョーな答えいっちゃうわけですよ?俺どうしたらいいですか?ち○ぽなんか立ててる場合ですか?

820 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/22(日) 02:05:49 ID:3h5/SOx6
「じゃあ」
 悠が、俺から見えない場所で。じゃあ、なんだよ……?
 母さんは、悠の声聞いて。あ、あ、あ。ちょっとだけ見えてた頭がまたずり下がってく。
 俺からは、2人の姿がぜんぜん見えなくなった。こんなに近いのにだよ?
 台所のシンクの部分しかないから、窓開けて覗けば数10センチ。なのに、2人は見えないー。

 何して、る?母さんと悠は、台所の床にへたり込んで、どんな感じになってんだ?

 とか思ってたら。俺の視界に、非常に判断のムズカシイものが飛び込んで来た。うむむう。
 足ー。誰かの足ー。ゆっくりゆっくり伸びて、ヒザぐらいまでは見える。
 つま先上向いてるから仰向けだな。んでその足がさ、灰色の靴下はいてる。母さんの足。色白いし。
 頭首上半身ふともも、ここまでがシンクの死角になってて見えないわけで。
 でもまあ、母さんが仰向けで寝たことは間違いないと。さっきまで家事してた台所の床に。意味、分からん。
 んにゃ。ホントはなんとなく気づいてる。だから、今度は悠の姿が見えないのがかなーり気になる!

 心臓バクバクでさ、自分のその音ばっか気になってて。様子見のために少し落ち着いたら。
 聞こえたねー。ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、って音が。キスなのか、どっかナメてるのか。

 さらに聞くと、母さんのため息みたいなのが聞こえる。「はぁー」「ふぅー」って。
 まあ、ため息じゃないわなこの場合。ため息と一緒に、足の指先がくいくい動くから、なんかエロくて。

827 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/23(月) 19:22:36 ID:KCKHT6YT
 でも他にはなーんも見えない俺には、床に伸ばされたその両足を見てるしかないわけで。
 まぁ、ち○ぽ立てながらだけど。うーむ我ながら。

「うわー……」
 おうっ。悠の声はあいかわらず俺をびっくりさせやがるねぇ。ちくしょう。
「びしょびしょになっちゃったよ?佑子さん。あはは、最高記録更新かも」
 いやらし過ぎる質問じゃーん!で、その質問に飯田佑子35歳は……。
「……」
 無言だな、うん。そりゃーそうでしょ?さすがにー。
 でも……今母さん、どんな顔して悠の言葉を聞いてんだろ?

「んじゃまあ」
 また悠の声だな。小さくても不必要に高いんだよっ。
「はぁっ……どおしよぉ……」
 おわっ!続けて母さんの声だ!悠の声よりさらに小さいけど、なんかビミョーに意味ありげな感じで。

 んで、次の瞬間突然!悠の例の茶髪がシンクから覗いたっ!気ぃ抜いてたから心臓止まる寸前だ!
「いくよ?佑子さん」
 でもまーすぐに頭はひっこんで悠はそんなことを。気づかれて、ないよな?目も合わんかったし。
 ……でも俺、なんか大事なこと忘れてないか……?あ!悠の「いくよ?佑子さん」だぁ!

「んっ、んんんー……っ」
 うわぁ、母さん、の声。今の声はヤバイ感じだったぞー?
 なんかこう、ち○ぽが自然にピクッ、ってなるような。実際、なんかそんな感じになったし。
「あー」
 あー、何だよ悠!?ますますムカムカするぞっ!そんなイラつかせる声と、同時に。うわ。

 母さんのあの両足に、悠のジャージの両足が、並んじゃったぁ。
 それも、ジャージ少しずり下がってるしよ。ぴったり、母さんの上にくっついてるって事だよね?

837 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/24(火) 23:28:21 ID:9pMdOhZP
 その並んだ4本の足。上にある紺ジャージの足2本は予想通りというか……少しずつ動き出した。
 へぇ。意外と激しく動かないもんだねセックスって。エロマンガみたいに激しいのかと思ったー。
 ……テンション上げてごまかそうとしても、やっぱムリ。

 どーやら、悠は、母さんに、入れてる。うわっ!のどカラカラ!

 母さんの白い両足は、悠の動きに合わせてちょっとずつ開いてきてる。
 まだあの靴下の指先が、くにくにビミョーに動いてる。
 悠に乗られて、たぶん……うげっ……ち○ぽをま○こ入れられてる俺の母さん。飯田佑子。

 うー、何かしばらくこの状態が続くねー。
 俺は台所の床にある男と女の足だけ見ながら悶々としてる。んでムカムカしつつも興奮してる。
 実の母親が、俺と同い年の奴と台所で浮気セックスしてるのを生で見て、ち○ぽをボッキさせてる。
 どーするわけでもなく、ただただ母さんのエロシーンを覗いてる。俺ダメ息子。決定ー。

「ふうーっ」「ん、んー」「んっ、んっ」
 母さんは、やっぱりエロマンガみたいに激しく叫んだりせずに、ため息系の声続行中。
 でもエロいのが、たぶん悠の突きに影響されて、たまにそのため息のトーンが上がるわけ。
「ね、佑子さん。佑子さん?」
 お、入れてからひさびさな悠の声だ。何聞く気だ……?
「……んっ、な、に」
「やっぱさ、自分の家でするのって、興奮する?」
「……っ」
 今のセリフ、何かちょっとエロマンガチックだったぞ。おのれ俺の母さんに向かって!
「……そんなこと、ないっ。怖いの、これでも……だから、早く終わらせて……んっ」
「あはは。早く終わっちゃうとイヤなくせにー」
 悠は、そんなこといって、直後に。
「ん、あっ!」
 母さんの、初めてのアエギ声系。どうやら、ちょっと振りを大きくしたみたいで。うえっ。

844 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/25(水) 19:57:57 ID:OFWEOw2X
 心臓がマジ痛かったねー、今の母さんの声。
 なんつーか……いつも俺とか父さんと話してる母さんの声じゃない、『女』の声?

「野球よくわかんないけど、この二岡って子はイイ感じ。高橋?うーん」とか、
「もー。今日は絶対TVのチカラ見るからね!」とか、
「生茶は合わないって気づいた。ん?今は断然伊右衛門ー」とか、
「高いの買えたらそりゃいいけど、ニッセンがちょうどいいんだって!」とか、
「もうパパぁ、自身じゃなくてセブンってあれほどいったじゃんー!」とか、
「昼間BSで母をたずねて三千里やってた。泣くねーあれ」とか、
「朝見る細川茂樹はいいっ」とか、
「中学生だけど、まだ『あっちゃん』でいいよね」……とかいってる母さんの声じゃない。

 こんなナイーブな感想持ちつつボッキしてる俺がいうこっちゃないかー?

「んーっ、ふっ」「ん、あっ」「ふ、あ……んーっ」
 ため息系とアエギ系が同じくらいの感じになってきた。うむむう。
 悠が本気出したのか、母さんが……よくなってきたのか。足しか見えんから悪いほうに考えちゃうね。
845 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/25(水) 20:07:18 ID:OFWEOw2X
「……ね。悠、くん」
 ん?母さんからひさびさに話し始めたぞ。ヘンな事いいませんようにヘンな事いいませんように……っ!

「ん?」
「……後ろの、エプロンの結び目が、痛い」
 ?
「あー、下になってるからこすれちゃってるんだね」
「ん」
「じゃ、どーする?全部脱いじゃおっか」
 おいおいおいおい!その流れはナシだろっ!?台所でハダカなんか俺は許さんぞっ!
「……ここじゃ、痛い、よ」
 そーだ!母さんのいうとーりだ!……うえっ?『ここじゃ』?

「そっか、そうだよね」
「……ん」
 うおっ!母さんの返事らしきものを聞いて悠が!茶髪のてっぺん出現っ!
 そりゃあわてて隠れるでしょ!ひえーっ、危なかったぁ!セーフだよねセーフ。
 急に立ち上がるんじゃねえよ!ちゃんと合図して……ムリかー。俺混乱してるな。

「ね、ゆーこさん?」
 悠の声だな。あいかわらずイライラする高さー。
「そこの……廊下に出て……階段の、前の部屋」
 今度は母さんの小さな小さな声。台所から、廊下に出て、階段の前の、部屋……?

 うわ、母さんと父さんの寝室じゃんっ!

