TOP
861 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/10/26(水) 13:29:41 ID:tK1vX3si
          ー 母の個人授業 ー

「やだっ おっおっ・・おでっ、帰るっ」
「こらっ お前は先生と居残りだろっ!」
ホームルームが終わるや否や、教卓の前で教師と生徒の小競り合いが始まった。
もう見慣れた喧騒を尻目に、生徒達は定期テスト前ということもあり、皆足早に帰路につく。
佐野良は、教室の後ろ右隅の席で、やれやれといった感じでその様子を眺めていた。
 一雄め・・・ほんと、どうしようもないな・・・・)

牛山一雄。 クラス委員長の良も、彼には頭を悩ませていた。
軽度ではあるが知的障害があり、本来なら特別クラスなのだが、学校の方針とやらで通常クラスで勉強している。
普段は割と物静かで、教室の隅でヘラヘラと薄笑いしているだけだが、
我が強いというか、相手の気持ちを押し図れず、自己中心的な性格。 嫌いな勉強、しかも放課後の担任教師との個人授業などする訳が無い。
教師曰く、これも障害ゆえとのこと。
担任教師からは、クラス委員長として仲良くやるよう耳にタコができるほど小言をいわれているが、佐野良はどうしても一雄が好きになれずにいた。

「もうすぐ定期テストなんだぞっ ちょっとでいいから、勉強しよう。なっ」
帰ろうとする一雄を、羽交い絞めにしてなんとか食い止める。
「やだっ おっおっおで、バカだから。 ベンキョウ、いいっ」
青年教師の教育にかける熱い情熱も、180センチを超える身長と体重100キロという、とても中学二年生とは思えない体格のまえに、
空しくズルズルと引きずられていった。

そんな二人をよそに、良はのんびりと教科書を鞄に仕舞いこむ。
今日はひさしぶりに塾が休み。 母には寄り道せずに真っ直ぐに帰ると約束していた。
「あなたの大好きなホットケーキ焼いて待ってるから、早く帰ってきてね。 遅かったら先に食べちゃうから」
朝、見送ってくれた母の言葉を思いだした。
(テストまでは塾で勉強漬けになるし、今日ぐらい母さんとのんびりしよう。)
(あっ そういえば母さんが見逃した映画、もうDVDなったよな。 レンタル屋に入荷してるかな・・・)
教科書を仕舞う手をとめて、嬉しそうに想い耽った
862 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/10/26(水) 13:31:07 ID:tK1vX3si

「ねえ。 図書館で勉強してかない?」
「さんせ〜い。 綾も呼ぼうか?」 
 他愛無い女子のおしゃべりが、一雄の耳にはいった。
「・・・・・」
一雄の足が止まる。<BR>
「な・・・なんだ。 どうした、一雄」
「おっ おでもっ 友達と・・・ベンキョーするっ」
突然、大声をあげる。 まだ教室に残った半数ほどの生徒の視線が一斉に一雄に集まる。
「と・・・友達って。 だれがお前と勉強してくれるってんだっ」
10教師の声など無視して、一雄は振り返って教室を見回す。<BR>
「ん〜〜と。 ん〜〜とね」
しかし、クラスメイトは一雄をみるや、蜘蛛の子を散らすように教室をでていった。
「・・・・・・グフフッ みっけた〜〜っ」
ただ一人を除いて。

 「ええ〜っ 無理無理っ 絶対無理ですっ」
 19ブンブンと両手をふって抗議する良に、青年教師が追い込む様に捲し立てる。
 「テスト前のほんの数日でもいいんだ。 
友人との勉強のほうが、あいつも少しは身にはいるだろう。 あいつは・・・先生の手におえない」
 教師は、とうとうみっともないことに掌をあわせて良を拝みだした。<BR>
 「わっ やっ 止めてください。 ああ・・・もうっ ちょ・・・ちょっとだけなら・・・」
 「ほ・・ほんとうかっ お〜い。一雄っ こっちこいっ」
 ドスドスと足音を立てながら、巨体が近づいてくる。<BR>
 ばかでかくまっ平らな顔に点の様な目、無意味ににやけた口元。  その周りには、まばらだが無精ひげまで生やしている。<BR>
 改めてみると、とても同い年の中学二年生とは思えない。 
 「よかったなあ。 佐野が勉強してくれるそうだ」
 担任教師は二人の手を取ると、強引に握手をさせ、そこに自らの両手を重ねてブンブンと上下させる。
 呆気のとられる良を、申し訳なさそうに一瞥し、「まあ、仲良くやれ」などといって、そそくさと教室を立ち去っていった。

864 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/10/26(水) 13:36:03 ID:tK1vX3si

  「ねえ。 図書館で勉強してかない?」
 「さんせ〜い。 綾も呼ぼうか?」 
 他愛無い女子のおしゃべりが、一雄の耳にはいった。
 「・・・・・」
 一雄の足が止まる。
 「な・・・なんだ。 どうした、一雄」
 「おっ おでもっ 友達と・・・ベンキョーするっ」
 突然、大声をあげる。 まだ教室に残った半数ほどの生徒の視線が一斉に一雄に集まる。
 「と・・・友達って。 だれがお前と勉強してくれるってんだっ」
 教師の声など無視して、一雄は振り返って教室を見回す。
 「ん〜〜と。 ん〜〜とね」
 しかし、クラスメイトは一雄をみるや、蜘蛛の子を散らすように教室をでていった。
 「・・・・・・グフフッ みっけた〜〜っ」
 ただ一人を除いて。 
 
 「ええ〜っ 無理無理っ 絶対無理ですっ」
 19ブンブンと両手をふって抗議する良に、青年教師が追い込む様に捲し立てる。
 「テスト前のほんの数日でもいいんだ。 友人との勉強のほうが、あいつも少しは身にはいるだろう。 あいつは・・・先生の手におえない」
 教師は、とうとうみっともないことに掌をあわせて良を拝みだした。
 「わっ やっ 止めてください。 ああ・・・もうっ ちょ・・・ちょっとだけなら・・・」
 「ほ・・ほんとうかっ お〜い。一雄っ こっちこいっ」
 ドスドスと足音を立てながら、巨体が近づいてくる。
 ばかでかくまっ平らな顔に点の様な目、無意味ににやけた口元。  その周りには、まばらだが無精ひげまで生やしている。
 改めてみると、とても同い年の中学二年生とは思えない。 
 「よかったなあ。 佐野が勉強してくれるそうだ」
 担任教師は二人の手を取ると、強引に握手をさせ、そこに自らの両手を重ねてブンブンと上下させる。
 呆気のとられる良を、申し訳なさそうに一瞥し、「まあ、仲良くやれ」などといって、そそくさと教室を立ち去っていった。

865 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/10/26(水) 13:38:28 ID:tK1vX3si
  教室に残された二人。
 「なあ。 ベッ ベンキョーするっ。 グフフッ」
 事態を分っているのか、いないのか。 呑気な一雄を前にして、自分がとんでもない約束をしたのだと、ようやく気づいた。
 「い・・・家に帰るよ。 僕は忙しいんだ」
 吐き捨てるように言うと、急ぎ足で教室をでた。
 誰もいない廊下を早足で歩く。
 後ろから響くような重い足音がするが、良はふりかえりもせず学校を後にした。

  静かな住宅街の一角、この辺では一際大きな白壁の家が、佐野良の家だ。
 良は、門扉の前まで来ると、ひとつ大きな息をついて振りかえる。
 背後には、少し距離をあけて一雄がニタニタと無意味に笑っている。
 (今日だけ、今日だけ勉強みてやろう。 そうすれば先生にも言い訳できる)
 自分自身にそう言い聞かせた。
 「・・・・よってきなよ・・・」
 一雄は、にやけた口元を大きく開いて、ドスドスと駆け寄ってくる。
(・・・・せっかく、母さんとゆっくりできると思ったのに・・・)
 隣に立つ一雄を恨めしそうに睨んで、良は門扉を開け、玄関へ向かった。
 