848 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/26(木) 22:58:37 ID:6Gk/+7vH
 え、えっと……それは、何?母さんと悠は部屋を移動してセックス、続けるわけ?
 セックスって途中でやめたりできるもんなんだぁ。出すまで終わんないかと思った。ふーん。なに感心してんだ俺。

「俺トイレ借りるから先行ってて。部屋、階段の前だよね?」
「……うん」
 会話に続いてペタペタと足音&ガサゴソ音。たぶん悠がトイレに行って母さんがが立ち上がった音。
 も1回覗いて、状況確認……っと。

 うっ、飯田佑子35歳が立ってるよ。向こう向いてて、表情は……見えん。
 なんかちょっとうなだれてる。うーむ。一応ちょっとは悩んでくれてんのか?
 むっ。動き再開。あ、エプロンはずすのね。それが痛くて一旦停止したんだもんねー。
 ……う、胃が痛え。
 エプロンはずして、食卓にふわっと投げて。このへんの動きはいつも夕メシ終わったらやってるな。
 ん?今度はしゃがんだぞ?なんか拾った……ありゃなんだ?あ、あ、あ、あーハイハイ。パンツね、パンツ。
 いつの間に……足伸ばす前に脱がされてた?脱いでた?脱がせ上手?脱ぎ上手?
 ま、どっちでもいいやいまさら。考えたって胃がもっと痛くなるだけだしー。

 母さんは、自分のパンツをくしゃくしゃに握って、まだじっとしてる。
 何考えてんだ?「今なら引き返せる」とかか……?
 それだったら俺も急いで家に入って「悠、お前帰れよ!」っていえそうな気がするんだけど。

 あ。母さんの右手が、ゆっくりと後ろ髪に。まとめてた髪を、ほどいちゃった。うわー、続行決定ですか?
 ふわっと髪の毛が広がって、ノーパン母さんは歩き出した。寝室に、行くんだろーなぁ。
 えっと、ノーパンのくだりでちょっと興奮したのはナイショだ。

 さて……どうするよ?寝室は確かレースのカーテンだから、覗くのは問題ねーけど。
 髪の毛ほどいて服も脱ぐんだろう母さんと悠のセ、セ、セックスを見ることになるんだぜ?
 ベッド窓の目の前だし、古い家だから窓も薄いし。あー胃痛。頭痛。倦怠感ー。

866 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/05/29(日) 02:41:08 ID:7y1uNyM7
 いや、行くんだけどね。
 行って、見て、また胃とか頭とかテンションとかヤバくなるのわかってんだけど。
 ……何ていうか、見ないといけない状況にハマってしまったみたいで。
 日記見て、ポラ写真見て、エロいの写ってんのに見て、ダメだと思いながらも興奮したりして。
 街で2人をつけ回したりして、ますます母さんの浮気がはっきりしてきて。

 今さらだけど、あの朝なんで日記見ちゃったんだろ?
 あれさえ見なけりゃ、こんなにイライラムカムカすることなかったのに。

 あい。でも行きます。母さんのヤバいシーン見ることになっても、裏側に移動ー。

 こっちも片づけてねーな。前はよく焼肉とかした狭い庭通行中。バーベキューセット壁際に放置。
 あれ?でも不思議だな。父さんが帰ってくればいいのに、とは思わないんだよな。
 まあ、父さんはパチンコ行くと絶対6時まで帰ってこないから。マジメな父さんの唯一の趣味だし。
 そんなことをポロっとなんかの拍子に話したんだろうな母さん。だから今、悠がウチにきてる。

 ハイ、到着。とりあえずは窓の横に貼りついて、音だけで様子をうかがう。
 無音、かな……?少なくとも悠の高い声とかは聞こえんー。
 うし、まずは寝室ひと覗きだ。このレースのカーテンの陰から……。

 ん?ありゃなんだ?……ああ、やっぱ母さんだ。
 ピンクのセーター脱いでる途中。頭が見当たらんかったからすぐわかんなかった。
 ゆっくりゆっくり、暗い寝室でセーターが。あ、あー、このまま見てると母さんの下着姿が。

 揺れたね、今。ゴメン、ホントゴメン。母さんゴメン。俺今、母さんのブラ姿見てめちゃめちゃ興奮してる。

907 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/06/01(水) 02:07:32 ID:kOKga7cL
 まあ、ホテルで悠の上に乗ってたポラにもおっぱいは写ってたんだけど。
 今窓越しに見てる母さんのブラ乳はなんか、違う。見えてないのにナマナマしいっていうか。
 斜め後ろから見てるからかも知んないけど、おっきさも形もかなり分かる。
 バカみたいにおっきくない。ポラでも垂れてなかったから、形もなかなかな母さんの胸。

 んで、母さんはそのブラ姿でまたボーっとしてる。上半身ブラだけ、下半身ベージュのスカートだけ。
 髪ほどく前に悩んで、今度は裸になる前に、また悩んでくれてるわけか、一応。

 うおっ!廊下からパタパタ音が!悠がトイレから出たかっ!見つかるとヤバいんで即効顔隠し。
 カチャ、バタン。ドア付近からの音。悠が、夫婦の寝室侵入。くそ、くそっ。
「あ」
 悠の声。母さんがいろいろ悩んでんのに、あいかわらずノーテンキな高い声。
「なんだ佑子さん。まだ脱いでなかったんだー」
「……ばか」
 そばで聞いてるとビミョーな会話だよ?
 悠はいつもの口調だけど、母さんは怒ってんのか怒ってないのかイマイチわからん。
 表情が見えないからよけいに。甘えた顔で微笑んでたらどーする?俺も立ち直れんよ?

 ん?2人黙っちゃったか?あー、違うな。また例のちゅっちゅ音開始だ。
908 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/06/01(水) 02:32:41 ID:kOKga7cL
 抱き合って、ディープキスを始めちゃったわけか。夫婦の寝室で。ううむ。
 母さんブラ姿のに、それはかなりヤバいんじゃないー?
 あ、さっきもう台所でセックス1回戦してたから超いまさらでした俺……胃痛。

 さて、覗きますかー、母さんと悠のラブラブ浮気シーンを!……うげげ。

 まずは母さんの後ろ姿が視界に。ブラ姿にスカート、さっきのまんま。っていいたかったんだけど。
 悠が。悠の手が。あのほどいた髪の毛とスカートに。悠の両手がガサゴソ動いてるわけですよ。
 まさぐる?みたいな感じで。
 髪の毛は手が入ってくしゃくしゃになってるし、スカートも。
 スカートのほうの手は、下からこう……中に入ってる。
 えー、母さんノーパンだったし、たぶん悠の手の先は母さんのナマ尻に……。

 あ。見えたー。俺にも見えちゃった、母さんのお尻。そりゃ、そこまでめくられたらさー!
 悠はスカートをまくり上げて母さんの尻を……あうう……撫で回してる。
 唇は全然離さないで、ちゅっちゅちゅっちゅとディープキスしながら。
「んん、ふーっ」
 もれる声はどんどんエロく。聞いてるこっちも、かなりヤバい感じ。
 なんかこう、触んないと暴発しちゃいそうになっちゃってます。俺の。

923 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/06/02(木) 01:10:27 ID:zrxGzjnX
 ううっ。悲しいけれど、生まれて初の野外オナニー決定ー。
 あーもう、すぐ出してやるからちょっと落ち着け俺のもの!あう、引っかかるっ!
 なんかもう完全にあわててますな。目の前のエロい光景に早く追いつきたくて。

 悠の手は、遠慮なく母さんのお尻を撫で回してる。んで、揺れてる。
 あの後ろから入れられてたポラ写真見た時に確認した、普段ナマで見れない大きなお尻。
 それが、悠のもみもみなでなで攻撃によって、ぷるんぷるん動いてる。すごーく、エロい。
 うし、出た。母さんの浮気エッチを、エロく揺れるナマ尻見ながら超ボッキしたものが。

 口、離さねーな。いつか志賀が学校に持ってきた雑誌のデートマニュアルみたい。
『彼女とのキッスは、なるべく長めに。メロメロになるまで続けちゃおう!』とか。
 まぁアレは、初デートとかそこらへんの特集で、俺ら悲しき童貞はそれだけで盛り上がったもんだけど。
 母さんの髪と尻をめちゃめちゃに触りながらの、悠のキス。舌と舌。んでメロメロになってる、母さん。
 くやしいけど、同い年ってのが信じられないね。俺、初エロ本買ったとか喜んでる場合じゃないー。

 んお?髪撫でてた手が、離れた?
「んんっ」
 母さん、それだけで小さくうめく。悠のやることにいちいち反応。うぬぬう。
「……んふっ、ゆう、くんっ」
 声が変わった。っていうか、ひさびさに唇が離れて、母さんの声が。えーと、それはね。
「あは、やっぱいいねー。佑子さんのおっぱい」
「……っ」
 その手がブラ乳に行ったからです。母さんは顔を反らせて感じちゃって、悠は余裕の笑み。
 尻と同じとはいわないけれど、柔らかそうに悠の手の中で揺れるおっぱい。まだブラしてるのになぁ。

 声が出たのと、尻&乳揺れがダブルで来たんで、触るの待ってた俺は即効でちんちんを……。
 ……あ。最低。もう、出たよ……。庭の草木の栄養素になるかしらん?
「んうっ、悠くん……」
 母さんはまた悠の名前を呼んで。悠はゆっくり顔を出して、またキス。うは、舌だけ二人ちろちろと。
 はい速攻復活ー!そんなエロいキスと、ブラをもうちょっとではずしそうな悠の手の動きに、俺のサルち○ぽ復活。



 実際のところ、このまま台所セックスの続きするんだろーか?
 ……まあ、するわなー。わざわざ移動してきたわけだし。服も脱ぎ始めちゃってるわけだし。

 今度はレースカーテン越しだけど、シンクの陰に隠れない、母さんと悠のエロシーン。
 さっき出した精液で濡れてるけど、再ボッキしたちんちんをしっかりホールドして、目をこらす俺。

「佑子さーん。さ、触っちゃうよ?」
「んっ、あぁ」
 するっ、って感じで悠の指先がブラの中に。ほえー、えらくエロく攻めますなぁ。
「あ、うぅん……っ」
「やわらかい、ね」
「ゆう、くんっ」
 ブラに手ぇ突っ込んで、指先だけくにくにゆっくり動かす悠。ブラの表面に指の動きが見えるし。
 きゅうくつじゃないのか?でも母さんの顔見たら、そういう動きも効果的みたいで。