903 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/10/30(日) 09:06:42 ID:zORkEnL2
  2

 「ただいま〜っ」
 大きな家にふさわしく広い玄関。
 家の奥から、パタパタとあわただしくスリッパの音が聞こえてくる。
「おかえり。 良」
 肩にかかる程の長さの薄いブラウンの髪をなびかせ、駆け寄ってくる。
 若々しい白い肌に、クリクリと子供っぽい大きな瞳が良をみつめる。
「ただいま 母さん。 そんなに慌てなくてもいいのに」
 「うふふっ そうね。 あらっそちらの方は?」
 「クラスメイトの牛山一雄君。 ・・・まぁ・・・いろいろあって・・・今日は・・うわっ」
 「か・・か・・・一雄ですっ」
 良を押しのけて、挨拶する。
 ヘラヘラしたマヌケ顔が、妙に引き締まっている。
 「一雄君ね。はじめまして。 母の香織です。 良と仲良くしてくれて有難う」
 そういって、にこやかに微笑んだ。
 
 その笑顔に見惚れたのか、一雄は玄関でぼーっと立ちつくす。
 「ふふっ どうしたのかしら」
 香織はいたずらっぽく笑う。
 (このバカ・・・)
 しかし、以前にも友人を招いたとき、こんな光景をみたことがあった。
 とても中学生の息子がいるとは思えない若々しい容姿。
 そして、男ならどうしても目がいってしまう、薄地のセーターをどんっと突き上げる、小ぶりなメロン程はあるだろう豊かなふくらみ。
 膝の辺りまであるタイトスカートも、太ももの肉付きの良さがありありとわかる。
 性に目覚めた少年達に、香織の美しく肉感的な身体は、あまりに魅力的。
 そしてそれは、息子の良にも当てはまった。
 美しい母は良の自慢でもあるが、息子の良にさえ魅力的にうつる。 正直、母が気になってしかたないのだ。
904 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/10/30(日) 09:08:48 ID:zORkEnL2
「二人とも。 いつまでそうしてるの?」
母の声に、良が我に返る。
「あ・・・さあっ一雄、あがれよ」
 大きな背中を押して、強引に玄関にあげる。 自分もいそいで靴を脱いだ。
 慌てて脱ぎ散らかした靴を、香織がしゃがんで揃える。
 (あ・・・)
 靴を揃える為、香織が前かがみになる。 魅惑の胸の膨らみが柔らかく垂れて、
 セーターの襟口が伸ばされて、乳房の谷間がみえた。
 (うわっ こうしてみると、本当におっきい・・・・!!)
 「・・・グフフッ」
 良の頭の上で、ゲスな笑い声。
 振り返ると、一雄は不自然に顔を背けた。
 (こ・・・こいつっ みたなあっっ!!)

 「ほら、二人とも。 はやくいらっしゃいな」
 香織は乳房に負けないくらい豊かなハート型ヒップをムギュムギュと上下させて、居間へと歩き出す。
 睨む良をよそに、一雄はその桃尻に誘われる様に、香織の後を追ってドスドスと廊下を歩いていった。
 
48 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/06(日) 08:36:04 ID:WsJI9Lau
3
 
 (くそっ一雄の奴 僕の母さんをいやらしい目でみやがってっ)
 良が足音を荒げて、居間にやってきた。
 八畳間の中央には大きなテーブルが置かれてあり、知ってか知らずか、一雄は上座で胡坐をかいている。
 一雄のそばへ歩み寄ると、
「僕の部屋に行こう。勉強するんだろ」
 彼を見下ろしながら、ぶっきらぼうにいった。
「き・・・君の・・・お母さん。 き・・・綺麗だな」
「な・・・なんだよ・・急に」
(ふんっ、よくいうよ。さっき、君が母さんのドコをみてたか、知ってるんだぞ)
 とはいえ、クラスメイトから面と向かってそんなことを言われると、なんだか照れくさい。
(うちの母さんは美人だから、まあ、見惚れるのも無理ないけど・・・)
 自分のことを棚にあげて、そんなことを思う。
「グフフッ」
 突然、一雄のニヤケタ口元から、吹き出す様なゲスな笑い声が漏れた。
 彼が頭の中で何を思い描いているかは、容易に想像できる。
「き・・・君なあっ」
「おまたせーっ お腹すいたでしょう」
 香織が、大きなお盆を抱えて台所から居間へ戻って来た。 お盆にはホットケーキとオレンジジュース。
「おばさんの手作りなんだから。ほら、良も座って」
 テーブルに置かれた、できたての三段ホットケーキがあま〜い湯気をあげる。
 (僕と母さんで食べるはずだったのにっ)
 いまにも食らいつかんばかりにテーブルに噛り付く一雄を一瞥し、母に促されるまま一雄の隣に腰を降ろした。
49 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/06(日) 08:41:10 ID:WsJI9Lau

 「いただきまーーすっ」
 「・・・・いただきます」
 「はい、召し上がれ」
 香織は彼らの向かいに座り、片手で頬杖をつきながら、二人の様子を楽しげにみつめている。
 きれいに切り分けて一片づつ口に運ぶ良に対し、一雄はフォークで一番上の一枚を突き刺すと、ガブッと噛りつく。
 良が3分の1程しか食べぬ間に、ペロッと平らげてしまった。
 「男の子はそのぐらいでなくちゃね。 良もいっぱい食べないと一雄君みたくおっきくなれないぞ」
 香織は一雄の豪快な食べっぷりを満足げにみながら、ちらっと良をみる。
 「べっ・・・別に、いいよ」
 ホットケーキをかじりながら、拗ねてみせた。
 「グフフッ。も・・・もっと、く、食えるよ」
 一雄は何を勘違いしたのか、香織にむかって少し偉そうに腹を叩いてみせた。
 「まあっ。ふふっ。はいはい、おかわりね」
 そういって、台所へ向かおうと、立ち上がった香織を
 「かあさん、ちょっと」
 強引に廊下へ連れ出した。
 「もうっ、余計なことしないでよっ 母さんっ!」
 「なによう。 そ・・・そんな怒らないでよ」
 息子のめずらしい強い抗議に、香織は身動ぎする.
 「あのホットケーキだって、あれ母さんの分だろっ、いっしょに食べようっていったのにっ」
 「母さんはいいのよ。ダイエット中だし」
 甘いもの好きの香織にとって、「ダイエット」はもう口癖になっていた。
 柔らかな曲線を描く体のラインは、ムッチリと肉付きが良いが、ウエストは程々にくびれているし、けっして太ってなどいないのだが、
 当の本人にとっては、息子すら悩殺する魅惑のボディも、コンプレックスのひとつでしかなかった。
 「母さんすぐ太っちゃうのよ。 やあねえ、中年太りかしら」
 中年太りのわりには、胸とお尻ばかり大きくなってるような・・・なんて、言える訳もない。
 「このセーターだって一昨年買ったばかりなのに、なんか、もうきついし、嫌になっちゃう」
 いわれてみればちょっと窮屈そうな胸元を、両手で擦ってみせる。 香織のほっそりとした手にあまる柔肉が、艶かしくたわむ。
 (38歳にもなって乳房が大きくなってるなんて、母さんの栄養は全部おっぱいとお尻にいってるだろうか?)
 