 お、お?スカートがひらり。母さんの尻を撫でまくってた悠の手が、ゆっくりと上に。あー。
「佑子さん、外すよ?」
 ホックっていうんだっけ?白っぽいベージュのブラの後ろに悠の手が回ってく。
 母さんは……まだ無言で顔反らせてアエいでる。生尻に続いて、ついに母さんの生おっぱいが来るのかー?
生おっぱいっていつ以来だ?小学校……低学年以来かも。でも、さすがに全然覚えてない。
 どれくらいの大きさだったとか、形はどうだったとか。思い出そうとしても、ポラがジャマして。
 おっぱいが写ってた写真はたった1枚。男の、たぶん悠の上に乗ってしてる奴。
 今みたいに髪ほどいて、めちゃめちゃいっしょけんめい腰振ってる、母さんの写真。
 こんな寒いのにホテルでは汗かいてたのか、髪が顔とか首筋に張りついてて。
 ポラの中では一番エロく感じたかも。あれ1枚で何回も抜けるような。

 あの写真からしたら、おっきい。おっきくて、形も悪くなくて、垂れてもない母さんのおっぱい。
 ……こんな事考えてちんちん握ってるのは、やっぱヤバいんかなー?うーむ。

 2人はあいかわらずキス中。唇メインで、たまに首筋。母さんうっとり?
 あー、指先がついに……なんかもぞもぞやってるぜ?ホックのところで、悠の指先が。
 もう一方はまだしっかりブラ内乳揉み。そっちもたぶん、もうすぐブラ内じゃなくなるわけだ。

 外れたー。ホックが外れてぶらんぶらん……あ、肩ひもがあったから落ちないね。
 でもヤバい部分が。悠の手が揉んでたほうは、こっちから見ると包んでる部分が外れてる。
 悠の手の中にあるけど、なんていうか……下乳?が見えてる。うわ、うわ、エロいって!
 悠がゆっくり揉んでるのに、その下乳はぽよんぽよん、って。

 こすり始めた俺。これはこすらなきゃ。相手が母さんでも、母さんでも……。

 また一気に出そうになってく俺。母さんと悠は乳揉み&ディープキス続行中。
 ブラも落ちないし、このまま展開がなくても、2発目オッケーだったんだけど。

「ゆーこ、さん」
 悠が唇ちょっと離してぽつ、って。同時になんか体全体で母さんをやんわり押してる。
「んっ」
 唇離れたけど、まだうっとりな母さん。だらんとしてた手が、右手が悠の腰あたりに。
 これはどういう動きですか?悠が押して、ブラ外れかけな母さんはどうするつもり?


体押しつけられ、なんか身悶えてる母さん。腰の手も、進んで回したって感じじゃない。
 まさか、ここに来て拒否する気持ちに?だったらいいなー……あるわけねーかぁ。
 たぶん、あれはさ。

「ん……っ!」
 やっぱりー。小さくうめきながら、母さんの体が悠の体と一緒に後ろに倒れる。
 ベッドの上でぼんよよーん、って跳ねる。ついに2人はベッドインなわけですよ。

「お」
「あ……っ」
 お。思わず悠とおんなじ声を窓のところで上げそうに!もちろんガマンしたけど。
 うん。母さんの肩に引っかかってたブラが、そのはずみでぺろんっ、と。
 だから、その……全部見えたー。母さんの上半身ヌードが。うがががががが。

 悠は、母さんを上から眺めてる。二人の顔と顔の距離は30センチくらいか?
 しばらくじっと、母さんの顔とおっぱいを、ニヤニヤ顔で交互に眺めてる悠。
 まー腹の立つ表情!そりゃそうでしょ!?あんな超近い距離で、母さんの裸見られてんだぜ?
 で。で。俺はというと……悠以上に、母さんのおっぱいに釘づけになっちゃってます。

 ベッドに広がった髪の毛。その向こうにある表情の見えない顔。
 その向こうに……2つのおっぱい。暗い部屋なのにさ、はっきり肌の白さがわかって。
 そんでまた丸くて柔らかそうなんだそれが!母さんは息してるだけなのに、それが上下するだけで俺はぁ!

「……そんなに、見ないで」
「いーや、見るよ。佑子さん、キレイだもん」
 母さんは悠から顔をそむけた。で、ちょっと表情が見えた。あーあ、恥ずかしがっちゃってるよ。
 笑っちゃいないけど、照れてる?はにかんでる?なんか指をゆっくり上げて、唇に。噛むの?指。

固く目を閉じて、悠の視線から逃げてる母さん。顔赤いしさー、指はやっぱり唇に。
 恥ずかしがってんじゃん!嫌がってんじゃん!……って思いたいけど、やっぱ違う。
 もう何回かしてるんだろうけど、ここは自分の家。それも夫婦の寝室。そーいう戸惑いみたいで。

「キスしよっか」
 今さらなんだよ!って感じだけど。悠は母さんの髪を触り始めた。ナデナデと。
「はぁぁ……」
 母さんは「いい」でも「いや」でもない、ヘンなため息。日常生活じゃこんなの聞けない。
 明らかに「どうしたらいいんだろう」って声。悩んでんならやめろよ!って実の息子としては思うんだけど。

 でもやっぱり。優しく髪を撫でられて、母さんはちょっとずつ上を向いてく。んで、キス。

「んっ……ん」
 口と口の間から聞こえるうめき声。それからちゅっちゅ音。母さんキスしながら、上半身くねくねー。
 悠は口離さないで、その母さんの顔とか首とか肩の動きを受け入れてる。くそー、余裕じゃん!
 あ。今悠の右手が下のほうに動いてったな。ははーん、いろいろ触る気だな?
 ここからは見えないけど、なんかえらくゆっくり下のほうに動いてる。わき腹とか腰とか触ってんだー。
 俺なんかだと、いきなりその……ま○ことかにいっちゃいそうだけど。ううむ。

「んふ……っ!」
 あー!しまった、左手ノーマークだった!母さんの声で気づいたよ!
 悠は左手で、母さんの左……いや右か、右のおっぱいを揉んでる。ああ揉んでる。
 ゆっくりゆっくり、円を描くみたいに。へー。ほー。柔らかいんでしょーなー!
 指の間にちょっと見えてるのは、もしかして乳首か?ああ、完全に母さんさっきと違う悶えかた。
 んでまだ首のあたりにひっかかってるブラがさ、こっから見てるとなんかエロくて。
 ちょっとこするスピード、上げた。あんまり上げすぎるとヤバいよ俺。
54 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2005/06/09(木) 20:19:55 ID:oJI7FgTB
 あの体勢だとさ、左のおっぱいは悠の胸に当たってんだよね。
 どんな感触なんだろ?おっきめの女の人のおっぱいが、胸に押しつけられてる感触。
 いや、やっぱそれよりもおっぱい自体の揉み心地ってどうなんだろ?
 こっから見てるだけなのに、あんなに柔らかそうに悠の手の中でふにゃふにゃしてるおっぱい。

 あのおっぱい、母さんのなんだよな。飯田佑子35歳が、息子が見てる前で浮気してんだ。
 胃が痛えー!心臓も痛えー!正直吐きてー!……でも、エロ過ぎる母さんと悠のからみも見てたい俺ー。
 最低。

「んー、ん、ふう」
 母さんの首、がっくんがっくん。悠はキスしまくってるけど、たまに口が離れる。
 そーいう時に聞こえる母さんの声がさ、どんどん高くなって。そりゃおっぱいやら尻やら揉まれてるし。
 気づけばスカートもどんどんめくり上がってきてる。悠のジャージがジャマで見えんけど。
 う、俺見たいのか?悠のジャージで隠れてる、母さんの部分を。

「……んんんうんっ!」
 あ、こりゃ触ったなついに。おっぱいどころの喘ぎかたじゃなかったし。
 さっき台所では、どんな感じで母さんのま○こいじってたんだろう?今みたいに指?うわ、考えない考えない……。
「ん、う……ゆう、くんっ」
 唇離れて。そりゃあれだけ首反らしてちゃ離れるわなー。
「んふふ、ゆーこさん。やっぱりココ、気持ちいい?」
「……ち、ちが、う、の」
「あ、違うんだー。残念……もう少しイイ感じになったら、入れようと思ってたのに」
「ゆ、ゆうくん……ちがう、つらいの……っ」

 つらい。意味が分からん。窓の外で母さんの浮気覗きつつオナってる俺には、さっぱり。


一区切りの後、ママか悠の回顧録っぽくして欲しいな。
「つらい……なんで?」
 そりゃ、聞くわなー。俺だってわかんないし、悠の立場だったら聞くし……悠の立場?
 とかいいつつ悠はおっぱいからもおま○こからも手ぇ離しちゃいないんだけど。おのれーっ!
 んで、聞かれた母さんは黙っちゃってる。でも悠の顔をじっと見ながら。
 何が、つらい?切なそうに悠を見上げてる母さんは、なにが、つらいんだぁ?

「……佑子さん?」
「……あ、あっちゃんとか、パパとか……たぶん近くにいる、のに……ああ」
 うわぁ、ひさびさに名前呼ばれてドキッとしちゃったよ!母さんマジ悩みモードか?
「なのに、なのに……その……」
「あ、そういうことなんだ」
 ん?話が見えん!悠は母さんのいってることがわかって、俺はわからん。
 ってことは……やっぱそっち方面なんだろーな。俺にわかる日は来んのかな?

「じゃあさ」
 悠、ちょっとの間を空けて発言。その間はずっと、下にいる母さんの顔見てやがった。
「こーいうことしたり」
「あうっ」
「ココをこーしたりするとさ」
「あ……や、めっ」
「もっともっと、つらくなるんだよね?佑子さん」
 悠、攻撃再開。母さんもまた身悶え再開。悠の右手動いてるし。やっぱ、エロいことだったー!
「ああっ、悠くん……んんっ!」
 母さんの状況はどんどんヤバくなってく。首を左右に振るんで、髪がわさわさ。
 対する悠は……超余裕。右手はどこかを小刻みにいじってるみたいだし、左手もモミモミ再開。
 んで、母さんが身悶えるのをすぐ上でニヤニヤ。「つらい」っていってる母さんを遠慮なく。

「ねぇ……気持ちよくなりたいんだよね?」
「んーっ、やぁ」
 これはイエスじゃないな?まだイエスじゃないな!?
「ほら、イキたいんだよね?佑子さんってばー」
「だ、め……悠、くんっ」
 がんばれ母さんっ!もうすでにめいっぱい負けっぽいけど、ここで踏ん張れ飯田佑子35歳っ!

「……今日まで、なんだから」
「……ん、ふうんっ」
「最後だからさ、佑子さんと一緒に気持ちよくなりたいもん」
「あ、あ、あん……っ」
「最初逢った時みたいな、佑子さんの素敵な笑顔で別れたいからさ」
「ゆ、ゆうくん……」
「ね?しよ。もう1回だけ、ここで、2人で、気持ちよくなろ?」

 この会話。悠は突然トーンを変えて、おっぱいとま○こへの攻撃もやめてこの会話。
 これってどうよ?俺にはムカつくだけの言葉だけど……飯田佑子、俺の母さんにとっちゃ、もしや?

「……ね?」
 悠が、女みたいな顔をめいっぱい微笑ませてる。母さん、その顔をじっと見てる。
 で、なんもできない窓の外の俺ー。顔見えないけど、母さんは母さんは母さんは!

 はい。小さくうなずきました。俺とか父さんのことはとりあえず横に置いて、悠とまたするそうです。
 あーあ。あーあ……。
笑ったままの悠の顔が、母さんにじわじわと。再セックス決定の35歳女と14歳男。
 悠ってさ。なんでこんなに余裕あんの?俺だったらガツガツいっちゃうよーな気がする。
 いやもちろん、母さんがガツガツいかれるのは見たくないんだけど。
「ん、ふっ」
 母さん、今度は迎えにいったぞ。舌先をちょろっと出しながら、悠の唇を。うわ。
 キス。めちゃめちゃエロいキス。唇と舌が同じ面積見えるくらい、ぬちゃぬちゃ絡んでて。
 いつか俺もああいうことを……って、覗きつつチ○コこすってるんじゃ、まだか?

「……どーする?」
「んっ、あ」
「いろいろ。このまま、しちゃう?また、舐める?」
「ああ、んっ」
「さっきしたから、そのままで大丈夫だと思うんだけど。佑子さんどう?」
 あいかわらず笑いながら。口のまわりベタベタにしながら、悠が。
 このフンイキ許せねーっ!どんどん母さんの逃げ道ふさいでってるじゃん!

「……ん、ないから」
「ん?」
 この母さんの声は俺も聞き取れなかった。えらく小さく囁いてる感じで。
「……時間ないから、早く、して……」
「うん、わかった」
「あと……っ」
 うわっ、びっくりした!母さんの手が俺のほうに伸びてきたっ!
 あ、なんか探してんのね……あ、前から気になってたベッドのすぐそばの木の小箱ー。
 はいはい、宝石箱とかじゃなかったのね。ゴソゴソのあと、緑色の四角くて薄い包み登場。
「つけ、て」
「……つけなきゃ、ダメ?」
「……」
 母さん何もいわなかったけど、悠がちぇっ、って顔したから、そーいうことなんだな。
 この状況、息子の俺は喜んでいいやら……結局するんだから喜んじゃいけないか?
 あとさ。さっきの「早く、して」って母さんの言葉。
「して」っていう語尾がちょっとだけ大きくなったのは、俺の気のせい?
悠、母さんからその緑の小さい包みを受け取って、体を起こしてく。
 はいはい、コンドームでしょうね。1回だけ保健の授業で見た事ある。うん。
 さすがに、そのままじゃしないわけだ、エロマンガみたいに。ちょっと安心ー。
 へっ!悠の奴、ベッドのふちにむこう向いて座って、なんか股間でゴソゴソしてやがる。
 カッコわりー!マヌケー!……めちゃめちゃむなしい気もする俺。

 母さんは……全然動かないな。顔に左腕を置いて、なんか瞑想中。
 ベッドに広がった髪。
 息してるからゆっくり上下するおっぱい。
 その頂点のイマイチ色が分からない乳首。
 エロい肉がついてる腰まわり。
 くしゃくしゃになってるけど体の線がよく分かるスカート。めくれて太ももが見えてるからなおエロい。

 間違いなく、ベッドの上の女は俺の実の母親。悠がらみ以外のとこはちゃんとした母親。
 でも、俺がこの窓から今覗いてる飯田佑子って女の人は……なんか、こう……上手くいえねー!

 するのは間違いないわけで。夫婦のベッドの上で、浮気セックス再開確定な状況。
 んで、ここからはベッドがめちゃめちゃはっきり見える。全部が、見えちゃう。
 今度はシンクに隠れないぞ?母さんのエロ姿を、最後まで見る覚悟があるかー?俺。

「よし」
 悠の声。ゆっくり体を回し始めたから、俺も少し顔を隠す。
「ゆーこさん♪」
 あいかわらず気にさわる高い声。そんな悠の下半身は、ズボンもパンツもなくって。

 見たくなかったねー。他人のち○ぽなんか。なんかてかてか光った緑色の、悠の。
そのままベッドにゆっくり上がってきて、スカートオンリーの母さんの体に近づく悠。
 それを、待って……るようにも見える母さん。まあ、何もしてないからだけど。
 で。ドキドキしながら、ちんちんこすりながら、覗く俺ー。

 うわ、コンドームつけたち○ぽって異様だな!色が緑色っていうのも、うーむ。
 ボッキしたらなんか赤黒いじゃん。それが緑色っぽくなってるわけで。
 それに……なんか形が生々しく感じるよなぁ。つけた感触って……どうなんだろ?

 まあ、そんな俺にとっちゃ気持ち悪いコンドームち○ぽが、母さんのスカートに再接近。
「佑子、さん」
 そこで動きを止めて、悠が小さく呼びかける。瞑想モードだった母さんは……ゆっくり腕を上げた。
「入れて、いい?」
「……」
 母さん無言ー。ヤバい。なんか悠が、母さんの上でニコニコ笑ってやがる。
 この顔……あのファミレスで見た時の笑顔に近い。うわ、なんか心臓が痛いぞっ!

「ゆーこさん、ってば。入れて、いいの?」
「……っ」
「入れたら、ダメなの?」
「……は、ぁ」

 ヤバいっ。これって、ヤバい展開だよな!?……悠は、いわせようと、してるっ!

「ゆーこさん、ってば……入れて、いいの?」
「もう……ゆう、くんっ」
「ゆーこ、さん」
「早く……して」
「時間がないから、だよね?」
「ば、か……」
 悠のニヤリ顔、MAX。
「んー、佑子さんの中、気持ちいいよ」
 悠はあの笑いを続けながら腰を進めてる。あ、体もっと密着させて、左手でおっぱい揉み再開。
「ん、んふっ」
 母さんはぎりぎり俺に聞こえるくらいの小さい声でうめいてて。ガマンしてんだと思いたいなーおい。

 うわ。おっぱいと同じようなペースで悠の右手が下のほうの毛を、くしゃくしゃと。
 もうこっからじゃ緑コンドームは見えなくて、悠のチン毛と母さんの毛が同化。
 ってことは……入りきった、わけ?

「いい感じ、だよ」
「そういうの……いわないで」
「あったかくてさ、なんかじわじわ締まって。いつもと違うよ?」
「もう……いいから……」
「あ、自分のうちでしてるからか」
「もうっ、ね?」
「何?もう、して欲しい?」
「……っ」
 母さんと悠のそんな会話。俺にとっちゃいろんな意味で、痛い。
 目の前にいるのに2人がどんな気持ちで……その、セックスってもんをしてるかさっぱり分からない。

見えるもの、聞こえるもの全部、胃痛&頭痛に変わるし。なのに……ちんちんはボッキMAX。
 ハァハァ興奮しながら実の母親の生セックスを覗いて、オナニーしてる最低かつ変態な俺。

「ん、あっ」
 おっ、母さんの高い声だ。あー、悠の腰がゆっくり動き出しちゃったよ。
 台所じゃ見えなかった、悠の動き。もっと激しく動くかと思ってたけど、へー。

 悠が突くたびに「んっ」「くっ」「ふっ」って小さくうめいて、それがかなりリズミカル。
 目閉じてるけど、唇がちょっとだけ開いてるから、そんな短い声になってる。
 それが、まぁなんというか、聞いててエロい。
 で悠はあいかわらず左手おっぱい揉み攻撃。右手は……母さんのあのといた髪を撫でてる。