50 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/06(日) 08:43:23 ID:WsJI9Lau

 「じゃなくてっ!あいつは僕と勉強するためにきたのっ!」
 「あらっ。じゃあ、お邪魔だったわね」
 「そうだよ。だからホットケーキなんてださなくていいのっ」
 ふ〜ん、となにやらふくみをもった視線で良をみる。
 「でもあの子、ちょっと学習が遅れているようね」
 香織の音色が下がる。やや遠回しな言い方だが、一雄の軽度の知的障害を指していた。
 「・・・あ・・わかるんだ」
 「これでも、元小学校教諭ですから」
 えっへんと胸を張る。 そうして、正面から良を見つめ直す。
 「なんか事情がありそうね。 話してみて」


 良は、放課後の教室での出来事を話した。
 「まあ、それって指導放棄じゃない しかも生徒に押しつけるなんてっ」
 温厚な母がめずらしく声を荒げる姿に、良は面食らった。
 「大げさだよ、そんなたいしたことじゃ・・・」
 「いいえっ!大問題よっ。まったく、どうなってるのかしらっ」
 シミやシワとは無縁な20代とみまごう美顔の、その眉間にふか〜いシワができる。
 「で、あなたはなんて答えたの」
 「え・・・ああ、も・・もちろん引き受けたよ。 ぼ・・僕、クラス委員長だよ」
 心にもないことを、口走った。
51 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/06(日) 08:46:15 ID:WsJI9Lau

  香織の表情がパアッと明るくなる。 
 「えらい・・・えらいわ。良っ!」
 「え・・・・そ・・そうかな・・はは・・」 
 「そうよ。 ああ・・・・もう、この子ったら」
 香織が瞳を輝かせる。息子の行いが余程嬉しかったらしい。
 「立派よ、良。テストで100点取るより立派なことよ。母さん、あなた達のこと応援するから」
 (あんまり期待されても困るな。あいつと勉強なんて、本当は今日限りにしたいんだから)
 「自分の勉強もあるから、あまり面倒はみれないと思うけどね・・・」 
 なんて、慌てて言い訳をこぼす。
 「・・・・・そうよね・・・・う〜ん・・・」
 香織はしばし考え込むと、突然良の手を引っ張って、居間に向かう。
 「わっ。な・・なに?母さん」
 「んふふっ。いいこと思いついちゃった」
 そして、居間で待ちぼうけの一雄の隣に座ると、開口一番
 「ねえ、おばさんといっしょに勉強しようか?」
 などと、とんでもないことを、いった。


 「か・・母さんっ。何いいだすのっ!」
 「おばさんね、昔小学校の先生してたの。だからいっしょにお勉強したいなあって、思ってね。」
 良の抗議もお構い無しだ。
 「う・・うんっ うんっ ぼ・・ぼくっおばさんと・・・勉強したいっ」
 一雄は耳まで真っ赤になって、がくがくと首をたてに振る。
 「はい、決まり。 いっしょに頑張ろうね」
 良は困惑して、視線で母に抗議する。 良の気持ちを知ってか知らずか、母は楽しげにウィンクをかえしてきた。
 「母さんにまかせてっ! 良は自分の勉強を頑張りなさい」
 普段はのほほん、穏やかな母だが、こうときめたらテコでも動かない。母の性格を知ってる良は何かを言いかけたまま、香織に促されるまま居間をでた。
 
52 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/06(日) 08:48:00 ID:WsJI9Lau
 自室のある二階への階段を上がりながら、ふうっと溜息がもれた。
 それは一雄からの開放感からかなのか、それとも新たに生まれた不安からか。 
 (やれやれ、母さんにも困ったもんだな・・・)
 階段の中ほどで、振り返って居間を覗く。
 楽しげに笑う母。 巨体を丸めて照れる一雄。
 (まあ、これでよかったのかも)
 良は自分の勉強に専念できるし、一雄も元教師の母に勉強をみてもらえる。すでに、母は一雄はあっさり手懐けてる。
 そしてそれは、息子である自分への母の気遣いである。
 「ありがと。母さん・・・・」
 二人の様子をみつめながら、そんなことを呟いた。
146 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/15(火) 11:45:06 ID:TecD8dvK
  4

 「ただいま」
 良の声が、しんっと静まり返った広い玄関に、寂しく響いた。
 おかえり、と笑顔で出迎えてくれる母の姿を、もうずいぶんと見ていない気がする。
 かわりに、もう見慣れてしまった大きなスニーカーが玄関でのさばっていた。
 「あいつ・・・・まだいるのか」

 一雄と香織の勉強会が始まって今日で五日目。 おかげでずっとこんな調子で、良は帰宅そうそう深い溜息をつくはめになった。
 「なんでこんなことになったんだろ・・・」
 愚痴をこぼしながら、靴を脱いで廊下をわたって居間へ向かう。 近づくにつれ、楽しげな声が廊下にまでとどいてきた。
 
 居間の手前まで来て、廊下を行ったり、来たり。 我が家にも係わらず、たった襖一枚隔てた向こう側は自分が立ち入れない場所のようにすら思える。
 (なんか・・・入りずらいな)
 悩んだ末、襖の僅かな隙間を見つけると、そおっとなかの様子を伺ってみた。
 「はい、よくできました」
 「グフフッ」
 照れくさそうに頭を掻く一雄。隣に寄添うように座った香織が、嬉しそうにパチパチと手を叩いている。
 「おっおばさんっ、あ・・・あれっあれっ!」
 「ふふっ。 あたまだして」
 一雄のいがくり頭が傾くと、香織はそっと手を伸ばし、優しく撫でた。
 「はーい、よくできました。 よしよし」
 一雄はグフッ、グフッと下品な笑みをこぼしながら、嬉しそうに身を震わせている。
 (母さん、何やってんだよ、もうっ)
 「ただいまっ 帰ったよっ!」
 いてもたってもいられず、怒りにまかせて勢いよく襖を開け放った。
147 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/15(火) 11:48:53 ID:TecD8dvK


 「あら、おかえり。良」
 香織は拍子ぬけするほど、いつもとかわらない笑顔で迎えてくれた。
 「おっ おうっ 良っ」
 馴れ馴れしく右手を挙げて挨拶をする一雄を、良は一瞥するだけで何も言わず香織に向き直る。
 「母さん、もう外は真っ暗だよ。そろそろお開きにしたら」
 「そうね、今日はこの辺にしましょう」
 一雄は頷いて、テーブルに広げられた教科書やノートを片付け始めた。
 どんな勉強をしているかは知らないが、それらは、良が小学校のころに使っていた物だった。
 「さあ、あまり遅くなると家族が心配するぞ」
 わざわざ襖を開け、これみよがしに親指を立てて、居間の外を指す。
 「ちょっと、良っ」
 ぷうっと頬を膨らませて、香織が抗議の眼差しを向ける。が、良はふんっとそっぽを向いて見せた。
 香織は「まあっ」といわんばかりに口をあんぐりと開けて呆れている。
  「あっあのっ そんじゃ、オレ・・・」
 流石に居心地が悪いのか、鞄を抱え居間を出ようと立ち上がった。

 「あっ、一雄君。また明日がんばりましょーね」
 香織が一雄に近づき、そういって首をちょこっとかしげてみせた。
 成熟した大人の女性の可愛らしい仕草に、グヘヘヘッ、と一雄の顔がとろける。
 「へえ、すっかり仲良しなんだね」
 苛立ちを堪えながら、さも、呆れたようにいった。
 「そうよ。誰かさんと違って素直でいい子ですもの。母さん、一雄君大好きよ」
 と、甘えるように一雄に寄りかかる。
 「グフフッ おっおでもっ、おばさん、好きっ!」
 一雄の太い腕が香織の肩にまわされ、ぐいっと引き寄せる。まるで、抱きしめるかのように。
209 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/24(木) 16:43:33 ID:tPt2/DA+
5

 キャッという小さな悲鳴と共に、前かがみに倒れる香織を、一雄が受け止める。
 香織の頬が厚い胸板に触れ、柔らかなブラウンの髪が一雄の鼻先をくすぐる。 もう二人は息すらかかる距離。
 「ど・・・どうしたの。 おばさん、びっくりしちゃうわっ」
 動揺しているのか、うっすら頬が赤く染まり、それを隠すような妙にテンションの高い声。
 「グフッ おでのこと、好きっていうから、う・・・うれしくって・・・グフッ」
 「・・・もう、しょうがないわね」
 こわばった身体から力がとけ、その身を一雄にあずける。
 巨体の懐に抱かれた母は、まるで少女のようにすらみえた。