 悠はセックスを楽しんでるように見えるね。母さんに対して、余裕でさ。
 んでやられてる母さん、飯田佑子35歳はといえば……俺にはわかんね。
エロマンガっぽくないんだなぁ、実際のセックスって。
 ほら、母さんはアンアン喘いだりしてないし、悠もガンガン腰使ったりしない。なんかまったりモード。
 初めてライブエロ見てる俺には、そんな地味っぽいやりとりになぜかどーしようもなくコーフンしてるんだけど。
 まぁ悠は少しだけ母さんを言葉でいじってるみたいだけど。
 くそう、そんな奴のゆるい攻めの動きもエロく感じてる童貞な俺ー。

「ゆーこ、さん」
「あっ、ん」
「どう?」
「んっ、んー」
 短いやりとりだけしばらく続く。悠の言葉にちゃんと返事しない母さん。
 そうやってゆっくり突かれながら、また首を反らせてる。だから窓から表情がよく見えるし。
 こつんこつんっ、と揺り動かされて眉がそのたびにくいくい歪む。唇は開いたり閉じたり。

 俺としては、母さんがこの浮気セックスを早くスムーズに終わらせるためにガマンしてくれてるんだと。

 そのまましばらく押したり引いたりしてれば、母さんが盛り上がることなく悠が射精して。
 そんでこの見るも恐ろしい飯田佑子自宅浮気セックスも終了ー、かと思ってた。
 名ーんにも知らない俺は、そう思い込もうってしてた。けど、けどー。
その時他の部分、例えばおっぱいと書けとか見てたら気づかなかったかもしんない。
 でも俺は「最後までガマンしてる」風の母さんの表情を見てたから。
 口はほとんど閉じてたけど、目のほうがゆっくり開き始めて。
 覗いてる俺は「気づかれたっ!?」ってかなりびびったけど、何かを見てるような視線じゃなくって。
 でも開いたってことは、なんかの合図とかなのかぁ?と。
 そしたら。そしたら。

 ぬおっ!突然ベッドに両手をついて、ガバっと起き上がった母さん。乳ちょっと揺れ。
 そんな動きは予測してなかったから、思わず窓の外で「わっ」って声出しちまったじゃん!
 でももちろん、母さんはそんなことには気づかないで。

 お。悠も例の女みたいな顔をキョトンとさせてるよ。わはは、ザマーミロだな。
 そんな悠の顔を、母さんがじっと静かに見つめてる。荒い息してるのか、肩だけが大きく上下してて。
 ん?なんか胃がムカムカしてきたぞっ!……母さん、なにする、つもりだ……?

「悠、くんっ」
 あ。
「……ん?」
「最後だから、するんだから、ね……」
 お?
「……あぁ、いいよ。ゆーこさん好きなように、動いて」
「んっ」
 げ、げ、げ、げっ。

 混乱する俺をよそに、下から微笑む悠。上から悠を見つめる飯田佑子35歳。
 んー?なんかその目、今までのとかなりフンイキ違う、ぞー?
そんな動きされたら、なんだなんだ?と興味シンシンになっちゃうじゃん。
 だから俺は窓の外からじーっと見ちゃったわけだぁ。ま、ち○ぽ握りながらだけどね。

 今の室内の状況。見える範囲で。
 悠がベッドの上、こっちに足伸ばして座ってる。んで……母さんはその悠の腰の上に乗ってる。
 あ。ゆっくり両手を上げて……悠の首に回した。回したー。

「ゆう……くん」
 母さんの、今日初めてのテンションの違う声を聞いて、悠がにっこり。
 うわー、なんか超胃が痛てーっ!
「……どーしたの?動かないの?ゆーこさん」
 しばらくそのままじっとしてる母さんを、悠が笑いながら。母さんは、ゆっくり目を閉じて。
 なんか悩んでるようでもあり、上に乗ってる感触をゆっくり味わってるようでもあり。
 う。そっちは考えないようにしたいけど、そもそもこのカッコって母さんから進んでなったんだし。ううっ。

「ん、んーっ」
 あ、あ、あ、あーっ!
 お、俺は見てないぞっ。今の……母さんから動いたのなんか……っ!
 気のせいだ、えっと……悠の腰も動き出したから、やっぱ気のせいだーっ!

 でも。どんなにごまかそうとしたってさ。
 夫婦の寝室のベッドの上で、
 息子と同じ15歳の悠のちんちんの上で、
 リアルタイムでもぞもぞと腰を揺すってるのは、
 俺の実の母親 飯田佑子35歳いて座山口県出身ー。
「あはっ、いい感じだよ佑子さん」
「ん、んふっ」
 悠にほめられて、んで自分からさらに腰を上下させてる母さんの、喘ぎ。
 リズミカルだしちょっとずつ大きくなっちゃってる。
 俺思わず「ウソぉ」ってつぶやいたけど、まぁ今の母さんに聞こえるわけない。
 おっぱいも悠の目の前でゆっさゆさ揺れてて。初めて見る、エロマンガみたいなやーらしいおっぱい。

 間違いなく母さんなのに、母さんじゃないエロい女が、ベッドの上でセックスしてる。
 そう思いたいんだけど、本心は別のとこー。
 たぶん、たぶん。母さんだから、エロい。俺の見てる前で浮気してるから、エロい。

「あっ、んんん」
 唇全開じゃないから、聞こえる母さんの声は逆に可愛く聞こえる。
 元々声高いほうだけど、こーいう声は年齢関係ねーのかな。悠もうれしそうだし。
「あく、ううんっ!」
 うおっ、突然また声が高くなったぞ!?あ、あー。悠の手がそこに行ったわけね。
「や、やめっ……悠くんっ」
 悠は、両手を母さんの尻に。あのベージュのスカートをまくり上げて、でっかい尻に。
 俺のちんちんさらに発熱。だって見える尻のラインが、なんていうか……柔らかそうで。
 出したくて、でも必死にこするの我慢してる俺。部屋の中の母さんは、どうかというと。
「そんなに、したら……ゆうくん、ってばぁっ」
「……したら、どうなの?」
 返事も聞かないで悠は。両手で母さんのお尻をぐいぐい自分のほうに引きつけてる。
「……ああ、もおっ」
 母さん答えになってないじゃん!できれば返事したくなかったけど、思わず出ちゃった!見たいなエロ声ー。
「あっ、んんっ……悠くんっ、こ、こんなの……あ、はぁ」
 悠が手を、母さんが自分の腰を動かし始めて、母さんの声が一段とでっかく。
 もしかしたらお隣さんに聞こえちゃいそうな遠慮なさ。母さんのこーいう声、初聞きだけどかなり、うーむ。
 たとえば……隣の渡会さんに聞かれたらどーなっちゃうわけ?フツーは父さんとしてるんだと思うだろうけど。
 でも実際は、14歳相手に浮気セックス中。旦那も息子も留守なのをいいことに自宅で。
 息子が覗いてるの気づかないで、14歳悠の上でたぶん腰を振ってる。うはあ。

「んーっ、佑子さんの中……いいよ。全然、いつもより、んんんっ」
「……ね、ね、ねっ……悠くん、ゆう、くんっ!」
 はあ?悠の主語不在な感想、母さん「ね」連発。ますます2人の会話が意味不明に。
気持ち、入ってきちゃってんのかなー?俺にはさっぱりだけど、してる2人は。
 うしっ。だから、俺もちんちんこするの再開。なんかその……追いつきたくて。
 俺とかもちろん父さんとかを完全無視してセックスに盛り上がってる母さんと悠に、追いつきたくて。

「うわ、激しすぎ……ゆーこさん、いいの?」
 なにが「いいの?」だ悠!お前も進んでやってるくせに!
 ……あれ?「いいの?」の意味が違うのかぁ?ちょ、ちょっと!母さん答えんなよーっ!?
「あっ、ん……い……んうんっ、ダメよっ、悠、くん」
 うおおっ、セ、セーフ。今の母さんの感じ、かなーりやばかったぞー!
「……うん。それでこそゆーこさん。あはは……あ、あはっ、くうーっ」
 笑った直後、しかめっ面。悠も、余裕がなくなってきたよーな。
 でもそのかわりに、さっきよりもっともっと母さんの尻をぐいぐい、ぐいくいっと。
「あんっ、あんっ、あうんっ!……ゆう、く……い、いんっ」
 うわー。明らかに上下の動きが大きくなっちゃってるよ。ってか、どー考えたって母さんノリノリ。
 たまにあのベージュのスカートがふわふわと。だから、母さんの尻の割れ目も見えたり。それくらい激しく。

 でも、もう吐き気はこないね。じっと2人を見ながら、ちんちん激こすり続行中。
 あれほど発射寸前だったのになかなか出ないもんだ。もう、母さんと悠のセックスで出すんだ!って決めた俺。