 もう片手で抱き寄せる。 
 太い腕に腰を抱かれて、やや仰け反りかえった香織の身体は、張りつめるタイトスカートが迫り出されて一層大きく見える。
 「グフッ」
 香織が嫌がらないのをいいことに、さらに抱き寄せぴったりと身体を密着させる。
 「あんっ」
 薄着のセーターを突き上げる豊かな膨らみが、二人の間で押し潰され、
 ムギュッと柔らかくたわみながら、脇へこぼれる様にはみ出た。
 (やだあ、おっぱい、あたっちゃってる・・・)
 案の定、一雄は腹の辺りをくすぐる、まるで水風船でも転がっているかの様な艶めく肉感に、グヘグヘッと嬉しそうに喘いでいる。
 「やだ、もうっ エッチね」
 そういって、厚い胸板をポカポカと叩く。
 突然抱きしめられ、慌てはしたものの、香織はすぐにいつもの香織に戻っていて、上目使いに一雄をみている。
 その瞳に嫌悪の色はない。
 めっと、悪戯した子供をたしなめるような、そんな優しい瞳だった

210 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/24(木) 16:45:49 ID:tPt2/DA+

 しかし、息子の良にとって、そんなこと許せる訳がない。
 「やめろよっ!」
 一雄の腕を引きはなそうとするが、その太い腕は、香織を抱きかかえたままビクともしない。
 腕にぶらさがらんばかりに、渾身の力を込めて引きはなそうとするが、僅かな隙間ができるだけで、一雄はこともなげに再び香織を抱きしめる。
 その度に、乳房が一雄の身体に押し付けられては平べったく潰れ、良が引き離すとゴムマリの様な弾力で、タプンッと弾みながら元の美しい形に戻る。
 息子の目の前で、母の乳房が艶かしく踊っていた。
 「いい加減にしろっもうっ、母さんからはなれろっ」
 「すっ好き同士だから、いっ・・いいのっ」
 「よくないっ。母さんもなんとかいってよ」
 やれやれ、といった感じで二人をみていた香織は、少し考えて、
 「・・・・・・やきもち?」
 といって、クスッと笑った。
 「そっ、そんなんじゃないよっ バッ・・・バッ・・バカなこといわないでよっ!」
 ムキになって否定すればするほど、良の心情は、否応なしに吐露されていった。

 (あは、怒ってる)
 真っ赤になって怒る良は、なんとも愛らしい。
 年の割には落ち着いていて、大人びた感じすらする良の、こんな表情をみるのは久しかった。
 (ふふっ、こんなことで怒っちゃって。まだまだ子供ね)
 いきなり抱きつかれて驚いたが、息子と同い年と思えば不思議と腹も立たない。さらにハンデキャップがあるなら、なおさらだ。
 だが、それは息子には我慢ならないことらしい。
 一雄との勉強会が始まって以来、良が妙にイライラしているのは察していた。
 彼の苛立ちは、母である自分への愛情の裏返しであることも、わかっている。
 息子には申し分けないと思いつつも、それはとても嬉しかった。
 (でも、だからといって一雄君に意地悪してはダ〜メ。だから、ちょっとおしおきしちゃお
211 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/24(木) 16:51:58 ID:tPt2/DA+

 「ね。おばさんの事、好き?」
 悩ましげに一雄をみつめる。
 「おっ、おでっ、おばさんのこと、好きっ!!」
 ガクンガクンと大げさにうなずいてみせた。
 「ほんとに、おばさんも好きよ〜」
 と、一雄に抱かれたまま、意地悪な流し目で良をみた。
 そんな母をみつめながら、良は立ちつくした。 拳をこれでもかと堅く握りしめて。
 「・・・・・・良?」
 「ふざけるなっ!!」
 突然の激しい怒声に、香織は驚き、身を強張らせる。
 「・・・・やだ・・・・どう・・・したの・・・」
 なんとか声をしぼりだすが、その声は不安で震えていた。
 「・・・勝手にしろ・・・」
 もう耐えられないとばかりに、居間を飛びだした。
 「良っ! 待ってっ!」
 追いかける母の声を振り切って、自室のある二階への階段を駆け上がった。
245 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/30(水) 12:10:34 ID:71rAC0I3
6

  ドアを開けるなり、真っ暗な部屋に明かりもつけづに、鞄と制服の上着を放り投げてベットに倒れこんだ。
  (母さんのバカ・・・)
  はじめてだろうか、母を怒鳴ったのは。居間を出る間際の、驚き困惑した母の顔が浮かぶ。
  
  自分がいるべき場所にあいつがいる。共に笑い、頭を撫でてもらうのは自分のはずなのに。
  子供っぽいひがみだと思う。でも、今日は日ごろの鬱憤が爆発してしまった。
  (つまらないことしたな・・・)
  怒りが冷めていく。それと同じくして、しだいに後悔の念が募っていく。

  本当は、分かっている。
  一雄は、、あのとおりだから、ろくに考えも無く思ったことを口にしただけだし、
  母さんにしたって、あいつのことなんか息子の友人としかみていない。抱きついたことも、子供のやることだと受け流しているだけだ。
  そんなことは、わかっているのだ。
  ただ、
  頬を染めた母さんが可愛らしくみえたりとか、ああいうゴッツイ奴に抱かれた母さんは、柔らかな身体のラインが強調されてより艶っぽくみえたりとか。
  自分の知らない、母の、母でない一面を、よりによって一雄なんかにみせたのが、許せなかった。
  そして、それをことさら意識してしまう自分も。


246 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/11/30(水) 12:12:15 ID:71rAC0I3
「ああっ、もうっ」
  訳の分からない苛立ちが頭の中を駆け巡る。たまらずベットの上をのたうちまわって、
  ドスンッと、頭から床に落ちた。
  「いてて・・・」
  そのまま、ズルズルとベットから崩れた。起き上がる気力も湧いてこない。
  どうでもいいやと、床に寝そべる。

  暗い部屋に差し込む一条の月明かりが、そんな良を照らしていた。
  カーテンの隙間からのぞく青白い月を、しばらく呆けるように仰ぎ見て、
  「・・・やきもちだな・・・完全に・・・」
  美しい月に誘われるように、隠しようのない気持ちがこぼれた。

 
307 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 10:11:18 ID:C2TjAUP0
7
コンコン、とドアを叩く音がする。
「良・・・いいかしら・・・」
母の弱々しい声。良は答えない。
ドアが、キイッと軋む音がした。
 
しばらくして、良の横たわるベットが不意に深く沈む。背中越しに感る温かな気配を感じた。
「・・・あの・・・怒ってる? 怒ってるわよね。御免なさい。母さん、悪ふざけがすぎたわ」
良は何も言わなかった。何をいっていいか分らなかった。 
酷く落ち込んでいるだろう母の声音に、罪悪感がつのる。
「お願い。返事をして。母さんが悪かったわ」
良は、あいかわらず背を向けたままだった。寂しげな背中が、無言で母の言葉をはねつける。
「ねえ、本当は起きてるんでしょう。母さんの話を聞いて欲しいの」
肩を掴んで揺さぶってみる。良は振り返りもせず、ただ一言、
「僕なんて、邪魔なんだろ」
消えそうな声で、そう呟いた。
「良・・・」
香織の手が離れる。
だが、名残惜しそうに指先だけが留まって、その華奢な肩を、細い二の腕を優しく撫でて、
ゆっくりと、良の胸に巻きついた。
「か・・・母さん・・!」
思わず身じろぎすると、香織はぎゅうっと強く抱きしめた。
柔らかな温もりが、その寂しげな背中を包む。
「ごめんね。母さん、あのこにかかりきりで、あなたのことほったらかしにして、寂しかったんだよね。ごめんね」
すがるように抱きついたまま、しきりに詫びた。
懐かしい母の温もり。ずっといっしょに暮らしているのに、こうやって母の体温を直に感じるのは、いつ以来だろう。
驚くくらい柔らかな母の身体。 良の肩を抱く手も、首筋にすり寄せる頬も、背中に感じる柔らかな膨らみも、その全てが良を包んでいく。