「ゆーこ、さん……あー、あっ。くうう、いいよっ!」
 もだえる悠。顔を天井に向けて、目閉じて歯を食いしばってる。そんなに気持ちいいのか母さんのま○こ。
「あぁ、んんんっ!悠くんゆう、くんっ……あああーっ、うううんっ!」
 そんな悠の頭を両腕でぎゅーっと抱え込んで、母さんも天井上向きうっとり顔。
 ぴったりくっついてる、悠と飯田佑子。ぎしぎしと軋むベッドの上で、セックスを楽しんでる。
 なんかこう……エロい。
 電話とか、ポラとか、ホテル追跡とか、台所覗きとかいろいろあったけど、エロいわ今の2人。
「う、んっ。く、くうーっ!」
 あややややっ。悠、どーも来たらしい。
 やっぱガマンできないくらい気持ちいいんだろーな、母さんとのセックス。くうーっ!
 俺ももう出そうになってきたけど、こっちは自分の手であっちは美人熟女のま○この中。
 自分の母さん美人とかいってるけど……いいなぁマジで。悠と俺の差歴然ー。
 あれ?なにげにヤバイこと連発してない?俺。
「ゆーこさん、俺……くう、うううっ」
「うん、うんっ……わ、私もっ、だからね……っ」
 悠の顔を上からじーっと見たあと、母さんは。
「あう、ううううーんん……っ!」
 母さんはなんか細かく震えながら、今度は悠の上半身をぎゅーっと抱きしめてる。
 その瞬間上げた母さんの声。今までとぜーんぜん違うその声を聞きながら、俺はイッた。
 さすがに勢いはなくなってたけど、べちょべちょと庭の土に精液が吸い込まれてく。
 肥料かなんかにならんもんかな?あひゃひゃひゃ。あーあ……。

「うううううーっ……あああっ!」
 悠も、どうやら。
 顔は母さんの腕のあたりで見えなくなってるけど、尻を持ってる両手に力がぐっとこもったの、見えたし。
 悠もイッたし、俺もまたイッた。
 母さんの浮気セックスを、母さんと悠がイクのを見ながら、ち○ぽしごいて射精ー。
 あ。あらためて思うけど、母さんもイッたわけだ。そっかそっか。
 自宅の夫婦の寝室で、
 息子と同じ14歳 悠の上でぐいぐいエロく腰をふりながら、
 童貞真っ只中の俺が気づいちゃうくらい見事に、わかりやすくイッちゃったのね母さん。

「ゆう、くん……っ。は、ああ」
 めいっぱいトロけまくってる表情で悠を見つめキスをねだる。悠もめちゃめちゃ満足した顔で応えて、キス。
 ベロベロぬちょぬちょ、ちゅぱちゅぱなディープキス、っていうか舌のからませ合い。
 2人ともこの寒い冬に汗だくだくかいてセックス、してた。

 こっちは急にテンション下がって、ズルズル体を壁に沿って下ろしてった。
 当然2人の浮気セックス終了後ラブラブ姿も見えなくなる。いいんだか悪いんだか。
 それでもキスしてる濡れた音とうめきみたいなのは聞こえてたけどねー。

「はぁー……やばかったなーホント。ゆーこさんってばよすぎ」
「んっ……はあぁん」
 成立してないけど、成立してんだろう悠と母さんの会話。母さんはどんな顔を悠に向けてんだろ?
 笑ってるか、困ってるか……確かめたいけど、そんな元気もなけりゃ勇気もない。
 自分の精液で汚れたちんちんをもぞもぞとパンツ、ズボンにしまってるだけ。情けな。
 直したらちょっと落ち着いたな。ぼんやり聞き耳立ててるけど、しばらく室内のようすも変化なさげ。
 あの濡れ音&ささやきは小さくなってきてる。でも他の音が聞こえてきてるわけじゃない。
 そもそも、セックスのあと始末ってどーすんだ?……覗いて見よっと。
 慎重に、じわじわ頭を上げて、っと……お。あれは茶色いから悠の髪だな?
 むこう向いてベッドに座って、下のほうを見ながらなにやらごそごそ。母さんは、どこだ……?
 あ。あ。あ。

「ね。いっぱいでてるでしょ?」
「まあ、ね」
 母さん、いたー。ベッドに座る悠の前に座ってる。悠の顔見て、微笑んでるよ?飯田佑子35歳は。

「口のとこ、結べる?」
「そこまで出てるわけないよ、バカ」
 なんじゃこのバカップルな会話はっ!これが一番痛いぞっ!?コンドームの話ってのは分かるけど。

 いや正直な話。他のフツーのおばさんっぽくない母さんを、心ん中で自慢してた気がする。
 学校で「母親ウゼえ」とか「しゃべりたくもねえ」って聞くたびに「へっへー♪」とか。
 もちろん声には出さないけど。中学生で母親と楽しく会話できるって、なんか特別な感じするじゃん。
 でもさー……母さんってば、悠ともそーいう会話してるし。自分だけが特別ってわけじゃ、ない。
 それもこんな生々しいエロな話題で。浮気発覚の時とか、今生セックス見た時より、これがキツイ。

「あーあ」
「ん?」
「ホントはさ、つけずにしたかったんだけど。わざと持ってこなかったし」
「ダメよ、それは」
 少し笑いが少なくなった母さん。悠め、そんな魂胆だったとは!でも母さんはそうしなかったもんねー。
「佑子さんも」
 お?
「そうだったんでしょ?ホントは。最後だし、ナマでしたかった、でしょ?」
「……」
 だーまーるーなー。

 あーもうカンベンして!ただでさえ胃痛再発なのに、ここで母さんにヤバイこと口走られたら!
 たのむ神さま!なんでもしますから、ここは母さんを信じてる俺の願いを聞いてくださいっ!
 あああああああっ、母さん微笑み消滅!ゆっくり顔が悠のち○ぽに!うわ、うわ、うわ、再開っ!?
 ひゃー!キスしたー!また始まっちゃうんですか!うえっ、げほっ。コンドームなしのセックスがぁ!

「……これで、おしまい。ね?」
「ちぇっ」
 ……母さん、悠の股間から顔離す。ゆっくり立ち上がって、ティッシュを何枚か取り出して。
 あ。使用済コンドーム包むのね……うわー、今の流れキツかったーっ!そうなってたらショック死したかも。

 そのティッシュを持って、母さんは鏡台のほうに。あのちゃんちゃんこがかかってるとこね。
 ポイっとゴミ箱にそれを捨てて。母さんは鏡台の椅子に座った。あー、クシで髪をとかすのね。
 今度は手を後ろに回して髪をまとめだした。まだほぼ裸だけど、顔だけはいつもの母さんに戻るー。

 よくやったぞ飯田佑子、ってかさすが俺の母さん。セックスまで見せられて今さらだけど。
 悠はまだ母さんのほうを見てる。まだ次の展開を待ってるみたいだけど、残念、それはないぞ悠!うはは。
 ん?あきらめたのか悠も下向いてまたゴソゴソしてんな。あーはいはい、パンツ探してんのね。
 悠はさっさとパンツもジャージのズボンもはいちゃって元通り。母さん今度は立ち上がって洋服ダンス。

「あ……悠くん。退屈だったら、居間にいってていいよ?冷蔵庫にジュースとか、あるし」
 母さんが振り返って悠に。その時ぽよよんっておっぱい揺れ。ピクッとはきたけど、さすがにもう立たねぇ。
「え?人んちの冷蔵庫なんて勝手に開けられないよー?」
「なーにをいまさら……バカいってないで、さ。私もすぐいくから」
「あーい」
 ベッドから立ち上がって悠は部屋をでてった。母さんがいったとはいえ、俺んちをわが物顔に!くそうっ!
 んで、母さんは……あー、ブラを取り出したのね。今度は薄い青色の。右手にもなんか持ってて、たぶんパンツ。
 下着はあそこに入ってんのか、へー。日記の入ってるタンスの……や、これはヤバい考えー。

「……いまさら、か」
 ん?母さんがいきなりつぶやいて。
 そのまま下向いて、なんか真剣に考えてるモード。いまさら……なにを悩んでんだー?
「はあぁ……っ」
 すごくすごく意味深な、ためいき。なんか、いろんなもんが混ざったカンジの、長く深いためいき。
 浮気したこと悩んでんのか、14歳とこういう関係になっちゃったこと悩んでんのか、それとも他の悩みか。
 しかしどんな悩みでも、それはぜーんぶ、悠のせいだ。うん。
 だって母さんは、悠がらみ以外の部分じゃ、前となーんにも変わってないし。飯田佑子のまんまだし。
 だから、決めた。あとで追っかけて、悠を追及する。んで、あやまらせる。母さんを悩ませてることをー。

 見ると、母さんはゆっくり顔を上げて、そのままブラをつけ始めた。おー、隠れちゃうじゃんおっぱいが!
 ……いや、いいんだそれで。なんかくねくねしながら、パンツ掴んだままブラ着用終了。
 うお。わきの所でちょっと食い込む肉ー。まだ惑わせるか飯田佑子っ。
 すぐにかがんで、手に持ったパンツ広げて。ブラとおんなじライトブルーの奴。
 おおーっ。右足通す時に一瞬だけえーっと、……毛が見えた。
 やっぱドキッとするねー。何回も精液出した直後なのに。

 とりあえず母さん、全裸じゃなくなった。でも……まだ母さん思いつめた表情。
 いたたまれんから、その悩み顔から逃げるように、俺は窓から離れる。
 実際内容なんてわかんないし、解決する責任は悠のほうにあるっしょ?絶対。
でも実際、悠じゃないとダメだってこと、だよな?じゃあ、せっかくフツーに戻ったのに、また……?
 ゆっくりしてたけど急にまた怖くなって足を速めた。あいかわらずくたびれた庭を通って、玄関も慎重に。
 おや、なつかしのガスメーター……って、さっき気づかなかっただけだな。ここを過ぎると台所前。
 どーする?覗いたらまた半裸の母さんが悠に抱きついてたりとかしてたら。さすがに立ち直れんよ2連チャンは。
 でも、やっぱ覗く。さすがにもうオナるのはムリだけど、こうなったらとことん。あの表情も気になるし。
 ……うし。窓の下到着。たのむからラブラブ&エロエロなシーンはナシの方向でっ!そっと、そーっと……。