308 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 10:12:19 ID:C2TjAUP0
「い・・・いいよ。もう、気にしてないから」
その声に、香織は身を乗り出して、良の顔を覗き込む。
「うん・・・一雄はああだから・・・仕方ないよ」
急接近した母の顔にドキドキしながら、ぶっきらぼうに呟いた。
「母さんのこと、許してくれる?」
「あいつの面倒みてもらってるし。テストが終わるまでだもの、我慢するよ」
良の言葉に、香織はほっ、と安堵の息を漏らした。その顔から不安の色が消え、いつもの穏やかな顔つきに戻っていった。
「一雄君のことも許してあげてね。あの子、悪気はないのよ」
「うん・・・」
香織は、返事はするものの、なんとなく息子の表情が曇るのに気づいた。
良の両手を掴むと、上体を引き起こし、ベットに座りながら互いに向かい合う。
「な・・・なに?」
良は恥ずかしそうに、伏目がちに母をみた。
香織もちょっと照れくさそうに、それでも真っ直ぐに良をみつめて、
「母さんは、良が一番、大好きだからね」
そういって、にっこりと笑った。
眩しいまでの、まるで少女のような母の満面の笑み。
さっきまでのわだかまりが、嘘のように晴れてゆく。
なにを悩んでいたのだろう。母さんが、僕を裏切る訳がないじゃないか。
良は、母を悲しませた自分を恥じた。そして、改めて思った。
この笑顔は、紛れも無く自分だけのものだと。

309 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/11(日) 10:13:33 ID:C2TjAUP0
「さあ、お腹すいたでしょ。ご飯にしましょう。
なにかを吹っきる様に、香織は膝の辺りをパンッと叩いて立ち上がった。
「今日はあなたの好きなハンバーグなんだから。こ〜んな、おっきいの。うふふっ」
両手の親指と人差し指とで、大きな輪を作って見せた。


香織がドアをあけ、早く早くと手招きする。
母さんもおなかペコペコなの、なんていって笑っている。
「うん、母さん」
ドアから差し込む明かりを、ちょっと眩しく感じながら、良はベットから飛び降りた。




住宅地を縫うように走るアスファルトの道路は、人も車の気配も無く、まばらな街灯がぼんやりと照らしている。
そこには大きな人影がひとつ、足取り軽く、ゆらいでいた。
「グフフッ おばさん、おっおでのこと、す、す、好きっていった!!好きってことは・・・・グフフフッ」
しんっと冷えた寒空に、下卑た笑い声が響いた。
365 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/24(土) 01:24:42 ID:1lN9Lj0M
8
クローゼットから単身赴任中の夫に送るコートをひっぱりだしていたら、あれやこれやと手を広げすぎて、なんとか収拾をつけたころには
もう午後の四時になろうとしていた。

一区切りつけて、キッチンでお気に入りのハーブティーをいれ居間に向かう。
座布団に腰を降ろし、たちこめるハーブの香りにふうっ、と安堵の息をもらして、
ふと、昨日のことを思いだした。

些細な悪ふざけで息子を傷つけた。夫の分まであのこを守ってきたつもりなのに、その自分が良を傷つけたなんて、思い出すだけで胸が苦しくなる。
そして気づいた。思っていた以上に、彼にとって自分は大きな存在なのだと。
なんだか嬉しくなる。だからこそ、昨晩の後悔も繰り返されるのだ。そして、その思いを掻き消すように、香織は今日で何度目かになる独り言を呟いた。 
「本当だからね。母さんはあなたのことが、誰よりも・・・」
その独白を遮るように、インターホンが鳴り響いた。

366 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/24(土) 01:26:06 ID:1lN9Lj0M
香織が玄関に向かおうと立ち上がって襖を開けると、そこにはもう一雄が立っていた。
「きゃあ、 もう、びっくりしちゃ・・・・あんっ」
一雄は馴れ馴れしく香織に抱きつく。
「あ・・・あら・・あら、どうしたのかしら」
穏やかに微笑みながらも、昨日の良のことが脳裏をよぎり、それとなく一雄の腕を振りほどいた。
「もうすぐテストでしょう。お勉強しましょう。ね」
居間へ通し座るよう促すが、懲りずにまた正面から抱きついて、
「もう、だめったら・・・きゃあっ」
タイトスカートを窮屈そうに押し上げる双臀を、ぎゅむっと掴んだ。

今までの軽いタッチなどではない。
「鷲掴み」という表現がぴったりの、指を尻肉に食い込ませる荒っぽいものだった。
「ちょっ、ちょっと、一雄君っ!」
逃げ出そうにも、その太い腕にかなうわけもなく、なんとか手を振り払おうと、みっともなく大きな尻を左右に振りたてる。
まるでスイカの様な豊満な双臀は、さすがに一雄の大きな手にも余って、ブルンブルンッと悩ましく揺れて、とうとうその手を弾き飛ばした。
「グフッ、すげぇお尻、グフフッ」
ニタッと、喜悦に頬を緩ませた。
その隙に香織は一雄の胸を突いて、その腕の中から逃げ出す。
「いっ・・・いい加減に・・・しなさいっ!」
睨みつけて、一喝する。
抱きつくくらいならまだしも、こんな露骨な触られ方には、香織も黙っていられなかった。
一雄は動ぜず、あいかわらずニタニタと不敵な笑みをうかべている。

367 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/24(土) 01:27:31 ID:1lN9Lj0M
「はあ・・・まったく、もう」
その緊張感の無いマヌケヅラに、香織の気がぬける。
(この子は、「こういう子」なんだから、私が大人にならなきゃ)
一雄に背を向けて大きく深呼吸し、気持ちを落ち着かせた。
仕切り直すようにパンパンと手を叩いて、
「・・・さっ、お勉強しましょう」
できるかぎりいつもの笑顔で、一雄に向き直った。 

そのとたん、
グローブの様な手が、純白のシャツをドンッと突き上げるその豊かな実りに、食らいついた。
「きゃあっ」
乳房に野太い指がめり込んで、まるでひょうたんの様に歪んだ。
「なっ、なにをするのっ、やめてっ」
一雄はお構い無しに、掌にのしかかるなんともいえない乳房の重みを感じながら、何度も乳房をたわませた。
「グフフッ、おっぱい、きもちいいっ」
その手は力を増してゆき、まるで粘土でもこねるかのように揉みたて、そのくいこむ指がさらに柔肉に深い溝をつくる。
タプンッタプンッと、小ぶりのメロンほどの豊かな乳房が波立つように艶かしく弾み、 
その荒々しい責めに、シャツのボタンは弾け飛び、白い肌が露になった。
「もうっ、いやあっ」
パンッ
香織の細い腕が弧を描いて、一雄の頬を、叩いた。
「もうっ、なによっ!なにするのよっ!」
気丈に叫んだが、その瞳はうっすら潤んで、声はかすかに震えていた。
368 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2005/12/24(土) 01:28:40 ID:1lN9Lj0M
頬を張られた一雄は、ニヤけたままうつむいて何も答えない。 
その様子に香織の怒りが冷めていく。理由はともあれ手をあげてしまった不安と後悔がつのる。
「・・・い・・・痛かった?」
恐々、近寄って声をかける。

バシッ!!

一雄の巨大な掌が、香織を襲った。
首がもげる様な衝撃に、すとんと腰が抜けてその場にへたりこむ。
「・・・か・・・ずお・・・くん・・・」
ジリッ、と一雄が近づく。あの不愉快な微笑みは消えていた。
仁王立ちのまま、呆然とする香織を見下ろし、叫んだ。
「おばさん、おでのこと、好きいった。なら、いっいいんだっ。しっ、してっいいんだっ!!!」
「していいって・・・何を・・・いってるの・・・」
あまりのことに呆然として思考がまとまらない。
頭の上のほうでカチャカチャとベルトを外す音がする。 
なにをするつもりなのか。衝撃で目が眩み、まだ頭がクラクラする。 
ぼやけた視界のなかで、一雄の学生ズボンから、何かがこぼれたのがみえた
毒々しいまでに赤黒く、見たことも無い巨大な「それ」が、鎌首をもたげて香織の前に突きでる。
焦点の定まらない視線が、しだいに一点に集まった。
「ひっ・・・うそでしょ・・・」
その顔に生気はない。
「グフッ グフフフッ おばさんとっ セッ・・セックスッ セックスゥッ!!」
立ちはだかる巨体の影に、香織が飲み込まれていく。

434 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/05(木) 19:06:25 ID:lyg1G1n7
9
「いや・・・こないで・・・お願いだから、正気に戻ってちょうだいっ」
そんな哀願など、もはやとどく訳も無い。
一雄はニタニタ笑い、そのコーラのビンの様な巨大なものを誇らしげに揺すりたてながら、ゆっくり近づいてくる。
香織は逃げだそうにも、迫る恐怖に力がはいらず、無様に床を這いつくばった。
「グフッ、逃がさないもんね」
あっさりと香織の足首を捕まえ吊り上げると、スカートとパンティをいっしょくたに引きむしり、両脚を左右に開いた。

「いやああっ、やめてっ」
「グフッ、おまんこ、み〜っけ」
むっちりとした太ももに頬ずりしながら、食い入るように奥の繁みをみつめた。
「おで知ってる。こっから良が、でっ、出てきた。でもおではチンポいれちゃうっ。グフフッ」
バタバタと暴れまわる足首から、今度は膝の裏側を掴んで、香織の身体をくの字に押し潰すように前かがみになる。
でんぐり返しの格好で、香織の膝が肩口辺りにまで押し付けられ、目の前に一雄の顔が迫る。
そこには香織の知っている一雄はいなかった。ニヤけた顔が、女を犯そうとする愉悦に一層歪んで見えた。

「私は良の母親なのよ。あなたのお友達のお母さんなのよ。わかっているのっ」
「りょっ、りょうばっかり、ずるい。おばさん、おでのものにするっ」
そういって、脈打つ灼熱の肉棒を、剥き出しにされた秘所に擦りつける。
「いっ・・・いやああっ、やめてっ、どうして、こんなことするのよっ、いい子だと思ってたのにっ!」
「グフフッ、しちゃうもんね。良のお母さんと、セックスゥッ!」
そう吼えて、体重もろともたぎる肉塊を突き刺した。


435 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/05(木) 19:08:17 ID:lyg1G1n7
「ぐううっ」
押し潰されたような、悲鳴ともうめきともつかぬ声。 あまりの衝撃に、香織は瞳と口を大きく開いたまま動けない。
「グフ〜ッ、おばさんのおまんこっ、あったけえ〜っ、グフフッ」
肉の愉悦に顔がほころぶ。
「ひっ、くうっ、き・・きつい・・・」
人並みはずれたサイズの肉棒は、さらに秘肉をミシミシと軋ませながら沈んでいく。
男は夫しか知らない香織にとって、その巨大なものをくわえこむことなどできる訳も無く、半分程しか入らなかった。
それでも、その圧倒的な大きさに息もつけず、苦しげに口をパクパクさせている。

「あれ、はいんないや」
「・・・無理よ・・・ああっ・・ぬいて・・お願い・・・」
「やだ。おでのチンポ、もっと突っ込んでやるッ」
「い・・いや・・・ぐうううっっ!!」
ズブッ、ズブッと、まるで杭を打ち込こむかのように、巨大な肉の凶器がめり込み、少しづつ突き刺さってゆく。
「グフッ、はいれ、はいれ〜っ」
女陰の締めつける肉感を味わいながら、面白がって、反動をつける様にリズムよく肉棒を打ち込む。
「ぐっ、くうっ、はああっ!」
香織は苦悶に眉を顰め、ギリギリ歯をかみしばりながら、全身をしとどの脂汗まみれにして揉み絞った。

436 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/05(木) 19:09:40 ID:lyg1G1n7
どのくらい時間がたったのだろうか。
無理矢理突きまわされた女陰は、もう痺れて感覚が無い。
「おばさんのまんこ、きつくてはいんないや」
そういって、ぐいっと腰を高く上げると、ねばっこい糸を引きながら肉棒を引き抜いた。

「うっ、はああっ」
ようやく肉の責めから開放された香織が、ハアッハアッと荒い息をつく。
「もう・・・許して・・・いつもの・・・一雄君に・・・戻って・・・」
ここまでされてもなお、一雄のことを気遣いながら、瞳に涙をためて哀願する。
再び高くもたげられた剛直が、爛れた女陰を狙っているなど知るよしもなく。
「グヒヒッ、一気に全部つっこんでやるッ」
前屈姿勢のまま、これ以上ないくらいに腰を高く上げると、勢いよく振り下ろした。

「ひいっ、ぐうううっ!!」
全身を走る衝撃にビクッと大きくのたうって、頭の中が真っ白になる。
「ヒヒッ、チンポ、全部はいったあっ!」
一雄の腰の動きは一層激しさを増し、その動きにあわせて香織の身体がビクビクッと力無くのたうつ。
まるで糸の切れた操り人形の様に、貫く肉棒に踊らされる。
「グフィッ、で、でるううっ」
一雄がたまらず身を震わせた。
「あ・・・い・・・いや・・・ああっ」
その瞬間、肉棒は香織の中でひときわ激しく暴れ、白濁を噴き上げる。
「ひいっ!いやああっ!!」
香織は、最後の力を振り絞るようにブンブンと首をふりたてる。
「グフフッ、マ、マンコ、中出しィ!」
「ひいっ、いやああっ、や、やめ・・・ひい〜〜ッッ!!」
ドビューッ、ドビュウウッ
圧倒的な白濁が、香織の子宮を焦がす。
「やあ・・・良・・・たすけ・・・て・・」
腹の奥に熱いものを感じながら、意識が闇に落ちていった。

437 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 2006/01/05(木) 19:14:40 ID:sim6oO2m
南雲氏、新年早々の香織貫通、GJです! 今年もよろしく!

これから、香織はそれでも一雄を矯正させようとして、やがて堕ちていくのでしょうか…。
良には、一雄にメロメロになって股を開く香織を見せ付けてあげたいですね。ハァハァ…


503 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/19(木) 05:05:29 ID:+zyAgu3d
10
「グフッ、な、イった?」
香織の耳元で満足げに囁く。
「私は・・・良の母親なのよっ、ああっ、どうしてこんな・・・」
「おで、おばさん好きっ、もっとするっ!」
香織をゴロンッと、仰向けからうつ伏せにひっくり返す。
「もっ、もう、いやああっ」
逃げ出す香織を、足首を掴んで簡単に引き戻し、
「くうっ!」
香織の腰を抱きかかえると、根元まで完全に突き刺した。

まるで犬の様に四つん這いにされ、体位が違うためか、怖いくらいに深く抉られる。
捧げられた供物のようにせり上がった双臀を、一雄はガッチリと鷲掴みにして腰をぶつけてくる。
「ぐうっ、ひっ、やああっ」
激しい突き上げに、身体を支える両腕が崩れて、いつしか肩と頬を床につけるようにつっぷした。

「ひいっ、ふううんっ、あはあんっ」
巨茎が、肉壁をこすりあげつつ深く突き上げ、しりぞいては、また突き上げる。
あれほど苦しんだ巨大な肉棒が、いつしか秘肉になじんでゆく。
(ああ・・・ど、どうして・・・)
貫くものの巨大さが信じられず、それを受け入れている自分の身体も信じられない。
にもかかわらず、突かれる度に、身体の奥がジンッと熱く痺れる。
(そんな・・・そんなことって・・・ああっ、だめえっ)
湧き上がる肉悦を噛み殺し、必死に理性を保とうとする。
苦しみと、認めがたい悦楽との狭間で彷徨う様に、背筋を蛇のように艶かしくのたうたせる。
「グヒィッ、犯してやるっ、良のかあちゃん、オデのものっ!」
「はあっ、だめぇっ、変になるぅっ、あはああっ」
二度目になる、熱いほどばしりの直撃。
汗だくなった女肉が、ぐったりと動かなくなった。