「……んだから、これで」
 ん?
 悠の声だ。言葉が聞こえたってことは母さんもここに戻ってきてるというわけか。
「そんな……だって」
「これでいいんだってば。んじゃ」
「ゆう、くんっ」
 なんかえらく険悪な雰囲気、だな。っていうか……なんで俺ドキドキ再発?
 慌てて覗く。キッチン、その向こうの居間……うわ、母さんが立ってる。
 青いブラ、んであのベージュのスカートっていう、寝室と同じカッコ。廊下に立って、玄関のほうを見てんな。
「ゆうくん、ってば!」
 母さん、叫ぶ。悠の姿が見えないから、たぶん玄関にいる。うわ、なんかかなーりのどが乾くぞ?
 玄関のほうからパタパタと。悠が靴をはいてる音だろうけど……それだけのことにその表情ですか母さんっ!
「さよなら、ゆーこさん」
 例の女みたいな高い声のすぐあとにドアが開いて、閉まった。母さん無言。そしてボーゼン。
 もう完全にドラマとかでよく見る「急に男にフラれた女」状態ー。っていうか……ひどくねぇ?
 ここまで母さんをその気にさせといて、突然ポイ捨てかよ!どー考えても許せんぞ、悠っ!
 立ったまま動かない母さんを見てるのつらいから、窓から離れる俺。一応息整えて、っと。
 次にすることっていったら、決まってるでしょ?追っかけて、怒って、とっちめてってライン。
 はー、ふー、はー、ふー……うし、落ち着いた、かな?あんまり間を置くと追跡できないし。
 母さん泣かせるような奴だ、絶対許せん……まあ、泣いたの見たわけじゃないけど、おんなじようなもんだぁ。
 ガスメーター、狭い庭、玄関ポーチっと……悠めどこいった!?あーもう姿が見えねぇ!
 どっちだー、どっち行ったー?電車基地のほうか?コンビニのほうか?
ええいもう!来た方向がコンビニのほうだったからコンビニに決定!待ってろ悠!怒れる飯田佑子の息子を!

あ。
あっさりいたよ。角曲がったら15mくらい先を歩いてるし。フツーにあのジャージで。
きょろきょろして、道路渡りそう。あの先があのコンビニ。あれ以上行かれると、声かけづらく状況。
ちょっと、駆け足。悠まで距離10m……7m……5m。いいのか?声かけちゃうぞ俺!?

「お、おいっ」
声裏返りかけたけど必死におさえて、背の低い茶髪ジャージ女声の悠を呼び止める。
なんにもいわずに振り返る悠。きょとんとした顔で俺を見てる。まあ、そりゃそーだわな。
「だ……あぁ」
 誰?っていいかけたみたいだけど、悠はすぐに言葉を止めた。
 んで、どーしたと思う?よりによってあの顔で、ニコッと笑いやがった。
「『あっちゃん』、か」
 キーッ!お前にそんなふうに呼ばれる筋合いはねーよ!あらゆる面で腹が立つヤローだなコイツは

 キーッ!お前にそんなふうに呼ばれる筋合いはねーよ!あらゆる面で腹が立つヤローだなコイツは!
「あ、あぁ」
 なのに俺ときたら、マヌケな返答。っ手かさすがにこの状況で落ち着いていられる自信はないー。
「あー、もしかして」
 悠がまた笑う。んでそのまま2、3歩近寄ってきて。
「……今の、ずっと見てた?」
 やっぱり俺より何cmも背が低い。んで女みたいな顔。そんな奴が余裕の表情で目の前にー。
「……っ」
 どーにもこーにも返事できない。怒ってやろうとかわめいてやろうとか、経験不足な俺にはさっぱり。
「ど、い、な……」
 どーして。いつから。なんで。
 えーい!母さんと悠の関係のこと聞きたいのに、全然言葉になんねー!ぱくぱくと口開けてる俺を見て、悠は。
「……どっかいって、話すわ」
 ニヤニヤ顔のままくるっとあっちむいて歩き出す。まったく主導権にぎれねーよ、くそっ!

 子供の頃よく遊んだ「わんぱく広場」。
 コンビニから遠くなかったし、座れるベンチがあったから、なんとなくそこがはなしを聞く場所に決定。
 途中で買ったアクエリアス飲みながらさっさとベンチに座る悠。俺はコーラ買って少し離れたとこに座って、と。
 さっき覗いててやっぱノド渇いたし……お?じゃあ悠は「運動」したからか?うぬぬぬうっ。
 ……うーむ。座ったのはいいけど何はなしたらいーやら。悠のほうチラ見してもなんかムカつくし。
「最初は、さ」
 んおっ!突然勝手にしゃべりだしたぞ悠が!で、やっぱり俺はあいづちも打てずにそのまま、聞く。

「こっちの街に病院があるから、って出てきた。親戚のウチにムリヤリ転がりこんで」
「ま、ぶっちゃけ逃げてきたんだけど。「あの女」から」
「だからさ、当然病院も行かずに街ブラブラ。んである日、何を思ったか初体験のタバコ」
「バカだって自分でも思うよ?そもそもぜんそくだからってことでこっちにきたのにさ」
「知ってるだろうけど、コンパルホール裏の自転車置き場。病院のバス停も近かったし、あそこで吸った」
「まー当然ケホケホなる。でもなんかムキになって吸ってた。意地みたいなもんかな」
「そしたら、さ。いつの間にか誰か前に立ってたわけ」

 そこまで悠は一気に。なんか、ツレにはなすみたいに自然に。俺をおちょくってるわけでも、ないらしい。
「……聞いてる?」
「ああ、うん」
「そっか」
 悠はまた笑いやがる。ううー、怒るタイミングがますます……。

「それが佑子さん……キミのお母さんだった。見上げたら、笑ってんのよ」
「でもなぜか、ハラ立たなくてさ。でも一応怒ったっぽく「何?」って」
「したら指先でデコをこつんっ、てやられた。「ムリして吸っててもおいしくないでしょーに」って」
「ケホケホせきこんでる時から見られてたわけ。でもあとで聞いたら佑子さんも声かけるの怖かったって」
「でもエライもんで、佑子さんはずっと笑ってた。だから俺も笑って「ナンパですか?」って」
「したら佑子さん「んー」ってしばらく考えて「それでも、いいよ」だって。んでまた笑うんだよー」
「しょーじき、その笑顔でヤラれたかも。「あの女」と全然違うオトナの女の人の顔だったから」
「今みたいになんとなく歩いてさ。近くにあるじゃん、ファミレスが。あそこに入った」
「席についたとたん佑子さんの自己紹介開始。俺みたいな見ず知らずのガキに隠しごとなく」
「その時俺は名前とかまだいろいろ隠してて。とりあえずはなし合わせてた状態」
「佑子さんのほうは笑いながら、俺のことやんわり調べてたんだろーね。いろんな話題いっしょけんめいフッてた」
「ヤバい奴じゃないって分かったら、即タバコのこと怒ってきた。もう俺は楽な気分で「ゴメンなさい」」
「そしたらまた笑う。んで顔近づけてきて「なんか悩みごとがあったら、おばさんが相談に乗るよ?」だって」
「その日はジュースおごってもらって終わり。電話番号とか聞いた帰り、俺めちゃめちゃ楽しくなっててさー」
「夜すぐ電話した。「明日も遊んでください」って。ホントは困ったんだろうけど、「いいよ」って」
「またあのファミレスで。今度は一応俺が自己紹介。まあ、その時は下の名前だけだったかな?」
「それから、しばらくその調子。もちろん佑子さんに用事がある時は会えなかったよ。あたりまえか」
「初詣とかも誘おうと思って電話したらダメだって。「家族と行くから」って。ちょっとショックだったね」
「でも会えないぶん、会ったら写メで撮りまくり。佑子さんもいい顔してくれたし、その写真で……まあいいや」
「その頃から、なんていうのかな……マジ惚れ。でも、佑子さんの余裕もなんか悔しくて。だからこっちも」
「わざと連絡しないとか、たま会ったら「好き」とか遠慮なくいって。笑いつつ「キスしたいなー」とか」
「佑子さんが戸惑いだしたのもその頃。でも逆に、俺のことマジメに心配しだしたのもその頃だった」

「だから……いいたくなかったけど、なんでここにいるのか?とか「あの女」とのことも話したりして」
「ブルーな話だから、えっと……佑子さん泣いちゃってさ。その顔見て俺完落ち。フツーに「抱きたい」って」
「でもその日は、キス。佑子さんとは初めてだったけど自然に。でも佑子さん我に返って速攻で帰っちゃった」
「もう会えないかも、とか思ってたら。佑子さんから電話してきて。その日はマジ話とゲーセンの半々」
「「直接会って私からいったげようか?」っていう佑子さんの提案は意地で却下。だって「あの女」と会わせたくないし」
「でもその気持ちがめちゃめちゃ効いてさー。ゲーセンではしゃぐ佑子さんにまたキスした。そんな感じ」
「佑子さんも、もうちゃんとキスを返してくれたし。なんていうか……一歩手前の、キス」
「もう完全にゲスな感じになってた。好きだって思うのと同じくらい、したかった。だから押し倒した」
「あれは……カラオケいった時だったかな?もう冗談のキスは受け流されてたから、すぐにマジキスで」
「そしたら佑子さんが明らかに慌て始めて。帰っちゃいそうな勢いだったから、勢いに任せて迫った」
「もちろん佑子さんは「ダメ、ダメ」って。俺も意地でずっと同じ感じで押してた。すごく焦って」
「だから……交換条件みたいな感じで。「しないから、口で」、みたいな。悪いけど……気持ちよかった」