529 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/24(火) 09:01:24 ID:pRXsxAEf
11
「もっ、もっと、もっとするぅ、グフフッ!」 
ぐったりとした香織の尻をバシバシッと平手で叩き、串刺しのまま仰向けにひっくり返すと
腰の辺りを抱きかかえ、そのまま立ち上がった。
「あ・・やあっ、ぐううっ」
自分の体重で、いやおう無く肉棒がさらに深く秘肉を貫く。
「グヘッ え、駅弁って、い、いうんだ」
太い腕でガッチリと腰を押さえ込み、一雄が腰を上に上にと突き上げる。
「くっ、くううっ、やあっ」
香織の両手は、もがく様にバタバタとみっともなく宙を空回りして、すがるように一雄の首にしがみついた。
「グフフッ、そんなに、オデのこと、好き。ぐふふっ」
「ち・・・ちが・・・くうっ、ひいっ」
巻きついた腕は、苦痛と快楽にもがきながら、拳で肩を叩き、整った爪先が広い背中に引っかき傷を走らせ、
「ああっ、ん、んふうっ、どうしてっ、ああんっ」
いつしか、その太い首にしっかりと巻きついて離さなかった。

530 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/24(火) 09:05:42 ID:pRXsxAEf
一雄の一突きごとに、
「ふううっ」
良の母親である自分が――
「あはああっ」
夫の妻である自分が――
「ひいっ、だめぇ、んふんんっ」
怒涛のごとく押し寄せる快楽という波に、飲まれていく。
(ああ、いかされちゃう、良のお友達に、一雄君に犯されて、私、いかされちゃううっ)
「グフィッ、でるっ、でるぞっ」
「ひうっ・・・らめぇ・・・うひぃいいいっ」
遠のく意識のなかで、腹の奥が燃え上がる。
まるで子宮を焼き尽くす様な、途方も無い量の灼熱の白濁。
「ぐうっ、い・・いく・・・いっちゃ・・ああっ、はひいいいっ」
ほどはしる精液の直撃に、香織は背筋をピンッと仰け反らせ、口をパクパクさせ、満足に鳴くこともできず、押し潰されたような短い呻き声をあげるだけだった。
「グフッ、いった!良の母ちゃん、オデのチンポでいったあっ」
まるで子供のようにはしゃぎだす。
「グフウッ、オデのチンポ、おさまんないっ、もっとするぞっ香織ぃっ!」  
「駅弁」状態のまま、一雄は力まかせに香織を上下に揺さぶる。
「もう・・・だめ・・・香織を・・・許して・・・ひいっ」
再び襲い来る剛直の嵐に振りまわされ、その白い肉は悲しげにクネクネと揺れ続けた。

531 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/01/24(火) 09:07:22 ID:pRXsxAEf
「ふうっ、すっかり遅くなっちゃった」
冬もまじかとあって、辺りはすっかり日が暮れている。
誕生日プレゼントでもらった腕時計に目をやると、もう午後7時になろうとしていた。
白い息を吐きながら、帰路を急ぐ。
今日こそは、母さんと二人っきりでのんびりできる。そう思うだけで足取りは軽くなった。

家につくと、恐る恐る大きな玄関のドアを開け、辺りを見回す。
いつものさばっているでっかいスニーカーが無いのを確かめると、ぐっと拳を握ってガッツポーズ。
ときには、夕食にまで顔をだした邪魔者は、もういないのだ。
「ただいまーっ」
安心したら妙に大きな声がでた。 もどかしげに靴を脱いで、真っ直ぐに廊下を駆けていった。

593 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/02/06(月) 11:40:44 ID:g5C4a5w6
12
「母さん、今帰ったよ」
居間では、香織が座布団を二つ折りの枕にして、寝そべっていた。
「もう、だらしない・・・・母さん?」
歩み寄り、足を止めた。
その姿に、いつもの母の面影はなかった。

まるで熱にうなされているかのように、頬を火照らせ、全身にじっとりと寝汗をかき、いつも整った髪は大きく乱れ、汗ばんだ肌に張りついていた。
「はあ・・ふう・・」
半開きの唇からは、その熱を吐き出すように、溜息の様な大きな熱い息がもれていた。
身体から発する蒸気のせいだろうか、甘い匂いがふわっと良の鼻腔を包む。

(母さん、なんて格好なんだよっ)
寝苦しかったのだろうか。 シャツのボタンは胸元が大きくはだけて、そこからのぞける柔らかな谷間が汗で光っていた。
(下着・・・つけてない・・・!)
こっそりと盗み見ることしかできなかった魅惑の乳房が、
今にもシャツからこぼれそうになりながら、香織の息つかいにあわせて震えていた。
594 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/02/06(月) 11:42:18 ID:g5C4a5w6
13
その姿は寝相が悪いといった程度ではない。
行儀や身だしなみには何かとうるさい母の、はじめて見る、乱れた姿。
そこにあるのは、少年の男を刺激する悩ましい女の身体だった。

静かに香織に近づく。荒い息が良の頬を撫でるほどに。
「ん、んあ・・・」
香織は、苦しげに大きな息をついた。

始めて見る母の表情は、疲れ果て苦しそうで弱々しくすらみえた。その寝顔に――
(・・・母さん・・・)

女を、感じた。

自分の下半身が硬直していくのがわかる。
こんなことはいけないと思いつつも、もう母から視線を外すことなど、できやしなかった。


834 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/03/23(木) 21:45:02 ID:4hIBXXAQ
13
テストもまじかとあって塾も長引き、良が帰宅したころには夜の七時になろうとしていた。
玄関には先客の大きなスニーカーがのさばっていた。
約束の時間を過ぎているというのに、香織は今だ一雄との授業中らしく、出迎えはなかった。
良はふうっとひとつ息をついて、そのスニーカーの隣に靴を脱いだ。
以前なら腹も立ったが、今はむしろほっとしている。
それは安堵の溜息だった。

あの日以来、自分の中で何かが変わってしまった。
母を見るたびに、あの日の母の寝姿が思い浮かぶようになった。

母さんのことが好きだ。
自分でも子供っぽいと思うが、中学生になった今でも、幼い頃のようにあの大きくて柔らかな胸に顔を埋めて甘えたいと、いつも思っている。
でもその想いは、以前のものとは違う。

(母さんを・・・いやらしい目でみている・・・)
母の何気ない仕草を追廻し、豊かに弾む乳房を、艶かしく揺れるヒップを盗み見る。
まるでグラビアアイドルやAV女優をみるかのよう。
(母さんなんだぞ・・・だいたい、気づかれたらどうする気だ・・・)
自分で自分が嫌になる。
実の母親に興奮するなんて、本当にどうかしてしまったのかもしれない。
あの日、もうひとつの母の姿をみてしまってから――

835 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/03/23(木) 21:51:39 ID:4hIBXXAQ

「ただいま」
障子の向こう側で、廊下が軋む音と共に、か細い声が聞こえた。
「良?」
香織がおかえりと返事をする前に、その足音は遠ざかっていった。

最近、良の様子がおかしい。
約束なら、もう一雄との授業は終わっていなければならない。以前ならまるで邪魔をするように、居間にやって来たのに。
それだけではない。一雄がいないときですら、良は香織によそよそしくなった。まるで香織を避けるかのように。
(もしかして・・・ううん、そんなことは・・・)
不安が過ぎる。もしや・・・とそう思うだけでも、香織は血の気が引く思いだ。