「次の日、えっと……マジ話だけになりそうで。前の日スイッチ入っちゃったから、佑子さんをムリヤリ」
「でもホテルでも佑子さんは「あの女」のこと聞いてきたから、それまで隠してたことも全部、いったね」
「でもそれは駆け引きとかじゃなくて。やっぱり「あの女」のことは俺のトラウマだからさ」
「ナマナマしい部分もはなしたら、佑子さんの力が抜けた感じになった。だから俺は「ありがと」って」
「それからしばらく、ずっと佑子さんを抱きしめてたかな。髪撫でたり、キスしたり。そしたら、さ」
「「……わたしでいいの?」ってマジ顔で。だから俺はまたやられちゃって、そのままベッドに」
「佑子さんはやっぱり、まだどっかで迷ってた。体も震えてたし。ここまでしてくれるなら、俺だってさ」
「「あの女」としてきたこと、全部佑子さんにぶつけた。年上の女がどうしたら喜んでくれるか?ってはなし」

「俺だって微妙に迷ったよ。たまに「あの女」の顔浮かぶし。でも、した。で、それはハズレじゃなかった」
「じっくり揉んだり舐めたり、じらしたり……佑子さんが少しだけど声を上げ始めて。写真撮ってたからよけいに」
「だから、したよ?遠慮なく。佑子さんもさ、ちゃんと応えてくれたし。覚悟のスイッチ、入れちゃったみたいで」
「途中から、佑子さんも本気だった……本気だったと、思うよ。聞かなきゃわかんないけど、たぶん」
「めいっぱい、した。でもやっぱり、した後は佑子さんつらそうだった。これは……俺のせいだよね」
「だから逆に「恋人同士っぽくしよ?」ってテンション上げて。あんまり押してたから、佑子さんもノッて」
「一緒にお風呂とか入って。はしゃぎながらまた抱き合ったり、キスしたり、いろいろしたり」
「佑子さん、ちゃんとノッてくれるし。心ん中ではどーかわかんないけど。だからやっぱり、また好きになって」
「でも……すごくマジメだからまたぶり返してくる。次会うと、またマジで心配してくれるし」
「実はさ、ちょうどその時くらいに「あの女」から親戚のウチに電話があって。俺も少し浮ついてて」
「なんかさー、「帰ってきて」みたいな内容。それも泣きながら。「絶対嫌だ」って突っぱねたけど」

「そんな時に佑子さんに会って「帰ったほうがいい」とかいわれるとさ。俺もどんどん意地になって」
「またムリヤリホテルに連れてっちゃった。で、また「あの女」とのテクニックを駆使して」
「始めちゃったら俺も、佑子さんも、めいっぱい乱れて。やりたいことやりまくって。やりまくって」
「でも、途中で気づいちゃったんだよなぁ……やっぱこれって「あの女」のためなんだって」
「だって小さい頃からずっと、させられてたから。淋しがり屋の「あの女」を喜ばせるために」
「そしたら急に、萎えちゃって。いや、めちゃめちゃ気持ちよかったんだけど……ダメになっちゃった」
「終わった後「俺、もうすぐ帰る」って佑子さんに。佑子さんは「いいことだね」って笑ってくれたけど」
「……今度は、佑子さんがヤバい感じになってて。俺のためにしてくれてたはずなのに、さ」
「だからこう……俺からムリヤリ離れるしかなくなって。だから今日、キミんちに行った」
「ホントは約束では明日だったけど、先だとお互いに未練が残りそうだったから。もうドッキリのつもりで」
「そりゃ佑子さんあわててた。でも、バカな俺にはそれしか考えつかなくって。で……した」

「迫れば断れなくなってるのを知ってるから、迫ったよ……あ、どっかから見てたんだっけ?」
「最後だから、佑子さんにも気持ちよくなってほしかったから、佑子さんが進んで動いてくれるようにしたつもり」
「最後、だからね。俺、今日中に荷物まとめて明日帰るし。なんかバカバカしいけど「あの女」のところへ」
「結局、離れられないんだよね。これは絶対。今までずっと一緒に生きてきたわけだし。だから、さ」
「……キミもさ、佑子さんを大事にしてあげて、よ。まー、俺がいうことじゃないけど」
「いい人だよー?佑子さんは。もー底抜けに。だから俺も、そーなるようにしないと」
「じゃあ」

 ……。
 ……。
 ……。

 悠は立ち上がって、歩いてって、見えなくなった。たぶん、二度と会うことないんだろーなぁ。
うー。
 なんもいえなかった。怒るとか、それどころじゃなくて。
 悠の話があまりにも淡々としてたからかもしんないけど。や、それだけじゃないなー。
 いろいろ見えてたこと。たとえば何度もいってた「あの女」って言葉とか。
 よく、わかんない……んー。もしかしたら、ってのはある。でも、それは……悩み深くなるから却下。
 それから、やっぱり母さんと悠のこと。悠が全然隠さずはなすもんだから。細かくはなしてたわけじゃないけど。
 ヤベぇ、とか思いながら……俺やっぱり少し興奮してたもん。だからなにもいえなかったー。
 そのままベンチから立って、またコンビニでペットボトルのペプシ買った。んで、飲んだ。
 終わった、んだよな?悠はもうどっか知らない街に帰っていって、母さんと別れた。うん、そーだよな?

 俺も、帰ろう。なんかまだまだいろいろあるはずだけど、帰ってメシ食って風呂はいって寝よう。
 母さんにいろいろいわれても聞かれても、子供っぽいウソついてごまかそ。
 なにはともあれ、ぜーんぶおしまい。母さんの浮気も、俺の不必要な悩みもさよーならー!
 なにごとも、なかったかのよーに。悠がいなくなって飯田家は。
 あの日、何食わぬ顔で帰ってきた俺を、母さんはそれこそ何食わぬ顔で「おかえり、あっちゃん」って。
 一瞬いろいろ考えたけど、その笑顔を見て「あ、悠がいってたこと分かるわ」って。だから「ただいまー」。
 3時ごろ母さんが買い物。もう、尾行する必要もなくて。で6時ごろに父さん帰ってきて、夕食。
 いつものようにけらけら笑う母さん。それを見て笑う父さん。俺は黙ってたけど「こんなもんかな」って。
 そのまま、普通に毎日を。飯田健一、佑子夫妻とその息子 敦司は。って俺だけど。
 父さんはなーんにも知らないままだったけど、それでよかったような気がするし。
 母さんは、午前中に「買い物」いくこともなくなったし。これはちょこちょこ確認済みー。
 それからあの時みたいに髪ほどいた姿をほとんど見なくなった。ま、しょーがないわなぁ。
 ちょっと、寂しい気もするけどね。許容範囲の感じで。

 で……俺。自分の母親の浮気セックスを見てしまった飯田敦司14歳は。
 さすがに全然変わらないなんてムリ。変わったことがふたつくらい、かな?
 一つは、ケータイを買ったこと。あのあとすぐ母さんが強烈に再プッシュしてきて、折れて買ってもらった。
 うん、俺だけ。なんか意図があんのかなー?って疑ったけど、俺が持ってるわけだから問題ないよね?
 あれ?もしかして裏ワザかなんかあるのか?うわちょっと不安……教えてエラいひとっ!

それから、もーひとつ。
 母さんと悠が別れたあの日の夜、ってか0時回って深夜遅くだったっけ?
 悠のはなしとか思い返してて、電気消したけどなんとなく眠れなかったわけ。そしたら、玄関が開く音がして。
 ゆっくり窓から下を覗いたら、母さんがいて。パジャマな母さんが。小さいビニール袋持って、ね。
 それをなんかゆったりとした動作で、道の前のゴミ捨てボックスに捨ててた。日曜日だし当然収集日じゃない。
 だから……朝起きて新聞取るフリしてソッコーでそのゴミ袋取ってきた。我ながらどーかと思うけど。
 バレなかったと、思うよ?たぶん。だってバレてたらさすがに怒られちゃうでしょ母さんに!
 んで、袋の中身は……はい。やっぱりあの、ポラ写真。
 厚い茶色の封筒に包んでガムテでぐるぐる巻きにされてた……19枚のポラロイド写真。
 19枚だよ?なんかもう、当たり前のように増えちゃってるし。
 もともと13枚。いま19枚。んじゃ6枚増えたのかというと……これまた違う。
 増えたのは8枚。計算合わないじゃん!でも、実は合う……2枚行方不明だからー。
 カラオケボックスでの「ほっぺキス」「唇キス」の2枚。どこにあるのかは……あんまり考えないように、っと。

 俺はその19枚のポラで、オナニーしまくり。
 この浮気事件の前はエロマンガ雑誌2冊エロマンガ単行本1冊グラビア写真集1冊持ってた。
 でも今は「ポラでオナニー」8割、「その他」2割、って感じ。もしかしたら9割かも。
 写真集なんて志賀に借りたまんまの奴だから、そろそろ返そうかな?とか思っちゃうくらい。
 つまり変わったことっていうのは、オナニーのネタ。
 行方不明の2枚以外の、エロい飯田佑子35歳が写ってる、ちっちゃなちっちゃな写真を見ながら。


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