「あッ・・・」
隣に座る一雄の大きな手が、無遠慮に香織の尻を撫でまわした。
「ブヒヒッ、でっけ〜おしりッ」
「だめよッ、良が帰ってきているのよ!」
小声だが厳しさのこもった声で一喝した。
「おしりッ、おしりッ、おばさんのおしりッ、グフフッ」
一雄はお構い無しにグローブのような大きな手で、力まかせに尻肉に指を食い込ませた。
「あんッ、お尻、にぎっちゃいやァッ」
以前なら子供の悪戯と受け流していたが、今は明らかに欲情した男の愛撫に変わっていた。


あの日以来、二人の関係は一変した。
良から引きうけた手前、放課後の個人授業を辞めるともいいだせず、事実を誰かに打ち明けることもできず、
ただ、一雄の性の慰めものになる日々が続いていた。
あれから何度犯されただろう。個人授業のある日は毎日といってもいいくらい。
もちろん思い切って誰かに助けを求めることも考えた。しかし言える訳がない。
元教師の母親が、息子の同級生の知的障害者にレイプされたなど。
言ったとしても、責任は大人である香織に降りかかってくる。
そして、誰より傷つくのは良なのだから。

885 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/04/05(水) 14:35:37 ID:E+ue1IYD
14
香織の想いをよそに、一雄の指の動きはさらに大胆になっていった。
「もうやめてッ!さっき二回もしたじゃない」
「だって、おくちとパイズリしかしてないもーん。おまんこ、まだだもーん」
そういうと、向かい合って左腕で香織を抱きしめ、背後に廻した右手で好き放題に尻を弄る。
「だめよッ、約束したでしょ。良が帰るまでだってッ!」
「だってしたいんだも〜ん」
まさぐる太い指が、厚く柔らかな双臀の割れ目にくいこんだ。
「ひッ・・・はあッ」
指が尻の溝に沿って前後に這いまわり、とうとうスカートの中に入り込んで、秘所を捉えた。
「やあッ、だめよゥ、ああんッ そこは、だめなの・・・!」
「グフッ、濡れてる」
「ち・・・違うわッ、そんなことないッ!ああんッ、指、いれちゃいやァ・・・」
「グ、グチョグチョだあ。グフフッ、こっちはどーかな?」
女淫の蜜を指に絡めて、肛門に押し付ける。
「ひゃあッ、やめて、そんなところッ」
「おまんこだめなら、お尻の穴にしちゃうもん。グフフフッ」
「だめェ、あんッだめよゥ。ふうんッ、お尻いじっちゃ、いやぁんッ」
窄まりに侵入しようと蠢く指にあわせて、クネクネと双臀をくねらせて身悶えする。
(お尻の穴弄られると・・・変な感じなの・・・良が・・・帰ってきてるのに・・・だめ・・・はぁんッ)
「グフフッ、おまんこよりお尻のほうが好きか?それッ、うりうりィッ!!」
不意に、野太い人差し指が勢いよくめり込んだ。

886 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/04/05(水) 14:38:31 ID:E+ue1IYD
「ひいいいィッ あはあッ、お尻、だめェ!」
身を仰け反らして逃げようにも突き刺さる指に容赦はなく、一雄は嬉しそうにいやらしく笑いながら
しっかりと腰の辺りを抱きしめて、人差し指をグリグリと回転させた。
「グフッ、おばさんのケツの穴、あったけ〜。グヒヒッ」
その太い指を根元まで沈めると、今度は香織の熱い尻の奥を意地悪く指を曲げて引っ掻き回す。
香織はビクビクッと背筋を震わせて、
「ひいッ、そんなッ、くううッ、はあああんッッ!!」
クテッと崩れるように、一雄の厚い胸にもたれかかった。
「いったあッ!! グフフッ、おばさんお尻の穴でいったあッ!!グフフフッ!!」
嬉しそうに、かすかに震える香織の双臀をバシンッバシンッと面白がってひっぱたいて、子供のようにはしゃぎだす。
「お願い・・・大きな声・・・ださないで。あの子に・・・気づかれちゃう・・・」
「グフフッ、今度はおまんこだよ」
胸に抱いた香織の耳元で囁いて、覆いかぶさるように香織を押し倒した。

887 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/04/05(水) 14:39:30 ID:E+ue1IYD
「母さん」
突然、障子の向こう側で声がした。
「ひッ、りょ・・・良ッ!」
香織が悲鳴にも似た声を上げて振り返ると、障子越しに人影がみえた。
突然のことにさすがの一雄も驚いて、慌てて香織から離れる。
「・・・母さん?」
「あ・・・なんでもないのよ。な、なあに、良」
なんとか冷静を装って答えた。
「先にお風呂、はいるね」
「そう、わ・・・わかったわ」
「りょ、良。オデ、おばさんと勉強がんばるッ グフフッ」
「・・・うん。頑張れよ」
そういって、良は立ち去っていった。


(よかった・・・)
わずか数十秒の出来事というのに、香織の額にはじっとりと汗が滲んでいた。
そして、ふと我に返る。
(私ったら、あの子がいるっていうのに・・・バカね・・・なんて情けない・・・)
どうしてこんなに弱くなってしまったのだろう。一番変わってしまったのは香織自身かもしれない。
「グヘッ、あ、危なかった」
再び、一雄が香織を押し倒す。
「りょ、良、風呂いった。はやく、おまんこするゥ」
「だめよ。もうおしまい。帰って頂戴ッ!」
覆いかぶさる一雄を、両手を突き出して必死に押さえる。
「いいのかな〜。も、もたもたしてると、また、良がき、きちゃうよ」
意地悪く耳元で囁き、下半身のいきりたったモノを擦り付けだした。
「いい加減に・・・ああ・・・どうして・・・」
腹部に感じるその熱く硬く大きなモノに、香織の気持ちが乱れた。

888 名前: 南雲 [sage] 投稿日: 2006/04/05(水) 14:40:38 ID:E+ue1IYD
ドクンッドクンッ・・・
衣服越しでもわかるほどの肉棒の脈に誘われるように、香織の胸の鼓動も高まっていく。
(2回もしたのに・・・ああ・・・すごい・・・子供のくせに・・・)
一雄がこうなっては精を吐き出さない限り収まらないのは、嫌というほど経験してきた。
(どうせされてしまうなら・・・それなら、気づかれる前に・・・いっそ・・・)
(ああ・・・良、ごめんね・・・仕方がないの。あなたに気づかれたくないの。傷つけたくないのよ・・・)
心で息子に詫びて、改めて自分に言い聞かせる。これは仕方のないこと。けっして自分の意思などではないのだと。
「す・・するのなら・・・早く済ませて・・・」
その言葉に、一雄はうわ〜いと子供のように大げさに飛び跳ねて喜ぶと、立ち上がって学生ズボンとパンツを脱ぎ捨てた。
「ああ・・・すごい・・・」
ボロンッとこぼれ出たそれに、香織はおもわず感嘆の声を漏らした。
露になった肉棒は、天を突き上げんばかりにいきり立ち、血管が浮きたつほど熱くたぎって、ムワッと湯気に包まれるように男の臭いを漂わせた。
(これで・・・この・・・おっきいので・・・犯されるのね・・・)
一雄はこれ見よがしに肉棒を揺すりたてる。
困惑しつつも、香織は視線を逸らすことができず、呆然と見入っていた。
身体のちからがはいらない。こみ上げる身震いを押さえることもできない。
どうしてだろう。これは恐怖なのか、それとも・・・自分でも分らなくなってきた。
再び、一雄が香織にのしかかる。
抗おうと突き出したその腕は、あっさりとちからなく崩れる。
「あ・・・いや・・・」
一雄は香織を畳の上に仰向けに押し倒し、両脚を真上に抱え上げ大きく開いた。
(ああ・・・犯されちゃう・・・良が帰ってきているのに・・・私・・・犯されちゃうんだ・・・)
香織は何かを諦めたように、ゆっくりと瞳を閉じた。

TOP
inserted by FC2 system